ドミンゴ(土民子)のわくわくランド

自分が感じた面白い、かつ、怒りの話題を提供します。
みなさんのコメントをお待ちしています。

旅の味・・その2

2007-08-26 | Weblog
昨日は旅の味、国内編のダイジェスト版を紹介しました。今回その2では私が訪問した海外の国々の味を紹介します。

訪問した海外の国々の名称を列記してみたい。アジアでは韓国、中国、香港、インドネシア、タイ、フィリピン。南北大陸はメキシコ、アメリカ、カナダ。ヨーロッパではオランダ、イギリス、フランス、ドイツ、オーストリア、イタリア、バチカンである。いづれも海外出張で短期滞在であるが中身の濃い時を過ごした。

私の食の原点は庶民が食べているお店の探訪でホテルでの高い食事は極力避けて庶民の台所(市場)の観察と屋台での買い食いである。好き嫌いはないので何でも食べた。特に団体旅行は嫌いで市場に一人で出かけることが多かった。

さて、韓国は何回も訪問し、マッカリを飲みながら韓国料理の90%は食べたと自負している。あえてご紹介を省くがサンチュに辛し味噌をつけにんにくを巻き込んで食べる焼肉や刺身は絶品である。また、鶏肉の腹に漢方薬やもち米を詰め込んでゆっくり煮込んだサンゲタンは好きな料理の5本指に入る。値段も安く医食同源のチャンピオンである。マイナス10℃のソウルの冬には体の芯から暖まり風知らずと相成る。宮廷料理のフルコースも味わった。庶民の私にとっては美味しいが何か物足りない。南大門や東大門のオムニパワー色々な食材はつまみ食い。一通り歩くと満腹である。キムチは定番60種類のキムチを全て食した。
一番好きな食べ物である。

中国の大連ではあまり食の記憶がない。中華料理は定番で漢民族のところで食べたので韓国料理と同じかな?香港では中国料理美味しかった。アヒルの皮は絶品肉は食べさせてもらえない。下働きの人達の胃袋行きかも・・・

インドネシアとタイは同じ食文化スパイスの効いた料理は最高である。タイではかぶとガニ(日本では天然記念物)一匹を食べたが泥臭く閉口した。イギリス人のスチュワートに薦めたら旨い旨いと全部食べた。彼の味覚に驚き桃の木山椒の木こいつは悪食だと思った。彼とは7年間一緒にISOの審査チームを組んだ。
タイのバンコックの街中に泥棒市場がある。人以外なんでも売っている。
混雑の中一人で歩いていても危険は感じない。何故と言うと私はタイ人の服装に着替えてサンダルで歩いている。同国人に感知変えされる。フィリピンでも同じである。タイの飯はもち米のようだ。手で丸めて口に放りこむ。けっこう美味しい。一度だけ生水に当りゲーリークーパーそれ以来生水と氷は避けている。

インドネシアのバリ島ではヤシガニと焼き飯、ビーフンが美味しかった。ヤシガニは安く一人一匹ずつ食べた。南国フルーツも目が離せない。タイのトムヤムクンはあきが来ない。東京でもインスタントを売っている。食欲のないときはどうぞ召し上がれ。

メキシコはテキーラ飲んでから息を吐きマッチで火をつけるとファイアと相成る。大げさである。ナムに焼肉を包みガツガツ食べてテキーラでカンペイ。標高が高いので日本人は意識がはっきりしていても千鳥足、ホテルに帰って意識不明、夜中になるとシティのマヒィアの縄張り争い、ピストル音が響き渡る。興奮するで・・・
九州地区の暴力団も参加させたらいかがでしょうか?お土産にはヒスイや革製品すぐ痛むので手を出さないこと。アメリカは人種の坩堝、街中のレストランでは安く美味しい各国料理が味わえるで~ペルー料理も美味しい。なるべく汚いお店は味美しである。
BSEが怖くて牛肉が食えるか?草鞋のようなレアーステークも美味しいで!手で掴みかぶり付く手拭がペーパーーがテーブルの上に山ほどコーラはお変わり自由満腹で満足、残ったパンや肉はドギーバックのテイクアウト、赤い髪の二本足への犬にお土産となる。

カナダ、ナイアガラの滝落下する水に地面が揺れる。一番大きいステーキを頼んだが半分でギブアップした。残った肉をテイクアウトしたが次の朝は硬くて喰えない。ゴミ箱の餌になった。注文する時は胃に電話すること。欲張りは銭失い。

