下ノ廊下 その弐

2006年10月30日 | mountains
膝痛がひどくなった。
小屋にいる間、歩くことさえままならない状態。
「(登山道の)どの辺りから痛めたのですか?」の問いに
「家からです・・・・・」と答える。
「・・・・・・。」
会話は続きません(最初から歩くだけで膝が痛いのに30kmも山道を歩こうとするほうがおかしいわな)。
翌日には少しは痛みが引くのだろうか?そんな都合よく膝痛が治るわけがない!
ということで痛いのをかばう作戦では右足一本で歩くことになり、欅平まで行けるか不安になるので、痛みを麻痺させる作戦でガツガツ歩いた。おかげではじめの30分ぐらいは特に痛かったなぁ。今日は4時間のコースタイム。アドレナリン大開放で歩きました。「痛い!」、「痛ってぇなぁ!!」、「うぉおお~!!!」と叫びながら。
熊鈴いりませんでした。

10/26
6:20 阿曾原温泉小屋
7:52 折尾谷
8:39 大太鼓
8:50 志合谷
9:33 蜆谷
10:54 欅平
17:10 信濃大町

小屋からテン場まで下り、そこから再びこだわりの1000mまで高度をあげる。
東南東に雪を被った高い山が見える。磁石と地図を引っ張り出し調べると鹿島槍。この角度からは初めて見るから気がつかなかったが確かに双耳峰になっている。ずいぶんやさしい顔しているものである。
しばらく進むと昨日に引き続き水平歩道が始まった。

鹿島槍

折尾谷

折尾谷を越えるのに

ここから入って

ここから出る

折尾谷を過ぎてしばらくすると遠くに欅平が見えた。まだまだ遠いです。

奥鐘山


大太鼓付近の岩切の水平歩道

志合谷

志合谷を越えるのに

ここから入って

ここから出る(ってくどい? 笑)
中は真っ暗!
明るいところで目が慣れていたのでよりいっそう暗く見えました。まぁヘッドランプも安物ですが(汗)


志合谷付近の水平歩道


なかなか近づかない欅平


後立山連峰が見える。僕の好きな白馬岳!

送電線が近づき、ウィーンウィーンと唸っていた。こんな場所ではコンパスが効かないのかも。
水平歩道が終わり、登山道は急な坂道となった。欅平まで約400mの降下。
膝が痛すぎます。なんでそんなに虐めるの(泣)
途中でお猿さんに遭遇。目を合わせても温厚なお猿さん。シカトですか?

欅平に着き、ちょうどトロッコ列車の改札が始まるところだったので切符売り場へ行き、乗れるなら切符くださいと11:04のトロッコに乗ることとなった。
平日は空いているからいいなぁ。休日だと下手をすると夕方まで乗れない可能性もあるのだ。
欅平ではキノコ祭りが開催されており無料でキノコ汁をいただきました。


トロッコ列車に乗り、宇奈月へ。
富山地方電鉄に乗り換え、魚津に。
JRに乗り換え信濃大町へ。ちょっとした旅行である。
途中、河口付近の黒部川を渡り、大きく成長したなぁ、と親の目視線。
電車が信濃大町に着いた時、バス停から扇沢への最終バスが出発してしまった。電車の到着時間に出発するとはものすごい殿様商売であると感じながら、それが大町のルールだとあきらめ、タクシーで扇沢へ向かいマイカーを回収。
扇沢までタクシーを使うことになるならば欅平や宇奈月でもっとゆっくりしておけばよかったと後悔が残った。
唯一の贅沢だったマスの寿司、宇奈月ビールが心に残った。

下ノ廊下 その壱

2006年10月27日 | mountains
10/24 阿曾原温泉小屋に電話した。
今回で5回目になるであろうか?10日に一回は電話していることになる。
「正式には通行可ではないですが、通っている人はいます。」
という返答。
山岳警備隊の監査など待っていたら紅葉が終わって、雪が降っちまう。どうせ山なぞ自己責任の世界。人に迷惑かけないように行ける時に行きましょう。ということで、膝は痛いわ、風邪が治りきらないわの体調不良の中行ってきました。

