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ありがとうって伝えたくって

「同軸コリニアアンテナ研究会」でgoogle検索するとHPをご覧いただけます。研究成果がまとめてあります。

木曽駒ヶ岳移動運用 9月16日

2012年09月18日 04時56分48秒 | 山移動

木曽駒ヶ岳でHヘンテナを実践投入した。この辺りは、岩も多くステーは、それに縛りつけて確保した。

写真を見て分かる通り、見かけは4エレ八木で給電方法は、まさにヘンテナそのものだ。リフレクターとラジエータから給電している。

給電部付近から垂れている同軸は、コーリニアアンテナだ。なんと、コーリニア用の釣り竿を忘れてしまった。

運用場所は、木曽駒ヶ岳から東へ降った尾根。駒ヶ岳へのメインストリートから外れた場所、人通りも少なくのどかだ。標高は、2900mでアンテナは1エリア方向へ向けた。

実は、1エリアは南アルプスの向こう側で見通し外だ。果たして6mQRPで届くのか?少し不安がよぎった。

10時頃までは、360度展望が出来る素晴らしい天気だったけど、10時過ぎるとガスに覆われたり、雨がパラついたりしていた。

実は、運用を始めようと思ったら電源が入らず。電圧計で確かめると、電池から出力が無い。満充電してきたのに。

そこで、電池を分解すると中が断線していた。常備の半田コテで仕方なく、安全回路をスルーして電源を供給し交信した。

1エリアは、南アルプスと富士山の向こう側だ。

朝は、展望も良く、御嶽山、乗鞍、槍・穂高連峰が見えていた。

まさに天空に聳えるアンテナだ。

ブーム長 3.3m、幅3mのアンテナは、一般人には巨大に見えるようで、すぐ脇の登山道を通る人に何度も聞かれた。

「何をやっているのか?」「これは何ですか?」「どうやって持ってきた?」

 

 運用バンド:50MHz 4エレHヘンテナ

リグ、出力:FT817,5W

交信局数:21局

交信地域:兵庫、神奈川、東京、群馬、千葉、福島、長野、岐阜

移動地:上伊那郡宮田村 木曽駒ヶ岳の尾根(2900m)

感想:

  • Hヘンテナは、想定した性能を発揮した模様。
  • 1エリアを呼んでいて、3エリアからも声がかかる。FB比は、10db程度だからな。
  • 1エリア、3エリアQRP局から声がかかる。すごいことだ。どれだけ相手の耳が良い??
  • 3エリアビームで59で聞こえてきた、三浦市移動局は、何のコンディション?
  • 一瞬、聞こえて直後に聞こえなくなるコンディションだった。

交信頂いたみなさん、ありがとう。また、交信に至らなかったけど呼んで頂いた皆さん、ありがとう


木曽駒ケ岳移動運用 9月16日(速報)

2012年09月17日 06時29分06秒 | 山移動

好天に恵まれた16日に木曽駒が岳の尾根筋2900m付近で6mの移動運用をQRPで行いました。

決して電波のコンディションは、良くなかったのですが、各局と交信が出来ました。

フロントでも1エリアは、カスカスで、多くが100W+それなりのアンテナの局でしたが、中には5Wで呼んで頂いた局もあり驚きました。

また、突然のコンデュション上昇か?三浦市移動局がバックサイド(フロントは3エリア向き)から59overで飛んできたり、1エリア局へのコールバック後、全く聞こえなくなったり。

6mの面白さを堪能できた一日でした。

写真や詳しい内容は、改めてアップいたします。

交信頂いた各局、本当にありがとうございました。(駒ヶ根市にて)

 


六っ石山移動運用 7月29日(アンテナ方向修正)

