「ん゜」という世界観

「ん゜」vol.14、無事終了いたしました。今後は細々とレコーディングっす。

「島唄」の本当の意味

2005年12月29日 | 「ん゜」関連のネタ
「島唄」、言わずと知れた「THE BOOM」の大ヒット曲です。俺は今までこの曲を、「歌詞の雰囲気が不思議な曲だなぁ」なんて思ってきました。しかし昨日、ネットサーフィンをしていて「島唄」に隠された本当の意味を知りました。ただ公式に発表されていない事なので、一つの解釈の仕方だと思ってもらえれば・・・。

歌い出しの「嵐が来た」と言うのは、「敵が攻めてきた」ことを意味していて、「ウージの下で八千代の別れ」は、「サトウキビ畑の下の防空壕で会ったのが最後だった」と言う意味だそうです。「島唄」に歌われている内容は、実はアメリカ軍が沖縄に攻めてきた時の沖縄人の悲しみを歌ってるんですよね。サビの「島唄よ風に乗り鳥と共に海を渡れ、島唄よ風に乗り届けておくれ私の涙」という部分、「戦死していった人達の魂と共に、私たちの悲しみを本島の人達に伝えて欲しい」という思いが込められています。曲調は陽気な沖縄ンテイストでなんだか楽しい曲なのに、歌詞の内容は非常に悲しくて重たい曲なんです。これはすでに知っていたことなんですが、「気球に乗って」も実は暗い意味を持った曲なんですよ。のんびりと壮大な雰囲気が展開されていく中、突然「名も無き同朋(とも)が抹殺されて・・・」なんて歌詞が出てきます。実はこの曲、「天安門事件」を批判している曲なんですね。きっとブームの曲には、まだまだこんな「裏の意味」を持ったものがありそうです。世界を舞台に活躍するバンドは、やはりスケールが違うなぁと思いました。