26日はナニーニの曲から練習 音そのものは簡単ですがルネッサンスの曲の波がうまく出せません。 私のパートはいつものごとく人数のわりに音量が出ないので 本当に「毎度 毎度」の同じような注意ばかり。 私を含め自分の一番出やすい音域より少し低い所がメインのパートなので 他の団ではソプラノを歌っているような人も多くて いつも中途半端な歌いっぷりです。(だからって 高いところもうまく歌えてるわけではありませんけどね)
27日今日は カテドラルで歌う曲の中から忘れないための復習と合同で歌う曲をM先生の曲想指示をはずした基本確認練習と ナニーニの続き ブストのミゼレレと 結構曲数を練習しました。
お休みが2人いたパートでは いつも音量が足らないのに・・・マイナス2人で大変でした。 音量を増やすとブレスが頻繁になってしまうし ブレスが多くなると「このフレーズはカンニングもなし!」なんて注意されるし アンサンブルなのでブレスが目立つので やっぱり私は音量を落すしかなくて どっちもクリアーできる力はないしで・・・。
自分の声の中の悪いところを削って削って 中心のいいところだけで歌っているので 私はうまく音量が出せません う~ん・・・ほんと難しいです。
私達は何度も同じ注意をうけていて 先生の要求になるべく沿うようにとやっているつもりなんですが 先生の納得いく出来にはなっていないんです。
注意事項も色々交錯しているので 何かに気が行くと 別の注意を忘れるしで・・・。
結局 何度も何度も練習して 体で覚えるところまでいかないとだめなんだと思います。
すこしでも綺麗なアンサンブルになるよう頑張ります。
うまい合唱のポイントは2つあって、一つはこの「波」が自然に出ること、もう一つは音色(発声)だけで表情が出て「しまう」合唱なんだと最近感じてます。
前者はポリフォニックな曲で「構造」を聴かせるような、まさに宗教音楽に不可欠。後者は日本の合唱のような世俗的、言い換えれば「演歌」的な情感が必要な曲です。
たとえば「夏の思い出」は「波」よりも言葉のも「情感」をまさにそのように歌うことが「うまい」合唱になります(最近そんな事例を聴きました。どちらも一流の合唱でしたが伝わってくるものに雲泥の差がありました)。無論どんな曲でも片一方だけで良い訳ではありませんが。
でもね、ピノさんは外国語で女声でアカペラで少人数でという厳しい条件で結局我々凡合唱人をうならせる演奏をしちゃうんですからスゴイですよ。メゲずに頑張ってくださいね。(長文でスミマセン・・・)