2012年07月29日 22時55分57秒 | 山移動

先週は、仕事が忙しく、さらに歓送迎会の固め撃ちで、ブログの更新すら出来なかった。

この日曜日は、前回に引き続き、6m移動運用を敢行した。向かった場所は、奥多摩の六ッ石山だ。

一旦、七ッ石山小屋に泊まり、六ッ石山へ向かった。いろんなピーク(鷹ノ巣さえも)をパスして、巻道だけを歩いても機材を背負って4時間もかかってしまった。

巻道なので全く展望はなく、ひたすらトラバース道を歩いた。

ただ、午前中は、ガスの中を歩いていたので、どちらかというと涼しい山行だった。

まき道を歩きすぎて、六ッ石山山頂すら巻いてしまい、気づくと通り過ぎていた。

で、慌てて六ッ石山山頂へ登り直した。到着したのは、12時半過ぎ。七っ石小屋を出たのは8時半なのでここまで4時間かかったことになる。

本当に遠かった。山頂からは、ガスが晴れると雲取山が見えていた。

アンテナは、My山岳移動運用の友!OWAの3エレ八木だ。

3mポールOWAを設置しアンテナを回す。

SSBバンド全域に、バズ音が聞こえていた。アンテナを南東に向けると、移動局が聞こえてくる。

北東ビームで/3が聞こえてくる。JA1の局が標高1000m500Wと設備の紹介をしている。

『スキャッター』

慌ててビームを西に向けると・・・/3が消える。「ん??南東スキャッターだ!!!」

/3を呼んでみる。「JK3コール再度お願いします!」何度か呼んだけど、無理だったようだ。QRPでは仕方ないか。

しかし、CQを出すと/0から呼ばれた。こちらも、本来の0方向の北西または北に向けても聞こえない。

不安定なコンディションだったけど、どうにかQSO成立だ。

『飛びよし』

この石尾根のピークは、本当にいろんな方向によく電波が飛んでいる。本当ならば大会にここから出たいくらいだけど。

『ブヨ』

夏の石尾根での滞在は大変だ。たった1時間交信しただけで、体中30ヶ所くらいを、ブヨをはじめ、いろんな虫に噛まれて、吸われてしまった。

おかげで、今日は、あちこちがクマナク痒い。

運用バンド:50MHz 3エレ八木

交信局数:17局

交信地域:神奈川、東京、千葉、埼玉、栃木、長野、山梨

移動地:東京都西多摩郡奥多摩町 六ッ石山山頂

ビーム方向は、南東。

感想:

  • この尾根のピークは、電波がよく飛ぶ
  • 久しぶりにスキャッターの交信が出来た
  • 天気は曇り。突然の雨で一旦撤収したが、すぐに雨が止んだ。
  • 気温は、日差しがあれば、30度近い。しかし、ガスの中では20度中盤。

交信頂いたみなさん、ありがとう。また、交信に至らなかったけど呼んで頂いた皆さん、ありがとう


日光 霧降高原移動運用 7月1日

2012年07月03日 20時10分06秒 | 山移動

当日、霧降高原は雲の中。視界は、全くない。

なので、ここがどんなロケーションなのかさっぱり分からない。霧降高原バス停で降りる。

こんな天気だけど駐車場は満杯だ。高原ハウスのすぐ横にキスゲ平へ向かう階段があった。

そこから400mで、キスゲ平と書いてあった。標高差400mではなさそうだ。

途中、ニッコウキスゲが目に入る。しかし、ガスの中。

まだ、雨は降ってない。

長い階段を登りきると・・そこが「キスゲ平」だ。視界が無いので、景色も眺望も何も書けない。

斜面に草が生えていて、ポツリとニッコウキスゲが見える。散策路の椅子を借りて無線を開始した。

始めて間もなく、ついに雨が降り出した。全く止む気配はない。

無線機やPCを傘の中に寄せて、カッパを着込んで交信を継続した。さすがに神奈川エリアは、遠かった。

それでも相模原の7L4NAEさんと繋がった。コーリニア5Wで拾って貰えたので、かなり飛んでいるのか?

