和風と洋風アレンジの一番大きな違いは アウトラインの扱いではないでしょうか。それでは いけばなと和風アレンジの違い これはいけばなでは基本に役枝という考え方が入る事。ほとんどの流派で役枝の考え方を基本にいけています。
これは いかに自然の美しさを凝縮させ いらないところを切捨てていくかという日本的な発想からきていると思います。
それでは 和風にアレンジするってどういう事でしょうか。 これは あくまでも私の考えですが しっかりとしたアウトラインをつくらず 限られた材料で奥行きと大きな空気感を作る事。いけばなを経験した方は逆に役枝という考え方にとらわれず いかにその花 その素材の一番良い所をみせられるかではないでしょうか。
上下とも同じ作品ですが 障子の前に置いたときの彼岸桜の枝ぶりのきれいさで自然な外の空気を感じてください。
足元には ヒヤシンス バラ ブルーレース こでまりを入れています。