イタリアでは魚介類パスタは美味しく絶品、ワインも安く旨い。隣の席では相撲取りの体格おじさん喋りながら次々と山ほどパスタ口に放り込む。あの技は神を超えた尊敬の眼差し唖然とした。今頃は天国でパスタ三昧であろう。夜の中央駅は泥棒の集まり逃げ足の遅い人は「君子危うき近寄らず」、オランダで酢漬けニシンを発見一人で5匹を平ら上げた。旨かったベゴ負けた?ドイツはソウセイジとビールがソーセイジ定番何もいうな!オーストリアのチロル地方、サンウンド オブ ミージックの風景そのまま、鹿肉のフルコースを昼食にいただき心も胃袋も大満足であった。

フランスも面白い。美術館めぐりはとても楽しい。写真はご法度である。夜のムーランルージュ舞台に本物の馬に跨った騎士が登場ドギモを抜く。日本で旅行代理店に頼むとお一人1万2000円、現地の知り合いに頼んだら5000円である。これ入場券のみあるよ!良い席を確保するため私はせきに案内する男に5000円のチップを渡した。2階の最前列、キンキンに冷えたシャンパンに少しのつまみ、一階は日本人の団体さん、埃まみれで高い食事コース一人当たり2万円位知らないとぼられる。パリでは生がきを鱈腹頂いた。ワインにぴったりあった。一日は凱旋門やエッフェル塔の公園探索、脊むし男で有名なノートルダム寺院の見学、日本人の団体さん説明者の一番先で説明を聞きながら成る程と聞いて歩いていた。一緒に言った二人の男はお金も払っていないと遠慮して後ろのほうを歩いている。突然「前の人我々の仲間でないわよ!」女性の声、これに反論私がひとりで見ていたら貴方方が私を巻き込んでいる。フランス語は解るので迷惑していると強弁したらおとなしくなった。口は重宝である。
パリ市内は公衆トイレはない。あっても有料である。お金の節約のためカフェに入ってトイレを使う。一緒にいつった仲間二人にも搾り出せとアドバイスしたら出ないが大丈夫と言う。突然消防車がサイレンを鳴らしてカフェに近づいてきた。野次馬根性の私はダットの如く町に繰り出した。窓から煙が出ているがボヤ程度残念無念、残った二人は不安そうに待っていた。よしエッフェル塔公園の散歩に出かけた。突然連れが小便出たいという。近くの売り子さんに聞いたらフランス語解るわけないだろう!「もれそう、もれそう」と悲鳴、だからいつたではないか?公園の立ち木で隠れてして来い。つかまったらどうするというので「アイアム ドックワンワンと言え」と知恵をさづけたがそれでもいかない。こっちに来いと引っ張り出して立ち小便のやり方を教えた。今頃あの木はドミンゴの強烈個性の犠牲で枯れてしまっているであろう。
ところでパリ市内紳士淑女が歩道を歩く時紳士は淑女を建物の近く紳士は歩道側を歩く理由がわかりますか?
答えパリは1800年代から下水道が発達し、石造りの部屋にはトイレがなかった。一晩家族が処理した大小便は窓から歩道にぶちまけていた。この肥やしから淑女を守るため紳士は肥やしのリスクを背負っていたらしい。これはフランス人に聞いたこと確からしい。こうして些細なことに疑問を持ち解決するのも旅の醍醐味であろう。不思議なことにパリ市内では犬をペットとして連れて歩くがケンカや犬のホオ声は聞かない。何故だろう。すれ違う犬同士はお互い人間であると躾けられているようだ。だからお互いを無視しているようだ。とドミンゴの推測、行く機会があったら観察してみてください。歩道や側溝には犬の糞が沢山散らばっている。これを避けるためにフランス人はステップを踏むのが上手かも・・・・・?
中にはホカホカの糞を踏んでしまうドジも見かける。表情を見ると今日一日厄日の顔をしている。毎朝ブラシの着いた清掃車が走り回っている。植民地から移住してきた人たちが安い給料でパリ市内の保全・清掃を支えている。暗い歴史も思い出す。

旅は男のロマン、男はいつまでも子供のようだ。私は子供のままに成長していない。記述に間違いがあったらコメント下され!食事制限は誰にも食通の物語を書かせるようだ。また、いかに贅沢してきたのかの反省もある。でも旨いものは旨いこれが定説です。

その国に住めるかどうかの判断の一番の要素は食事であろう。私はどこでも住めるような気がする。人以外は何でも食べる。陰口では人も喰ってるよなぁ~~~
コラ~~~~なんてことをいうか!怒!!今日は安息日ゆったりと過ごしてください。



最新の画像もっと見る