毎度のネットでの予習では「すれ違いに大変だった」、「幅60cmの水平道」、「凄い高度感」という相変わらずの大げさな表現に、前回の西穂-奥穂間の二の舞は踏まないと話半分で知識として頭の片隅に入れておいた。
すれ違いは3人しかすれ違っていないので全く大変ではなく、幅は1mぐらいあるところがほとんどで、崩落が激しいところは30cmぐらい、60cmという幅もあるにはあるがずっとではない。凄い高度感というのも主観であり、つり橋の上からではそうも思えたが真下を覗きながら歩いているわけではなかったので僕はさほど高度感は感じなかった。少しでもあぶないと思われるところではわりと太い針金が張ってあるので不安な人は確保することで安心して通れるだろう。でも普通に岩場をやり過ごすことのできる人なら問題ないと思うのですが・・・・ハーネス持っていったけど出番はなかった、残念。

10/25
7:30 扇沢発
7:42 黒部ダム
8:07 黒部ダム下
8:57 内蔵助谷分岐
9:54 鳴沢小沢
10:22 新越沢合流点
11:20 黒部別山沢
12:09 白竜峡
12:59 十字峡
13:57 作廊谷合流点
14:13 半月峡
14:55 東谷吊橋
15:20 仙人ダム
15:56 権現峠
16:27 阿曾原温泉小屋

朝一のトロリーバスに乗り、黒部ダムへ。下車後そのまま進行方向へ向かってダムの下へ向かう。黒部ダム付近の紅葉もなかなか綺麗である。
「旧日電歩道」、下ノ廊下のことである。

黒部ダム、放水はされていない。

黒部渓谷内蔵助谷付近
岩肌に紅葉が滴り落ちているようだ。

内蔵助谷

鳴沢小沢

鳴沢小沢付近の黒部川
尺物の岩魚でもいそうだ。次回は釣竿も持って行こう。



高巻きを強いられた。
なかなか開通させなかった犯人はこのスノーブリッジ。時々崩落の音をたてて通行時にドキッとした。

ようやく下の廊下らしくなってきた。









十字峡

セルフで演出


十字峡を過ぎる頃には高度感が増す。


永遠とつづく水平歩道。どこまでも続く岸壁の岩棚。

半月峡

S字峡


なんだ?パックマン??
黒四地下発電所の送電線出口です。

東谷吊橋

今回、一番恐怖だったかも。吊橋の上から。

仙人ダムでは道に迷った。どこから抜けていけばいいのか??
鉄の扉を開けて、ダムの内部に侵入すると関電の方が明るく「こんにちはぁ!」と挨拶してこられた。
「こっ、こんにちは・・・・・」
なんなのだ?この登山道は・・・・・・



高熱随道、異常に蒸し暑くカメラが曇ったため、また水が浸入したのかと軽くビビる。


こんなところに出てしまった。「人見寮」、関西電力の寮の玄関ではないか・・・・

ようやく阿曾原への登山道が復活し、急登が始まる。
膝が痛いのに水平歩道の終点から100m下って吊橋を渡り、仙人ダムから100m登って水平歩道、標高1000m前後。その高度にこだわりがあるらしい。
日のあるうちに小屋に着くのだろうか?
日没30分前に着きました。阿曾原温泉小屋。


10/25は小屋に13人の泊り客。
週末は激込みだったらしいのですが(キャパ50にテント泊、小屋泊合わせて150人も泊まったらしい)この日はガラガラ。
温泉にもゆっくり入りたかったのですが、膝が痛くて温泉のある場所まで下ることが出来ずに入れなかった。少し残念である。
のんびり歩いたおかげでさほど疲れはないけれど。
同室の方は寝てしまっている。食堂でビールを飲んで時間をやり過ごす。
夕飯は結構ボリュームあった。
腹が減っていたのでがっついてしまい写真を撮り忘れた。
久しぶりに丼飯3杯いきましたわ。

