勧修寺
2009-02-25 | 山科
2008.11.24、京都市山科区の勧修寺(かじゅうじ)です。
勧修寺は紫式部に系譜が繋がる醍醐天皇が母の菩提を弔うために900年に創建した寺院です。
この日は山科区役所の主催で源氏物語一千年紀の夜間公開日でした。
勧修寺の夜間公開は今まで聞いたことがないので、おそらく初の行事ではないかと思います。
門前には橘大学の方が用意した蝋燭が置かれていました。
雨が降ったり止んだりの中準備と点灯ありがとうございました。
この日は普段見れない重文の書院の中が公開されていました。床の間の絵は竜田川の紅葉ですね。
こちらは近江八景の絵です。
奥の写真に写っているのは明治時代の勧修寺住職の山階宮晃(やましなのみやあきら)親王です。
山階宮晃親王の家系は茨城の筑波とも縁のある方々ですので少々記述します。
山階芳麿氏と筑波藤麿氏は山階宮晃親王のお孫さんです。
山階芳麿氏は山階鳥類研究所の創設者です。
筑波藤麿氏は靖国神社の宮司で合祀をめぐる昭和天皇とのやりとりについて新聞報道で耳にされた方も多いかと思います。
さらに筑波藤麿氏の長男筑波常治氏は元筑波大教授、次男筑波常遍氏は現勧修寺住職です。