戻ってからカシミールで調べると、神奈川は見通し距離の外側だった。

変わらず11段コーリニアだ。東京、神奈川に飛ばす為には、10度くらい傾ける必要があった。

 運用バンド:430MHz 11段コーリニア

交信局数:15局

交信地域:神奈川、東京、千葉、埼玉、栃木、茨城

移動地:日光市 霧降高原キスゲ平(1450m)

感想:日光で有名な移動地の更に高い所にいたので、電波はよく飛んだ。

  気軽に登れて標高を稼げるので、また来年も移動運用を行いたい。

交信頂いたみなさん、ありがとう。また、交信に至らなかったけど呼んで頂いた皆さん、ありがとう


仏果山尾根 5月27日

2012年05月27日 20時12分08秒 | 山移動

今日も山歩き練習だ。本厚木から宮ヶ瀬行きバスに乗って、土山峠バス停で降りた。

(またまた、「宮ヶ瀬ダムハイキングパス」だ)

ここから、西に歩けば、辺室山(へんむろさん)への登山口。東には、仏果山への登山口がある。

もちろん、電波の飛びを取るならば、仏果山方向へ歩いた方が良い。

仏果山登山口とは違って、駐車場が近くにはないので、歩く人も少なく両方の登山道は、少し荒れ気味。

ま、そんな人のいない登山道が気楽で良い。

30分ほど登山道を登った所にあるベンチ付近は、自然林で新緑が眩しい。

尾根に出て革籠石山を越えて、目的地 仏果山の尾根筋に到着。

土山峠から仏果山への尾根筋までは、大した登りではないが、尾根筋に出てからが急登りが多い。

目立った山もないから、仏果山の南側尾根は、訪れる人は比較的少ない。

  • 土山峠 - 仏果山尾根で会ったのは、往復で1人。
  • 仏果山尾根では、3人+ボーイスカウト団体6名だけ。

大倉尾根から考えると・・ゼロに等しい。

目的地では、早速、11段コーリニアアンテナを設置。

今日の設備は、これ。でも、パソコンは、充電不足で使用しなかった。

 運用バンド:430MHz 11段コーリニア

交信局数:14局

交信地域:神奈川、東京、千葉、埼玉、栃木、群馬、茨城

移動地:愛甲郡愛川町 仏果山尾根 700m

感想:短い時間だったけど電波の飛びを楽しめた。

コーリニアアンテナの質問があったので、関連記事のリンクを張っておく。

 交信頂いたみなさん、ありがとう。また、交信に至らなかったけど呼んで頂いた皆さん、ありがとう


雲取山移動運用 5月20日

2012年05月20日 22時38分40秒 | 山移動

今朝は、山梨県の丹波山村・三条の湯から雲取山に向かった。

雲取山山頂まで新緑を楽しみながら約4時間近くの長旅となった。

ザックの中には、テントや水を詰めて、重かったが、登山道は自然林だったので新緑を満喫出来た。

三条の湯から登山道は思ったほどは狭くはなかった。途中、半ば崩落気味の場所と一部壊れた木の橋があって、これは、少し怖かった。

雲取山山頂直下は、比較的急坂だったけど、丹沢の急坂の方がきつい。

帰り道が不案内であったため、無線活動は、そこそこに下山した。

雲取山からの帰り、七つ石山山頂直下から七つ石小屋へ向かうために分岐を鴨沢へ下った。

こでは、丹沢では見ることの出来なかった、ブナ林があって新緑に輝いていた。

新しい葉は、人間の手のようだった。そこは、ブナ坂と呼ばれていた。

新緑のブナ林は、斜面の上にも下にも広がっていた。

運用バンド:430MHz 11段コーリニア

交信局数:15局

交信地域:神奈川、東京、千葉、埼玉

移動地:山梨県北都留郡丹波山村 雲取山山頂 2017m

感想:コンテストで、おなじみの局と交信が出来た。思わぬ局からのお声がけもあった。

 交信頂いたみなさん、ありがとう。また、交信に至らなかったけど呼んで頂いた皆さん、ありがとう


小仏城山ハイキング(ついでに無線) 5月5日

2012年05月06日 19時32分45秒 | 山移動

今回は、城山移動運用シリーズだ。

