金曜の練習は全曲を通した後 各パート一人づつのアンサンブル練習になりました。一人で歌う事で見えてくる弱点や欠点を発見し改善する事で全体を良くしていく練習でした。
録音を離れた所でしていたので 帰ってきてから全部聴き終わるまでに時間がかかりましたが 全体のバランス(アルトで強戦力の方がお休みでしたが)や流れなどを聴く事ができました。そして 判った事はいつもその強力な方に添って合わせている分 実はバラバラだった事。ひとりで歌う事で判ったのは 自分がいかに小心者であるかです。元々息の短い私は合唱している時安定した音程を保つためにあちこちでブレスしているのですが 一人だとなるべく繋げよう しっかり音を出そうと思うせいか 逆にだんだんおかしな所で息をしてブツ切りにもなり そのうちドキドキして声も揺れてしまいます。
自分を知る貴重な練習ですが 益々自信が無くなるというのが本当のところです。少しでも良くしていきたいという気持ちとは裏腹に もうこれ以上は無理かもしれないと自分の能力を実感させられる時間でもあります。能力という壁も今まで少しずつですが改善させてきたと思っていますが その芯にある骨の部分はどうしても越えられない部分かもしれません。そんな事をしている内に骨も錆付いてきたかもしれません・・・。
すごいことを考えていますね。
自分の能力や技術の限界は「越えられない」と
思ったときがたぶんそれが現実化するという性質
のものだと思います。若いときはへたなくせに限界
があるなどということは微塵も思いませんでした。
それは若さのもつエネルギーでしょう。
歳を経ても「まだまだっ!」と信じて(わざと思い
込んで)いればたぶん活路はあると思います。
ただ非常に険しいでしょうが・・・
私なんぞとっくの昔に限界は感じていますが、
幸いなことに「趣味」としてやっているものですから
「だからどうした」と気にせずにやりたい放題やろ
うと思っています(これがプロであれば悩みまく
るんでしょが)。
指揮者の要求に応えられなくて、「スミマセン
頑張ります」で済ましちゃっても許されるんです、
アマチュアは・・・v(^ ^)v
改善努力はしていても なかなか改善されなかったり
前より悪くなったり(錆付いて<老化現象の事>)してくると
そろそろ限界かな?って思うわけです・・・。