今回の6D参加は、見合わせようか?と思っていた。しかし、JE2SDE局からの誘いがあり準備を始めた。
ところが、最近は車での移動運用をサッパリしてなくて・・山岳移動用のセットばかりで、移動用ポールも
手元に置いてない(貸倉庫の中)
ま、色々考えると山岳移動が一番早くて楽と考えた。しかし、準備不足だった。
当日の7月2日(土)に早起きして、バッテリーの充電、ケーブルの動作確認、自作Hヘンテナの給電位置の確認を
行い準備が終わったのは11時半だった。
今回は、「コンテスト規約」の
『(3) コンテスト参加の目的で常置場所を離れ移動運用する局かつシングルオペに
限り、運用開始時のマルチプライヤー内の運用場所変更を認める。』
を最大限に利用することにした。
初日は、地上である程度の局数を稼いで、3日の早朝に山岳移動を行うという計画とした。
→夏の丹沢は、「ヒルの出現」と「暑さ」のせいで、極端に人が減るので迷惑をかけない。
(一日いて通り過ぎて行ったのは2人だった!!丹沢と関東平野を眺めながら
のコンテストは、本当に静かで素晴らしい時間)
21:00コンテスト開始!
初めてコンテストでビームアンテナを使うので、最初は呼びまわりから開始。
結局CQを出すことはなかった。
最初に使用したのは、Hヘンテナ8エレだ。ここから先端の2エレを外せば6エレに変身する。
実は、12Vバッテリーで運用したのだけど・・22:30分には電池切れ。
充電してなかったからな。それでもFT857は、活躍した。
翌日は、標高660mへ移動だ。たどり着いたのは、6:30。
それから慌てて準備して7:00に運用を開始した。
ここで使用したのは、FT817と6エレHヘンテナだ。(出力変更も規定内で問題なし)
【8エレの先端2本を取り去った】
アンテナは、北東へ向けて運用を始めた。で、呼ばれるとアンテナ方向を動かした。
東向きが一番呼ばれるので、そこに固定した。
東京、埼玉南部、千葉はビーム内だが、茨城、群馬??と思った。しかし、バックが丹沢山塊に向いて
いるせいか、反射で16からもソコソコ呼ばれた。
アンテナのサイドになる神奈川西部への飛びは、相当悪くなるなと思った。
これまでコーリニア一本でコンテストに参加していたが、ビームアンテナの威力を知った。
52の信号もビームを向けると59+まで振ることも多かった。
予想以上に交信数を積み上げた。局数だけは入賞レベル?
最終的な交信数をまとめると下記の通り。
参考までに同じ430MHzの関東UHFの結果を表記した。
まとめ
・QRP局との交信数17.5%は、かなり大きいのでは?
→ここが局数を稼いだか?
・アンテナの違いが顕著に出ている。
→コーリニアは、関東各県と平均的に交信出来ている
→ビームアンテナは、当然だけどビームの向いている県と多く交信出来ている。
(良いのか悪いのか?)
→今後は2つのアンテナを併用するかなぁ?が、使い分けは難しい。
私も過去のコンテストでマルチアンテナ参加しました。ランの時は無指向性主体、呼びまわりでビーム主体に使いました。同じランでもスタートは無指向性、中盤以降はマルチの欲しい方向へビーム向けてランしたりしました。
但し設備がかさみ準備などが大変です。
最近はお手軽、パーシャル参加しかしないのであの頃が懐かしいです。
>マルチアンテナはコンテストの強い武器になります。
全くその通りですね。当時の運用方法はよく理解しています。
昔は戦っても負けてばかり今は山に登ってそれをカバーしています!!