ドミンゴ(土民子)のわくわくランド

自分が感じた面白い、かつ、怒りの話題を提供します。
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出戻りを許容する・・・

2006-07-21 | Weblog
S社では 出戻りの社員を再雇用すると言う。

血気盛んな人は現状に満足せず 飛び出していくようだ。

しかし、ないものねだり 飛び出したはいいが 再就職先にも自分の願うものはな

い。不平・不満を言っているうちに 嫌われる。

本人は自分が正しいと思っているから 始末が悪い。

うぢうち゛しているうちに あいつは必要ないと再雇用先に思われ、居場所がなく

なる。

そうしているうちに 飛び出した先の会社が 恋しくなる。

バカなことをしたと反省し、飛び出した先の会社に頭を下げて 再雇用をお願いに

行くようだ!

懐の大きい会社は 本人は世間の冷たさを学び反省したと考え、再雇用、つまり

出戻り雇用をするという。

再雇用された人は 感激し その後は会社のために懸命に尽くすようだ。

しかし、待てよ! こんな人は 安定してくると感謝の念を忘れ、元に戻る。

日本の伝統や文化は 主君に一生仕えて奉公する2000年の年月がある。

敗戦後 60数年アメリカの文化にかぶれて、上辺の自由を唱えても 借り物エセ

文化である。根ずくわけがない。

浮き草のように 時の流れに身を任すことほど 危ういことはない。

コツコツやっていれば 出戻り社員やフリーターと呼ばれず 会社の同僚や社会

から信用を得ることができる。

私は希望を持って 組織を離れ独立したが 社会の信用を得るのに10年もかかっ

た。この信用は 当社の財産である。

男一旦決意したら 死ぬ気で働らかなけりゃ 社会から認められない。

どこかの組織に依存して飯を喰うなど 噴飯者であろう。

私は 出戻りは許さない!

三国志にこれを教えた 物語がある。一度裏切った者は同じことを繰り返す!と

日本の社会も アメリカ一辺倒 危うさを感じるのは 私だけだろうか?