つづく

待ってます、下ノ廊下

2006年10月12日 | mountains
下ノ廊下に行きたい!
と思い立ってから早1ヶ月が過ぎ、北アルプスには雪が舞う季節になってしまった。
まだダメかなぁ?
と感じながらも阿曾原温泉小屋に電話してみた。

まだ通行できません・・・・

やはりそうかと半ば開き直って受話器を置こうとした時に次の言葉が続いた。

ただ、今週末は無理ですが、2箇所の雪渓が今日明日の工事でなんとかなれば来週辺りにでも通行できるかもしれません。明日にはわかると思います。

とのこと。今年は通行不可ということにはならないようだ。
さて、いつ行こうか?
ううっ、今から来週の頭に取っておいた有給休暇を移動させることができるであろうか?
体力的には申し分ないぐらい身体が出来上がっているのだ。

大混雑(?)の下ノ廊下。ハーネスを使う機会もありそうで楽しみなのだ。

白い紅葉狩り in 涸沢カール

2006年10月11日 | mountains
10/9
6:03 槍沢ロッジ発
7:10 横尾
8:48-10:02 涸沢ヒュッテ
10:58 屏風のコル
12:48-13:03 徳沢園
13:43-14:02 明神館
14:35 上高地

注)本日は携帯画像で。

朝起きると今日は天気がよさそう!風もおさまりガスもない。
天狗池まで行った後で涸沢を目指そうとも思ったが、昨晩、槍沢ロッジのPCで南岳小屋のHPを見ると小屋は真冬日だったらしく、最高気温も-2.7℃だった模様。
天狗池も凍ってその上に雪が積もっている可能性もあり断念。
涸沢の登りもあまり遅い時間になると昨日から入っていた人達が怒涛のように下山してくる可能性もあり朝一で向かうことにした。
槍沢から横尾まで一度降りて、涸沢に登り返すのもさほど体力的につらいとも思えず下山者に道を塞がれても10時前にはヒュッテに着くであろうという目論見。

横尾谷から北穂

横尾谷から屏風岩

吊尾根と北穂東稜

北穂東稜

前穂

紅葉トンネル

紅葉と北穂岳


涸沢カール

涸沢ヒュッテのベンチでくつろぎ、昼飯を食べているうちに隣のカップルと仲良くなった。槍ヶ岳が見たいというので屏風ノ耳に行くことを勧めた。
今日は天気がいいので屏風からの展望は絶景だろう。自分も行きたくなる。去年パノラマコースを通ったときには徳沢への下山道が辛くてもう二度と通りたくないと思ったが不思議なものである。
彼らと一緒にパノラマコースへ踏み入れる。
しばらくすると槍ヶ岳が真っ白に染まって綺麗に見えた。天狗池さえ凍っていなければ白い逆さ槍を見ることが出来たのに・・・・(行ってみたら案外池は凍っていなかったりして・・・)。
おまけにカメラが故障で携帯写真では勿体無さ過ぎるくらいの展望。富士山も見えた。
今回はツイていないものだ。また来ればいいことなんだけど。

ヘリコプター

本谷

ナナカマド

紅葉と槍ヶ岳


「氷壁」は読んだことないが、簡単に切れてしまったらしい・・・

前穂北尾根

新村橋

小梨から西穂~奥穂

パノラマコースは去年歩いたときよりもそんなに嫌な登山道ではなかった。いろんなところを歩いているうちに慣れてしまったのだろうか??
思ったよりも早く徳沢園に着いてしまい、チョット困ったことに。帰りの人が集中する時間帯なのだ。上高地から沢渡までの脱出がやたら困難であると思われた。
バス乗り場は河童橋まで届くのではないだろうか?というぐらいの大行列。往復でバスの切符を買っていなかったのがよかった。タクシー乗り場に並び乗合でわりとすぐに上高地から脱出できた。しかし松本までの一本道は大渋滞の気配が乗鞍手前からあり(積雪で乗鞍方面はアウトだった)、奈川渡ダムから木祖へ逃げた。19号から権兵衛トンネルを抜けて伊那ICへ。けっこうな大回りだが158号が渋滞しているならば時間的にはこちらのほうが早いだろう!19号の塩尻の交差点はいつも混むから通りたくないし。
また上高地周辺の温泉は混んでいそうだったので伊那の「みはらしの湯」まで汗っぽいまま我慢した。が・・・・やたらと混んでいた。人気の温泉なんですね。
中央アルプス山麓から見た南アルプスは夕日に染まり綺麗であった。
南アルプス

