「ん゜」という世界観

「ん゜」vol.14、無事終了いたしました。今後は細々とレコーディングっす。

これでいいのだろうか・・・

2005年12月26日 | 出倉寛三個人のネタ
俺が住む石川県は車社会です。地下鉄も無ければ、北陸で唯一、路面電車も無い。ただそれ故に郊外の大型スーパーなんかには、それ相応の巨大駐車場が完備してあり、車を使って生活するにはとても住みよい町です。そんな俺もドライバー。公共の乗り物なんて、もう何年も乗ったことがありませんでした。

今日、忘年会で繁華街の方へ飲みに行き、帰りは久しぶりのバスに乗りました。子供の頃はどこへ行くにもバスを使っていたのに、大人になってから乗り込むバスには何故か緊張してしまいました。「俺が知ってるバスの乗り方で大丈夫なのかなぁ」なんて不安に思って、他愛も無いことなんだけど切なく感じたんですよねぇ。この間、姪っ子と折り紙で遊んでいた時も、昔はスラスラと折れていた折鶴が上手く折れませんでした。実体験を全て記憶しながら生きていくことは難しいけれど、いつの間にか忘れているモノがあることに気付くと、ものすごい自己嫌悪に陥ってしまう。ろくにバス一つ乗れなくなった自分を知ってしまって、「これって悲しいことなんだなぁ」なんて思ってしまいました。でも今日でまた、「バスの乗り方」の知識を穴埋めすることは出来ました。次は折鶴かなぁ・・・。