明日、12月22日は夜が一番長くなる冬至です。この日から昼が長くなっていくので、気分的には正月よりもこの日の方が一年の始まりのような気もします。
今までは昼の長くて外で遊べるようになる冬至から夏至までの期間が好きでしたが、最近は空気が澄んでくる夏至から冬至までの期間も好きになってきました。ちょうど今の時期をはさむ二ヶ月程は空気が澄んでいるおかげ夕焼けがきれいになります。
今日はそんな夜や黄昏が主役の冬至の日を前に、これまで撮った夕焼けの写真を載せます。
2007.3.6 17:35 つくば市研究学園駅方面の夕焼け。
2007.3.21 17:29 京都市右京区の大覚寺大沢池。
2007.4.21 17:46 東京の上野公園不忍池。太陽の左のビルは東大病院、中央の五重塔のようなビルは解体され今はなきソフィテル東京、右の超高層マンションはルネッサンスタワー上野池之端(高さ136メートル50センチ 地上38階、搭屋1階、データは東京都環境局より)です。
2007.7.11 19:14 筑波大のプラズマ研究センターと夕焼け。梅雨の雨で屋根が輝いています。
2007.7.27 18:33 京都市左京区の大文字山から見た洛中。
2007.9.28 17:34 筑波大から見上げた空。この夕焼けを見ている時に、大学から自分はメキシコ人留学生のチューター(世話人)をすることになったと電話がありました。
2007.10.22 16:44 きれいな夕焼けと雲でした。
2006.10.29 16:15 東京都中央区のリバーシティ21新川から見た汐留シオサイト方面と夕焼け。高校に入って初めて東京に来た時に、汐留貨物駅跡地再開発事業で完成しつつあった汐留シオサイトを見て「東京って未来や!」って思ったんですが、なんかこのあたりは未来っぽくないですか?
2007.11.30 16:28 京都市東山区の延仁寺から見た夕焼け。延仁寺は親鸞聖人葬送の地といわれています。
2007.12.14 16:24 筑波から見た夕焼け。山の稜線に日がかかると、そこから日の動きはとても早く感じます。
冬至というと一年で一番日没が早い日だと思っていたのですが、国立天文台で調べてみると11月27日の方が冬至の12月22日より3分も日没が早いことがわかりました。日の出も1月13日の方が4分遅いのです。じゃ、冬至の日は一体何…?と思いましたが、日が出ている時間を計算してみるとやはり冬至が一番昼が短い日でした。詳しくは下の表を見てください。
2007年11月27日
日の出 06:26
日の入 16:24
日中時間 9時間58分
2007年12月22日冬至
日の出 06:46
日の入 16:27
日中時間 9時間41分
2008年1月13日
日の出 06:50
日の入 16:44
日中時間 9時間54分
上の表は茨城県を基準にしていますが、京都を基準にすると
2007年12月22日冬至
日の出 7:01
日の入 16:49
日中時間 9時間48分
と日の出が15分、日の入が22分遅くなっています。帰省した時にわずかな時差ボケを感じるのはこのためだったんですね。
今回、冬至の日は一番早く太陽が落ちる日ではないことを自分は初めて知りました。暦は本当に奥深く興味深い分野ですね!
オマケ
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