自分としては、珍しく朝早く出かけて、高尾駅に8時30分に到着した。

連休中、天気の悪かった反動か?高尾駅北口バス乗り場は、想像を絶する混雑度で、どの列が小仏行きかさっぱり分からない。

列を確認して並ぶ。やっと、3台運行の3台目に乗り込んだ。(柔軟に運行便を増やして対応していたが、混雑にも程があるからな)

まだ乗れない人が、まだ2台分は並んでいた。

終点の小仏バス停で降りて舗装路を歩く。ほとんど全ての人が景信山へ向かった。

小仏峠へ向かうのは、2、3人だった。

「舗装路の途中の景信山登山道入り口」

舗装路が終わると登山道が始まる。舗装路の終点には車が止めてあり、ここから城山、景信へ向かっているのか?

「舗装路が終わり沢の流れる道を小仏峠へ向かう」

登山道へ入りしばらくすると、水場がある。前日までの雨のせいか、ドウドウと流れている。

帰りにペットボトルに汲んで持ち帰った。

「途中にある水場」

廃墟となった茶屋や明治天皇小佛峠御小休所阯及御野立所記念碑のようなものもあり、往時の賑やかさが伺える。

ここからは、景信山と小仏城山への登山道がある。

「小仏峠に到着」

 山頂は、多くの人で賑わっていた。いつもの週末よりも多いのか?

「小仏城山山頂にて」

午前中は、スカイツリーもしっかり見えていた。東京方面は、よく見えた。

また、後方に富士山が見えていたので、東西南北に電波が飛びそうだ。

「小仏城山山頂にて」

今日もまた11段コーリニアアンテナで運用を行った。

午前中は、本当に暖かくて半袖Tシャツでも暑いくらいだった。

午後になると木陰になって、更には、風も出てきたので半袖Tシャツでは少し寒くなった。

本当に長閑な一日を山頂で過ごせた。長閑過ぎて、1時間近くもベンチの椅子で寝込んでしまった。

「コーリニアアンテナ」

運用バンド:430MHz 11段コーリニアアンテナ 出力 5W

 交信局数:17局

 交信地域:神奈川、東京、埼玉、千葉、茨城、栃木、静岡、山梨

 移動地:八王子小仏城山山頂 670m

その他:

・コーリニアアンテナの打ち上げ角の狭さが感じられた。応答のあった地域に向けて角度を変えながら交信を行った。

 交信頂いたみなさん、ありがとう。また、交信に至らなかったけど呼んで頂いた皆さん、ありがとう


焼山で移動運用(2) 4月15日

2012年04月15日 21時23分57秒 | 山移動

裏丹沢、焼山展望台からの景色だ。

南東方向には東京、横浜が広がる。直下には宮ヶ瀬湖が見えている。

南に目を移すと丹沢三峰と遠くに大山の山頂付近が顔を出している。

山頂の展望台に設置したOWA

河原で調整して以来の本格使用となった。やはり山岳使用では、ビームパターンがはっきりと出ている。

東に向けると関東エリア、西に向けると三重の固定局が聞こえてきた。とはいえ、関東エリアは、バックにしてもそれなりに聞こえてくる。

さすがに、三重局はフロントを向けないと聞こえなかった。

JR1YJTの運用も聞こえたが、何故か東と南向きに受信のピークがあって、どこかの反射波が入ってきているようだった。

使用した無線機

運用バンド:50MHz 3eleYagi

交信局数:40局

交信地域:神奈川、東京、千葉、埼玉、山梨、栃木、神奈川、茨城、静岡

移動地:相模原市緑区焼山 1060m

感想:プレコンテストを除き、6mでの本格的移動運用を12年ぶりに行った。当時とは、6mのメンバーも入れ替わり、多くの新しい局との交信が出来た。

 交信頂いたみなさん、ありがとう。また、交信に至らなかったけど呼んで頂いた皆さん、ありがとう


武山展望台からの眺望

2012年03月30日 06時01分38秒 | 山移動

横須賀市の武山展望台からの眺望は、素晴らしかった。360度の展望と言いたいが、実際には武山不動の木が邪魔して富士山は見えなかった。

 

