ドミンゴ(土民子)のわくわくランド

自分が感じた面白い、かつ、怒りの話題を提供します。
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CP使用環境の制限

2007-08-23 | Weblog
今月一杯、CPの使用環境の制限を受けて発信できなかった。その分普段じっくり読みたい本を何冊も読んだ。
人は何かに追われていると本当に大事なことを忘れているような気がした。散漫にあれもこれもでなく一つのことを極めるとその極めた道を軸として応用が利いてくるように思う。
深夜のNHKで世界でも有名な安藤建築士のお話を聞いて成る程と思ったことがある。一般的に建築とは自然と対極の活動であるが安藤氏の脳裏には自然との調和と植林をしてなるべく自然を失わず、むしろ住む人々を巻き込んだ環境整備に力を尽くしていた。
安藤氏へ建築を依頼する人は忍耐が必要である。自分の考えと思想を十分理解して貰うために4年間も設計の変更や修正を行い家族的なお付き合いできなければ成功しないとの信念が貫いている。職人冥利に尽きると思うが商売的な視点から見ると下手であると見えなくもない。しかし、自分が滅したあとも残る建築物後指を指されたくないとの思いがあるように感じた。学歴もなく現場で学んだ技術と感性は建築学を超えた世界を独自に造り上げたように思う。
彼はこの感性は70才まで持続したいと目標を語っていた。
果たして自分はこれまでの境地にたどり着く努力をしたか反省をしてみると全てが中途半端な仕事しかやってこなかったと冷や汗を掻いてしまった。

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