白い紅葉狩り in 槍ヶ岳

2006年10月09日 | mountains
カメラに水が入ってしまったらしく壊れました。途中から写真がありません。
氷河公園へ紅葉を見に行ったはずが雪山を経験しました。吹き溜まりでは膝までのラッセルをがんばったのですが敗退です。

10/8
8:01 上高地発
8:32 明神館
9:07 徳沢園
9:48-51 横尾
10:58 槍沢ロッジ
12:10 天狗原分岐
12:20頃 敗退
13:40 槍沢ロッジ

始発のバスに乗ろうと早起きしたが沢渡駐車場では強風、土砂降りの最悪コンディション。沢渡でこんな天気であるなら山に登れば登るほどもっと酷い天気になるのだろうと登る気が急降下し、得意技の二度寝した。
再び起きると7時。風は幾分かおさまったが、相変わらず雨は降っている。平野部は晴れているらしく東の空には青空が。日差しも時々射し、駐車場に虹がかかっていた。

隣の車の人も天気の様子を見ていたらしく、どうしたものかと相談するが西高東低の縦筋がいっぱい入った天気図では北からの風と寒気でかなり荒れているだろうという結論に達した。とりあえず標高の低いところまで行き後は様子見で行動ということになった。一応アイゼンを持って行くことにする。冬山用のウェアーをもって行くことに悩んだがスピード重視ということで余計な荷物になることを嫌って車においていくことにした(それが命取りになってしまったのだが)。
上高地を出発。雨は土砂降り。最悪である。僕の穂高方面の晴天率はあまりよくない。今回でさらに確率を落とすことになった。しかし極端なのだ。晴れたときは滅茶苦茶良い天気なのに・・・。
トボトボとつまらない梓川沿いの道を歩いていると、ガスの向こうに明神岳に雪が積っているのが見えた。さらに梓川の上には虹が!

なかなか綺麗な風景であるがいまいち気力が上がってこない。南岳を目指すが上高地を8時に出発して到着できるのだろうか?いつも以上にペースが速くなっていく。
横尾を過ぎると人がいなくなってしまった。ほとんどの人が涸沢に向かっていたらしい。寂しくなってしまい、熊鈴をつけた。
横尾は人がいっぱい。

横尾を過ぎて・・・






雨は止まず。紅葉もこの標高ではまだまだ早い様子。
槍沢ロッジを過ぎると紅葉もだんだん本格的になってきた。

東鎌尾根には雪が・・・

水俣乗越分岐

そして大曲を過ぎたところから雪が・・・・
槍は見えず・・・

カメラに雪が付着していたらしく、水が浸入し、この後の写真は全て真っ白!

先に進む。標高を上げるに連れて雪がだんだん積ってきた。雪の降り方も半端じゃなく猛吹雪。
アイゼンを取り出し更に先へ進む。
天狗原の分岐からは南岳方面の踏み跡が目立たない。槍ヶ岳が見えないので天狗池に行っても逆さ槍は見えないだろう。
せっかくここまで来たので登山道を知っている槍ヶ岳を目指すがすれ違う下山者は疲労困憊である。そうなのだ。アイゼンがあるとかストックを持っているとかが問題ではなくて、防寒できているかが問題なのだ。今の自分の装備は5月の山で山スキーをするときの服装であり、氷点下の服装ではない。そうと気付けば下山である。
槍沢ロッジまで下った。宿泊手続きするのに手が悴んでミミズがならんだ。

槍沢ロッジ夕食 by 携帯

つづく

紅葉ゴールデンコースが・・・・・

2006年10月07日 | mountains
10/8 上高地-天狗原-南岳小屋
10/9 南岳小屋-大キレット-北穂-涸沢-上高地

のはずだったのですが・・・・
今、南岳小屋に宿泊を問い合わせると、
「今、雪が降ってまして今夜はかなり積もると思われます。」
とのこと
ほんまかいな?と槍ヶ岳山荘のライブカメラを見ると、カメラに雪がこびりついていた。
あぁ、一ヶ月以上も前から暖めていた「夢の紅葉ゴールデンコース」が・・・・・。
雪の大キレットはチョット単独行の僕には無理だろう。
氷河公園が目的だったけど、涸沢の紅葉も見たい。
どうするか?