写真1(北) :左はランドマーク、右は千葉のコンビナートが見える。北には黒雲が。

 

写真2(西) :遠くに見える山は、伊豆半島。左手が天城山か?右は箱根、この少し右に富士山なんだが、不動尊の木が被っている。こりゃ、西へ電波が楽に飛びそうだ。

 

写真3(南) :三浦市の向こうにかなり大きく大島が望めた。

 

写真4(東) :房総半島が一望出来る

 

ついでに: 檜ブームの12エループは、北向きに設置。ランドマークが見える


桜山(ハイキング)移動運用 3月11日

2012年03月13日 03時27分03秒 | 山移動

今日は、天気が今ひとつなので厚木の低山、桜山へ出かけることにした。

この場所は、厚木の七沢森林公園の尾根筋だけど、一番遠い場所にあり、ハイキングコースの指定もされていないので、訪れる人も少ない。

本厚木駅前のバス停から「上飯山」または「宮ヶ瀬」行きに乗る。20分ほどの「尼寺」(にんじ)バス停で降りる。

バス停を降りて、更に20mほど進んで左折すると川を渡る橋になる。

ここを、「トレイルランニング 桜コース」と書いてある道標に従って右へ曲がる。道なりに歩くとすぐに次の道標が見えてくる。

ここが、桜山ハイキングの始点になっている。民家の左の「関係車両以外進入禁止」の看板の道を道なりに進んでいく。

ピンクのトレイルラン道標の他に、途中で「桜山」と書いた古い指導標に従って沢に沿いの登山道に入る。

一旦、稼いだ標高を沢沿いの登山道まで降りる感じだ。

その後、急斜面の階段が現れ、それを登り切ると尾根道を少し歩く。その先が「木の国だいら」だ。ここで再びトレイルランのコースと合流する。

「木の国だいら」からは桜山山頂へ向けて長いジグザク道を登って行く。

標高280mの山頂に到着。あいにくの天気で、地上は霞んでいる。

ここから大山を眺めると山頂付近は、雲の中。但し、標高の低い場所まで雪で真っ白だ。

この山頂には、3回目だ。最初は、大汗をかいてヒーヒー言いながら登った。次は、2年前の2月11日。もちろん関東UHFへの参加のため。

今、この場所を眺めて見ると、お隣の白山展望台の方が圧倒的に飛びが良いことに気づく。

この2年のハイキング、山岳移動でロケーションを判断するスキルも一段と磨かれている。

桜山からの帰りは、「白山神社」→「白山」→「むじな坂峠」→「物見峠」→「巡礼峠」を経て七沢病院入り口へ降った。

標高は低いが大小の上り返しが無数にあり、ハイキングには丁度よい。

<池を守る白竜>

<巡礼峠>

最後に無線運用だが、今日は、10MHzCWも運用した。

運用バンド:430MHz 11段コーリニアアンテナ

     10MHz  ロングワイアー 共に 出力 5W

交信局数:25局

交信地域:神奈川、東京、千葉、埼玉、茨城(430)

移動地:厚木市桜山 280m

 交信頂いたみなさん、ありがとう。また、交信に至らなかったけど呼んで頂いた皆さん、ありがとう


泥道を歩く。高尾山から景信山まで縦走? 3月4日(写真追加)

