和納中37年入学

同級生と和納と旅行をアップ。誰だか分かる?

西瓜プップッ派

2020-08-28 11:20:53 | 今日の野良

西瓜が6個実を付けた。6月初め、売れ残り安売り値札の付いた伸び切った苗を2本買って、家の裏に植えたもの。

水やりと肥料を欠かさなかったせいか瑞々しくてまあまぁ甘くて上出来かな。

 

皮に一塩振って金麦のつまみに・・・はイマイチだった。塩でなくゴマ醤油、フレンチ系のドレッシングなら合いそうで、草取りして汗かいてきたときにはポリポリと行けそう。家族にも孫にも見向きされずに可哀そうな西瓜(の皮)。反して冷たく冷やした赤い実はジューシーで好評、水くれした甲斐があった。

 

昭和2~30年代まだ井戸水だったころ、カネのバケツにぷかぷか浮かんでる西瓜を懐かしく思い出す。

西瓜と云えば子規の大好物。明治34年9月から死の直前まで記した「仰臥漫録」に「九月六日 晴雨不定 ・・・間食 今日は『週報』募集句検閲の日なればとて西瓜を買はしむ 西洋西瓜の上等なり 一度に十五きれほどくふ・・・」とある。

 

たくさんある子規の西瓜の句。

風呂を出て 西瓜を切れと命じけり

ものもいはで 喰らいついたる西瓜哉

薄月夜 西瓜を盗む心あり

一度に十五きれ、食いしん坊で口うるさそうな子規が妹の律に西瓜切れと命じてる姿、かぶりついて種をペッペッ プップッと出してる姿が目に浮かんでくるようだ。

8月4歳になった孫はまだ口からプップッと種出すことができない。死んだジーさんも箸で種全部ほじくって取ってからかぶりつく派だった。私はかぶりついてからプップッ派。あなたはドッチ派かな。

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