同い年の英雄よ・・・

やっぱり今日はこのネタでしょうね・・・。

昨晩の午後９時ごろ、サッカー日本代表のMF・中田英寿選手が、自身の公式ホームページ「nakata.net」上で現役引退を表明しました。初めてそれを知った時はショックを受けましたが、その引退メッセージを読んでいくうちに「ヒデらしい引き際だなぁ」なんて思ったりもしました。若い頃から「他の仕事にも興味がある」とよく言っていたので、それが30歳を前にしたこの次期だったと言うだけのこと。あの冷静に考えれる頭脳と視野の広さは、例え違う職種であっても活かされることでしょう。

1977年１月生まれの彼とは同じ「76年組」ということで、常にその行動を見守ってきました。日本の選手ではヒデの他に、楢崎、宮本、福西、西澤、松田といった面々。海外に目を向ければロナウド、バラック、トッティ、クライファート等の面子がそろい、まさに「76年組」はサッカー界にとって「当たり年」に生まれた年代です。ただこうやって名前を並べてみると、他の選手は「まだまだこれからが大勝負」といったイメージが浮かびますが、ヒデだけは少し違っているような気もします。若い年代から色々なことを経験し、「やり尽くした」といった感じでしょうか。常に挑戦者であった彼からすれば、今はもうサッカー以外の何かにチャレンジする方が「自分らしい」と感じ始めたのかもしれませんね。何はともあれ、今まで日本サッカーをリードしてきてくれたことに、本当に感謝したいですね。「ありがとう」と言うよりも、「これからも頑張れ!!」と言ってあげたいです。