みいのしっぽ2016

主婦のきまぐれブログ

天井の花

2022-12-26 08:30:00 | 映画


  高田世界館にて  ネットより

 萩原朔太郎の娘・萩原葉子の小説「天上の花 三好達治抄」を映画化した文芸映画。

 萩原朔太郎を師と仰ぐ青年・三好達治は、朔太郎の末妹・慶子に思いを寄せるが拒絶されてしまう。

 十数年後、慶子が夫と死別したことを知った三好は、妻子と離縁して彼女と結婚。

 太平洋戦争の真っただ中、三好と慶子は越前三国でひっそりと新婚生活を送り始めるが、潔癖な人生観を持つ三好は、奔放な慶子に対する一途な愛と憎しみを制御できなくなっていく。

 東出昌大が三好達治、入山法子が萩原慶子、吹越満が萩原朔太郎、漫画家の浦沢直樹が詩人・佐藤春夫を演じ、原作者・萩原葉子の息子である萩原朔美も出演。

 「火口のふたり」の荒井晴彦が五藤さや香と共同で脚本を手がけ、「いぬむこいり」の片嶋一貴が監督を務めた。

 2022年製作/125分/PG12/日本
 配給:太秦

  上越のいたるところでのロケ・・・・と聞き その映像がでると 嬉しかったです

  特にポスターの今井染物屋さんは つい先日にワークショップをやらせてもらった部屋。。  イシシ






  この部屋が映る場面は玄関の位置が逆になっていて  トイレ方向の障子を開けて 東出さんが入室。。

  師団長官舎や有間川駅 高田世界館も写ってわくわく



  17日には主演の入山さんが来られたのよね   

  映画は暗かった。。   詩人としての才能があるのに 戦争という時代のせいで

  思う通りの詩を書けない   でも生活があるし・・・・

  16年間も思っている人と結婚するために 妻子と離縁って。。。

  奥さんの気持ちを思うと 何ともいえない

  そうまでして結ばれたけど うまくはいかない結婚生活。。  そりゃそうだろうな

  生活のレベルがまったく違う人との結婚だもんね  時代は戦時中で食べ物ないし・・・





   主演のお二人は 凄くよかったです   心の葛藤が現れていた  DVというのは悲しいけれど

   そうでしか 自分の気持ちを表せられない詩人  暴力に慣れていく自分が怖いという婦人

    最後に登場した有森也実さんが 凄くて(私の中での印象) 全部持っていったという気がしました

    原作を読んでみないと細かいことはわからないのかも

    時々出てくる詩がよかった   東出の声もよかったな   でも暗い映画です
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