ドミンゴ(土民子)のわくわくランド

自分が感じた面白い、かつ、怒りの話題を提供します。
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経営方針・・・

2006-07-20 | Weblog
どんな会社であっても 経営者は社員が向かうべき 方向を示す必要がある

この方向を示すのは 経営者の重要な仕事である。

経営方針、品質方針、社是、経営理念など 様々な言い方はあるが・・・・

方向性を示さない 組織は羅針盤のない船のようなもので 乗組員は何処に向かう

のか不安になる。

しかし、方向を示しても これを理解せず 勝手な振る舞いをする船員もいる。

自分の仕事はコンサルタントであり、業種業態の異なる企業を多く指導した。

これらの顧客から 多くを学んだ!

最近、お付き合いしている会社の「経営方針」をご紹介したい。

1. 製造・営業技術、品質をとことん追求して 安全・安心・低価格を達成し

   お客様の信頼を得るよう努める。

2. 明るく儲ける会社になるために 汗をだし・足をつかい・知恵を出して全員

   で達成する。

   できない人は静かに去ろう。

3. 永遠に存続し、社会に貢献できる会社になろう。

   そして、幸せになりましょう。

2001年新しい会社を立ち上げるときに 全社員に向かって宣言したと言う。

設立して3年間は不良品の生産の連続 大赤字であったらしいが この間改善・改

良の連続と社員教育を徹底してきて、4年目から黒字になり、売り上げも増大し利

益も上がってきたと話してくれた。

「石の上にも 3年・・」経営の羅針盤を頼りに 経営者と社員が一体となり、取

り組んできた結果、ようやく花が咲き出したようだ!

社長は多く語らないが 社長と苦労を一緒にしてきた工場長やスタッフは 社長を

捨てて逃げることはできなかったと告白していた。

本当に毎日 朝8時に出勤し 帰るのは次の日の2時、3時の連続だったらしい。

並大抵の苦労でない。 

この人たち言う「あの時のことを考えたら 今の仕事は極楽である」と・・・

苦労をともに経験した者は 信頼という絆によって結びつく。

この絆は一生の宝となろう。