白馬岳へのエイトビート

2006年10月01日 | mountains
しばらく山をお休みしている間に3000m級の山は紅葉となってしまっていた。これではいけない、体力も落ちてしまうと思い、またまた白馬岳に行ってきた。いつも大雪渓から登るので今日は栂池から登ることにした(途中までゴンドラ、ロープウェイで横着したという話もあるが)。

6:15 八方バスターミナル
6:40 栂池高原
7:00 ゴンドラ、ロープウェイ乗車
7:47 出発
8:33 天狗原
9:08 白馬乗鞍岳
9:29 白馬大池山荘
10:55 小蓮華山
11:26 三国境
12:02 白馬岳
12:28 村営頂上宿舎(昼食)
14:36 白馬尻小屋
15:28 猿倉荘

ロープウェイを降りると「今年の熊の目撃情報は例年の3倍です。先日もこの先の道路で熊が出ました。」と言われた。いきなり脅かさないでくださいよ、ロープウェイのおねーさん!しばらく舗装道路を登り、山荘から登山道となる。
熊の注意を受けたため必要以上に意識してしまう。どっから出てきても不思議ではない景色なのだ。ザックにつけていた熊鈴はイマイチボリュームが足りないように感じた。沢の音でかき消されてしまうほどだ。一人歩きで怖いので熊鈴をザックから外しパンツのチャックに引掛け、それを手に持ってガラガラ鳴らしてやった。早朝の栂池に汚く鈴の音が響いた。
天狗原の紅葉は進んでいた。
天狗原
遠くに鹿島槍、五竜の姿も見える。今日は標高2000m以上は空気が澄んで遠くまで見渡せた。一日中、雲海が消えることはなかったので下界はどんよりしていたのかも。
乗鞍岳を登っている途中で大事な事を忘れていたことに気がついた!
朝ごはんを食べていなかったのだ!!
気ばかりが先走って、体がついて来ないと思ったらシャリバテでした。お腹が空いたら直ぐに食べればいいのに僕は食事の取り方が下手くそで昼ゴハンの時間になるまで飴やチョコなどの歩きながら摂取で来ちゃうもので誤魔化してしまう。白馬大池まではそれでも何とかなったが、その後の雷鳥坂では死ぬ思いで登っていた。さすがに辛くなってカロリーメイトに手を出すこととなったが、パサパサして飲み込み辛い。次第にバテバテとなり白馬岳に着いた頃には死人のような顔になっていたはず。

白馬大池


後立山連峰


小蓮華山頂 デカイ剣が刺さっていた


剣岳と立山


雷鳥 今年生まれた子か?


見慣れた山頂 今年何回目だろうか?

白馬岳の山頂は寒かった。顔が冷たくて冬の朝の様。
白馬岳山頂から白馬山荘に向かう途中でパトロールのヘリがやってきた。上空で旋回し、鹿島槍方面に戻っていった。

村営頂上宿舎でやっと昼食をとり、大雪渓へ。遅咲きの花が咲いていた。

イワギキョウ


(シロバナ)ホタルブクロ

何度も来ている大雪渓だけどこの時期に来たのは初めてである。秋はやっぱり雰囲気が違う。








白馬尻からは再び鈴をガンガンならし、熊を寄せ付けないように歩く。
最後の最後、林道から猿倉への分岐でいきなり雷が鳴り、土砂降りの雨に降られるというオチまでついた。
白馬方面は10/10から入山禁止となるそうです。(通りすがりの登山者情報)