ドミンゴ(土民子)のわくわくランド

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トラップ一家の歴史

2007-02-06 | Weblog
サウンド・オブ・ミージックの映画に私は感動した。

第二次世界大戦のヨーロッパ、オーストリアの貴族トラップ一家の物語である。

映画ではナチスドイツの追求から国境を超えて逃げ延びて一家が生き残るシーンで

終っている。

その後、この一家がどうしたのか後日談を知りたいものだ思っていたが思い掛けな

く知ることができた。

一家は1938年アメリカに移住していた。文化も言葉も異なる世界に移住し、生

活のために歌を歌い苦難の道を歩いていた。1945年一家は市民権を得るために

長男と次男が軍隊に入隊、ヨーロッパ戦線に派遣されたと言う。

ヨーロッパに送られた長男と次男はナチス・ドイツと戦うためと家族の市民権を得

るためにアメリカの市民として戦ったと言う。この実績によって1948年一家は

アメリカ国民としての市民権を得たと言う。

これに先立ち、一家はバーモント州に家と土地を借金で購入し、自給自足の生活を

していたようであるが今では、1965年のサウンド・オブ・ミュージックのトラ

ップ一家のミュージカルで有名になり、バーモント州のこの地が有名になり、トラ

ップファミリーロッジとして運営され世界から観光客が来て三男が支配人を勤めて

いるという。次女と三女は92と93歳で今もアメリカで元気に暮らしている。

アメリカに家族を連れてきた父親のゲオルクさんは1947年67歳でなくなり、

母親は82歳まで生きたようである。

残された子供達10人は、医者や農場経営や普通のアメリカ人として生活している

らしい。

トラップ夫婦は子供達に幸せのリボンを送ったようだ。

我々夫婦も二人の子供を授かった。この子供達に将来力強く生きていく知恵を授け

る役割を担っているのではないかと思う。我々の生き方が教本になるのではないか

と思う。お互い聖人君子ではない。しかし、お互いを思いやることが子供に対する

遺言ではないかと思うこの頃である。

今日も早く休もうと思っていたが気がついたらこんな時間になっていた。