2012年03月05日 19時51分17秒 | 山移動

今週は、ついに高尾山を攻略に出かけた。誰でも登れるから敬遠していたが、いよいよ、近県で行ってない低山が少なくなってきた。

先週は、雨が降ったのでひょっとすると、山は雪かなとアイゼンを持って、最後の雪道歩きを楽しもうと思っていた。しかし・・・

高尾から小仏城山を越えて景信山まで縦走する予定だったので、最初はロープウエイのお世話になった。

ロープウエイの山頂駅に降りると、目に入ってきたのは、名物「天狗焼き」

黒豆あん、と書いてある!試しに食べてみた。なるほど、さっぱりして、甘味も強くなく上品な「あんこ」だ。

もちっとしてパリパリだ。確かに美味しいぞ。

さてここから縦走に出発!ここから高尾山山頂まで40分と書いてあった。

 

山頂に近づくと、少しばかり階段地獄。奥の院には、天狗の石像があった。

それを越えると、山頂に到着。ここで、しばらく昼飯にした。

それにしても、雪はあったが、たくさんの人に踏まれてドロドロの場所になっていた。

12時半には、山頂を後にして、小仏城山を目指す。

 

 足元はさらに悪くなる一方だ。こんな感じの田んぼ道ばかりだった。

高尾山から小仏城山へ向かう。高尾山から一旦、下山か?と思うほど下りが続く。降りきったあたりで、小仏城山、山頂付近の木が切られてハゲている景信山が見えてきた。

景信までは、小仏城山、手前のピークと二山越えることが分かる。

ところで、登山靴は想像以上にひどい状態。おかげで、転んでドロドロにならないように、普段以上に気を遣って歩いた。

おかげで、歩きにかなり時間がかかる。いやいや、こんな道は、田んぼマニア以外は、出来れば行かない方がよい。

 

次は、城山へ向けての上り坂になる。どろんこの階段、どろんこ道を登り一丁平に到着。一面の銀世界だ。こんな景色が続くならばこんな山歩きも楽しいのだけど。

椅子や机も設置してある。東屋は小さなものも含め3つもあった。天気の良い日ならば絶好の休憩ポイントだ。

泥まみれになった靴を雪で落とした。

 

一丁平から、しばらく登って小仏城山に到着。3時に近いせいか、山頂には3、4人しかいない。茶屋でラムネを買って、地上を眺めながら飲んだ

曇っているので、景色は今ひとつ。

 

次は、最終目的地、景信山へ。

小仏城山から小仏峠へ向かって歩き始めてすぐ、少し急な下りに差しかかる。そこは、緩んだ雪道。雪の上には、泥靴の跡が付いている。

アイゼンなくても歩けるが、滑らないようにアイゼンを付けた。城山から10分くらいで、小仏峠に降り立つ。ここで、アイゼンを外す。

小仏峠で、少しだけ写真撮っている短い時間にも、6人が景信方面から降って来た。

 

小仏峠からは、これまでの緩い登り降りから一転して、小気味よい急坂。

この高度の上昇感がたまらない!

