ひろば 研究室別室

川崎から、徒然なるままに。 行政法、租税法、財政法、政治、経済、鉄道などを論じ、ジャズ、クラシック、街歩きを愛する。

「やばい」を良い意味にも悪い意味にも使うのは昔からのことで、最近の若者言葉ではありません。

2021年07月23日 22時55分00秒 | 日記・エッセイ・コラム

 今日の朝日新聞朝刊の「天声人語」に、「やばい」について間違っていることが書かれていました。

 大学教員などでも知らない人が多いのですが、「やばい」が良い意味にも悪い意味に使われるのは、何も最近の若者言葉に限ったことではありません。少なくとも、私が若かった頃から「すごい」などの意味で使われることはありました。

 おそらく、今回の「天声人語」の担当者は、山下洋輔さんのエッセイを読んだことがないのでしょう。私は高校生時代から大学生時代にかけて『風雲ジャズ帖』、『ピアニストを笑え!』、『ピアニストを二度笑え!』などを買い、よく読んでいました。どの本であったかは覚えていないのですが、ジャズマンなどは「やばい」を「すごい」などの意味で使っていたということがしっかりと書かれています。

 言葉の意味の変化をたどるのは難しいものですね。

コメント
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