ブログ開設してもう一年・・

早いもので無料ブログがあると息子に聞いて２００６年３月４日ドミンゴブログを

開設した。

いま、過去に書いた記事を振り返って見ると当時の私の気持ちが蘇えってくる。

バカなことを書いているが若しこれを書いていなかったら当時の私の心の揺らぎが

解らなかったと思う。

公開の日記である。書いた記事は３６５編を超え一年間の日記となった。温故知新

かもしれない。息子の卒業式でマイアミに一人で訪問し持ち帰ったマンゴーの種、

今年で４回目の日本の冬を乗り切っている。

女房のマンションのベランダで頭からビニール袋をかぶり今年の冬を乗り切った。

ものを言わない植物に私は神経を注ぐ、植物と会話している。農家に育った私には

植物との会話ができる能力が備わったようだ。

祖父や祖母や両親がやっていたことを学んだだけであろう。

私は実のなる植物に固執している。収穫の楽しみがあるからである。那須では桃、

プラム、葡萄、栗、リンゴ、梅の木を植えている。他にも山茶花の木や色々な草花

も植えている。これらの植物は私の心を癒してくれる。

女房の家のベランダには葡萄の木、びっくりグミの木、甘柿の木、カボスの木、ブ

ラックベリーの木、金木犀の木、ハーブの苗など所狭しと植えている。

これらの植物は季節ごとに我々を癒してくれる。

ベランダにはテーブルと椅子があり、訪問してきた人々もここで過ごし気に入って

くれている。

アメリカからやってくる娘夫婦や家族、友人達はお気に入りの場所でもある。

去年、那須の研修所にも行った。川遊び、スイカ割り、花火、温泉、山歩き、ＢＢ

Ｑなど楽しんだようだ。私は仕事があって行けなかったが日本の良さを知ったよう

だ。小さい家族だが私は皆んなを幸せにしたいと思う。

そして家族のみならず仕事を通じて社会貢献したい。世界中の人々が幸せになるこ

とを夢見ている。

ブログを開設一周年、恥もなく書いてきた自分を曝け出した。有難うございますと

皆さんにお礼を申し上げたい。

これにて一件落着！

遠山の金さんの映画、必ず悪（わる）と被害者の弱者が主役である。

悪は弱者をいじめ食い物にする。市井に出た金さんは弱者の味方である。今日の麻

布縄張りの抗争の影響で警戒が厳しい。怪しい組織の事務所の前に装甲車のような

警察の車が攻撃を心配してかガードを固めている。

市民の安全を確保するための大義名分である。私から見える様子は悪の親分を守っ

ているとしか見えない。悪のボデーガードが警察とは情けない。

この様子を見た遠山の金さんはどう思うだろうか？

悪事がばれて悪者が一網打尽、白砂に引き出され裁判が始まる。悪者は言いがかり

で我々は悪いことをしていない。そんなに疑うなら証拠を出せと金さんに迫る。

ここで金さんの一言「この桜吹雪は全てお見み透しだい。いさぎぎよく観念しろ

～」と片肌を脱ぎ刺青を曝す。

悪者はこれに言い訳できなく「ははっ・・」と脱帽する。そして悪の度合いによっ

て裁判結果が告げられる。

遠山金四郎は「これで一件落着！」と告げて退場する。

この映画が庶民に受けるのはいつの時代も悪が栄えるからである。

庶民感覚から遠く離れた世界には金さんは存在しない。金さんの役割は司法であ

る。刑事裁判で被告の親族は悪の主張に耳を傾けて裁判の結果を出す司法（金さ

ん）がいないことに気づき被害者の声も聞いて貰えと言って刑事裁判の仕組みが変

った。現在の犯罪は複雑極まり、遠山の金さんが判断した一件落着の世界が遠くな

った。透明性が低くなり悪事がばれなきゃ何でも有りの世界はいつか滅びるだろ

う。日本は先進国の中で透明性は２４位、つまり不透明な国であるとドイツの格付

け会社が評価していた。評価基準は明らかでないが、さも有りなんと思う。

２０年前フランスに行った時フランス人に「日本の首相はどんな手続きで選ばれる

のか？」との質問「私も解らない。」と答えたら苦笑いされた。このときの有名人

は二人の宮沢さんであった。サンタフェの宮沢さんが人気であった。言葉は要らな

い。目が世界の人々のコミニュケーションである。これを紹介した私は本当に恥ず

かしかった。日本人のパパラッチになったように思う。

今思い出しても冷や汗一升、これ以来ヨーロッパに行く時は言葉に注意している。

発した言葉は消すことができない。このブログで書いている一字一句は私の言葉で

ある。足しもせず引きもせず、山崎モルトに徹したい。誤解をされても良い。誤解

をしたのは貴方方である。「これにて一件落着！」金さん、銀さん、ドミンゴさん

１００歳、１００歳！死ぬまで生きるだろう。