やはり見えた通り、城山から、ふた山越えて景信に向かう。

16:00に人気のない景信山に到着。山頂は、雪に被われていた。ここで、無線設備を展開。

17:00くらいから20:00まで交信を行う予定だったが、あまりの寒さに体が冷えきって、19:30に終了した。

山頂

景信茶屋

山頂にも多くの椅子。山頂直下にも、こんなに沢山の椅子がある。

山頂の東屋に立てたコーリニアアンテナ


景信山移動運用(登山) 2月19日

2012年02月19日 18時33分02秒 | 山移動

今日は、景信山を目指すことにした。景信山には無線の大御所がいるはずだけど、当局は、朝が遅く午後から無線を始めるので、まあ大丈夫かと思った。

土曜日に中央線から眺めると高尾方面は、金曜日夜の雪に埋もれていた。それで景信山も雪の中かなと考え、アイゼンを用意してきた。

横浜線で八王子に向かい、そこで中央線に乗り換えて高尾駅で降りた。最初は、南口バスターミナルに行ったけど、北口だと言われて、駅構内を北口に戻る。

「間違えて出場した」ことを告げると、誤出場の証明書を渡されて通してくれた。

10時52分の小仏行きのバスに乗って登山口へ向かった。15分ほどで終点小仏に到着。

そこから、舗装路を10分ほど歩くと登山口の道標があった。

登山道は、最初の2分くらいは雪が無かったが、すぐに、薄く雪の積もった道に変わる。

登山口から50分ほどで分岐に到着。ここまで登山道は、楽な登りだった。

尾根は一面雪に覆われている。でも、踏み固められていて厚さは5センチ程度。

この先、ついにアイゼンが必要かと思ったが、涼しい顔をしてアイゼンなしで降りてくる人もいる。装着率は半々なので、上りということもあり、このまま先に進んだ。。

ここから山頂は、近い。すぐに綺麗なトイレの建物が見えてきた。

実は、ここからが難所だった。多くの人が雪解け道を通るために、ドロドロの田んぼ道になっている。

登山靴が泥に埋もれる感じ。ついにスリップして、雪に手をついた。こんな泥道降れるのか?

登山口で会った人が、「山頂直下は、アイゼンいるよ」と言っていたのは、このことか!やっと分かった。

そんな難所を越えて、泥靴になりながら山頂に到着!

関東平野が一望できる。丹沢も大山もよく見えた。そして、昼の焼きそばと一緒に、お楽しみの名物「山菜の天ぷら」を食べてみた。

山頂には、無数?の椅子とテーブルが設置されており、多くの人が宴会モードに入っていた。これだけ、危ない場所がないと、酔っ払って下山しても大丈夫!てな訳か。

今日の設備は、こんなもの。

運用バンド:430MHz 11段コーリニアアンテナ 出力 2.5W

交信局数:17局

交信地域:神奈川、東京、千葉、埼玉、群馬、栃木

移動地:八王子市景信山 725m

感想:危険な場所もなく、楽に登れる山だった。

昼頃は、10度を越えていた気温も、15時を過ぎて5度を割り込み、手も冷たくなってきたので、片付けて山頂を後にした。

 交信頂いたみなさん、ありがとう。また、交信に至らなかったけど呼んで頂いた皆さん、ありがとう

 


