なぜ今更バッジテストなのか?
スキーを始めたのは21年前。
5年ぐらい前に再開し、7,8年あいだが開いているうちにスキー板の形状、滑り方が変わっていてびっくらこいた。
僕にとってのカービングスキー元年は転倒のシーズンでめちゃめちゃ頭を雪面にぶつけた年だった。
ずらし癖が抜けなくてターン後半の遠心力で気が付くと吹っ飛ばされていた。
そんなヘタッピな僕にいろんな人がアドバイスをくれたのですが、頭を強く打った為なのか日本語であるのに理解不能な表現が多く、よくわからないまま現在に至っている。
「平均レベルで滑られればそれでいいか?!」と思い始めた頃、山スキーに行くと仲間に写真や動画を撮ってもらえる機会が多くなった。
その写真や動画を見ると、雪山は本当に綺麗だがその綺麗な景色を自分の醜いシルエットが台無しにしていることに気が付いた。
これではイカンと(出来るだけ)綺麗なシルエットを作るには?と考えたところ、
「数打ちゃ当たる(連射で何枚も撮れば1枚ぐらい・・・)」と「地道に基礎を」の二つの方法に辿り着いた。
前者はかっこよく滑れる当てもないのに他人にお願いしないといけないので気が引ける。とすると残りは後者しかない。
注)上記は個人的な考えですので、反論ある人はこのブログタイトルを音読してください。
そこで基礎スキーの王道、SAJのバッジテスト。
先日の1級受験者の滑りを見て自分でもいけるかな?と影響されたのも理由の一つだったりする。
一般的には2級からのスタートとなるらしい。
2級検定
受験するにあたって何か練習したか?と聞かれたら・・・・3日前にベンディング切り替えっていうものを少しやったぐらいで何もしてません。
検定の採点方法は以前は相対点だったらしいが、現在では絶対点なので自分の滑りが飾りなく採点されることになる。
巧い人曰く、パラレル大回り・中回り・小回り全て同じ滑り方だそうだ。
今までに耳にした数々のカービングスキー理論の中でも感覚的に出来そうなアドバイスのみを採用して検定にのぞむことにする。
まぁ頭で考えた通り直ぐに身体が動くわけはないし、たくさんのことを注意しながら滑ることはできないけれど少しでもSAJの教本に沿った滑りをしないと・・・。
そこには我はないのである。
で、注意したことは、『テレマークターンを意識』と『目線、上半身の先行動作』の2点。
そして結果は・・・
パラレル大回り:67点
パラレル中回り:67点
パラレル小回り:68点
フリー滑降:67点
2級は合格(平均65点以上)。
落ちなくて良かった
が、平均70点の1級にはこの時点でかなり差がある。
普段やらない中回り、大回りはまさにぶっつけ本番だったけど、67点つけてもらえた。
斜面に逆らわないようにだらぁ~んとラディウスだけで回したのがよかったのかどうか?
もっとSAJが求めている滑り方を練習して、頭で考えなくても滑れるように身体に馴染ませないといけないもよう。
そうは言っても横着者なので練習しないで次の1級を受けることになると思うけれど。
受け続けることで足りない2,3点を埋めることが出来るでしょうか?
山スキーの経験をいかしてコンディション最悪のカリッカリのアイスバーンかグチャグチャの不整地様斜面で受験したらまだ分がいいだろうか?
そう思う時点ですでに当初の目的から逸脱して、級獲得だけに視線が向いているような気もする・・・。
1級受験はいまんとこ未定。 つづく。
検定中、ドキドキですねぇ。