同じガラスの花器を使っていますが手法の違う作品です。
上はホルダーを使わず少しホリゾンタルなラインを意識して花材を入れています。無理にこの花はここ!と入れてしまわず花の行きたい方向へ向けてあげることがポイントです。手前に入れたアジサイが全体の安定に大きな役割を果たしています。
下の作品では花器の中にしっかりオアシスが入っています。紅葉した枝物を使いグロウイングスタイルで四方見に仕上げています。
同じ花器ですが上と違い かなり大きい作品に出来上がっています。どちらも自然な素材の良さが引き立つアレンジ方法です。
フラワーアレンジというとどうしても 基本で習うラウンドやトライアングルといったアウトライン重視のデザインを想像してしまいますが こんなアレンジも楽しんでみてください。どちらも昨年と一昨年の吹上教室のKさん、Iさんの作品です。