坂尻から半原越、そして雪の仏果山へ向かう 2月5日

2012年02月06日 05時26分35秒 | 山移動

丹沢の大雪から2週間近くがたったので、仏果山に雪の様子を見に出かけてきた。

4日は、途中のリッチランドに荷物を置いて、林道を半原越まで偵察に行った。

南西斜面は、雪の跡がほとんど無かったが、4ヶ所くらい日陰のカーブが凍結していた。

その中の一ヶ所は、200mくらいに渡ってヘアピンの上り坂が凍結しており、チェーンまたは、それに類するものを持っていないと、滑って登れない場所があった。

実際、その場所をノーマルタイヤでチャレンジしていた車が身動き取れなくなっていた。

土曜日は、晴れ渡り、本当に気持ちの良い林道歩きだった。

 のどかな林道歩き。ただし、ゆっくり歩いて坂尻から半原越まで1時間半近くかかる。

林道から見た空は、本当に綺麗だった。

気持ち良い林道歩きの終点、半原越は雪に閉ざされていた。東側斜面は別世界のように雪が残っていた。

反対側の南山林道は、雪と氷の混じった圧雪路と化していた。

翌5日は、法論堂林道から半原越から仏果山へ向かった。

今日は、デジカメを忘れてしまい。その上、カメラ替りの携帯も電池がなくなって、登山道の様子をあまり写せてない。

登山口付近は、雪が残っていたが、尾根に上がると雪が無くなっていて、リッチランドの標識の先でアイゼンをはずした。

ところが、3分も歩かないうちに雪の尾根道に戻った。急な下り坂に至って、アイゼンを再び装着した。

ここの尾根の素晴らしいところは、丹沢の山塊が、あちこちで一望できるところだ。

丹沢の主峰を、いろんな角度から見ることができた。雪の丹沢が綺麗に見えていた。

なかでも仏果山展望台から見る雪景色は、素晴らしかった。

仏果山近くのやせ尾根。日当たりの良い場所は、雪がなくなっていた。

途中で昼を食べながら無線を少しした。なので、半原越から仏果山まで3時間近くかかった。

帰りは、仏果山登山口へ下った。久しぶりに登山中心で尾根を歩いたので、帰ってからすぐに寝込んでしまった。

ところで、スマホの写真もなかなかのものだ。(すべてgalaxyAceにて撮影)


鐘ヶ嶽登山(少しだけ無線) 1月15日

2012年01月15日 21時30分26秒 | 山移動

今日は、本厚木からバスに乗って「広沢寺温泉入口」バス停で降りた。

目的地は、鐘ヶ嶽だ。この辺りは、くまなく歩いたが、鐘ヶ嶽だけには足が向かなかった。

なぜなら、無線運用が目的の山歩きなので、鐘ヶ嶽は、木に囲まれていると聞いて足が遠のいていた。

しかし、この寒さでは1000mクラスの山は極寒で無線運用も大変なので、仕方なく低山に登ることにした。

バス停から緩い坂道を5分ほど登り平坦になると「鐘ヶ嶽」バス停に到着する。そこに、鐘ヶ嶽登山口への分岐がある。

左が広沢寺温泉。右に行くと鐘ヶ嶽だ。

鐘ヶ嶽が右手に見えたが本当に1時間で登れるの?って高さと距離に見える。

この分岐を5分ほど歩くと、鐘ヶ嶽の登山口に着く。正確には、浅間神社の参道に到着する。と言うのが正しいのだろう。

ここから1時間10分と書いてある。写真を撮りながら、無線をしながら歩くので山頂にはいつ着くのやら。

最初は、あまり傾斜のない道が続く。

この登山道は整備されていて、危険な場所もほとんどなく、比較的広い。また、自然林が多く気持ちの良い山歩きだった。

途中で上杉公内室の墓に寄った。

登山道には、丁目が書かれていて、浅間神社まで続いている。

山頂まであと少し。このあたりまで来ると木々の切れ間から「みなとみらい」や「新宿」が見えるポイントが何ヶ所かある。

この少し先で無線を聞きながら、昼飯にした。

気楽な登山道だなと、たかをくくっていると、眼前に長い階段が見えてきた。楽はさせて貰えないものだ。

階段は、ひとつ登ると次の階段が見えてきて・・本殿が見えてくるまで続いた。まあ、南山の階段よりは短いな。

但し、この階段は、奥行きが小さい所が多く、足が半分はみ出してしまう始末だ。その上、山側や谷側に踏み面が傾いていて、気をつけて登る必要がある。

階段を登り切ると本殿が見えてきた。正月の飾りが真新しかった。廃屋ではないようだ。

ふと、目をやると、下界が開けて見えていた。他のどこよりも、ここが一番の無線運用場所だ。

その開けた場所の足元には、こんな石板があった。

石板にスカイツリーが書いてあるところからすると、最近、設置されたものらしい。

目の前の杉を切り倒して、見晴らし台を作ったと思われる。

そこからの眺めは、こんな感じだ。電波は飛びそうだ。

本当ならば、ここでコーリニアアンテナを出すのだけど、ザックに入ってなかったので、泣く泣く5/8λのホイップで交信をした。

これが山頂。全く見晴らしはない。

荷物も軽かったせいもあるが、本当に楽な登山だった。

その割には、見晴らしの良い所もあって楽しめた。人気のある理由が分かった。

下りは、不動尻まで足を伸ばして、林道を広沢寺温泉まで歩いて戻ってきた。