奥飛騨 沢上谷 沢登り

2008年08月24日 | mountains
8/18
昨夕はひだぎゅ~を食べまして、元気復活の沢2日目です。
『沢上谷』と書いて『そうれだに』と読むようです。
ネットで調べると通称『デート谷』とも呼ばれているそうです。

前日のように遡行終了地点に車をデポし、あう氏の車で入渓地点まで行く。

8:01 遡行開始


入渓地点


今日もなめなめ・・・

最初の出会いで五郎七滝を観に滝観光。


ツルピカ滝でした。
奥にもまだまだ滝らしきものが見える。


降りは滑ったら、アレ~でしたが、フリクションの効きは良い。

本流に戻りテケテケ歩く。




2つ目の出会いで今度は岩洞滝を観に滝観光、寄り道。


岩洞滝

なかなかの迫力。
あう・でり氏に「高巻きするなら?」と聞くと「大高巻きになるね」とのこと。
岩盤で覆われていました。

再び本流に戻る。

しばらく行くと、本日一番の大滝が木々の間から見えてくる。


蓑谷大滝

水量は少ないもののなめなめにふさわしい水の落下に芸術的なものを感じる。

ここは右から巻き。
登山道のような踏み跡がしっかりついている。

登っていくと人工的に積まれた石垣が見えた。
その上に出ると道が・・・。



しばらく歩き易い登山道を歩くと、左手に赤テがある。
その下を覗くとトラロープが張っている。
トラロープはずいぶん新しいもののようだが、沢ガイドが週末に備えて張ったものなのだろうか?
せっかくなので使わせてもらい下降。
(懸垂下降の練習にはもってこいの場所)
ほどなく蓑谷大滝の落ち口に到着。結構下降しました。


蓑谷大滝の落ち口

ここからは舗装道路のようななめなめの始まり。
途中でチャリンコに乗ったおっさんがタバコを咥えながら、
「おにーちゃんらどこから来たの?」
と前方から現れそうです。


ずっとこんな感じ。

途中ワンクッションおいて二俣のナメ滝



残置ロープが左岸にあるのでちゃっかり利用。

さらに続くなめなめゾーン。




ナメばかりで駄々をこねる王子


そんな王子をなだめ、デート沢にふさわしい光景。


デポった車発見!

10:14 終了。

沢上谷、大滝の巻以外は沢登りというより沢歩きという感じでした。

御嶽山鈴ヶ沢東俣  沢登り

2008年08月20日 | mountains
8/17
赤木沢に行くつもりで休みを取っていたけれど、毎日のように午後になるとピカピカドンドンとカミナリが鳴るので9月に延期しようかな?と思っていた。
そこへ、あう氏からのメール。
「日曜日、御嶽山の沢行かない?」
ヂツは御嶽山に行ったことが無い。
行きます、行きます ということで、
『あう・でりコンビと一緒に行く膝リハビリ癒し渓遡行』
に便乗させてもらった。
この二人、大井川水系倉沢や新越沢などハード系沢も突破してしまう人達。どんな遡行を見せてくれるのか?

前夜「木曽のなぁ 中乗りさん 木曽の御嶽山はなんじゃらほい♪」と鼻歌歌いながら、暗い国道20号19号と繋いで西へ向かう。そして待ち合わせの三岳の道の駅へ。
ワンセグが入ったので北京五輪野球 韓国vs日本を視聴。結果は・・・なんじゃらほい。
そして就寝。
4時頃、あう氏・でり氏参上。

田の原遡行終了地点へ移動。
沢装備装着、車デポ。
あう氏の車で入渓地点へ移動。
林道を歩く、ひたすら歩く。暑い・・・
釣り人に配慮して2つ目の橋から入渓(8:19)。






しばらくすると大滝が。


右岸から巻き


滝の落ち口

滝上からはさらなるナメナメ星の始まり。
小滝で最初の一手が取り難いところ2ヶ所ほど。
ちょっとバランス崩してリセット。お釜に落ちてみた。
意外と深いのね・・・なんじゃらほい。













名物、不思議な瀬。水流が途切れている。



答え、下で繋がっている。


潜って滝下まで行けるか水中を撮ってみたけれど真っ青でわからない・・・なんじゃらほい。






最後の壁。



右手から尾根に上がり、隣の支沢へ降りる。



ガードレール発見!


終了(12:06)。


昼になればと思っていたけど山頂はガスがかかって見えない。せっかく来たのに。
御嶽山はなんじゃらほい・・・

丹沢小川谷廊下 沢登り

2008年08月03日 | mountains
北アルプスの赤木沢に行きたくなった。
行きたくなったからといって「ハイ、行ってらっしゃい!」というわけにはなかなか行かないのではないかと思って、沢グレード同等2級の小川谷廊下にチャレンジすることにした。

今回も単独です(決して友達がいないわけではないです!)。
入渓ポイントの穴の平橋までの林道は通行止ということなので途中まで車で行き、路肩に駐車、そこからはチャリで穴の平橋まで行く。
しかし、チャリが予想外にしんどくて、途中3~4匹のスズメバチに囲まれて来た道を100mほど戻ったこともあり入渓前に腿がパンパンになってしまった。入渓7:48。
堰堤を降りる足取りのバランスの悪いことといったら・・・・・・。

小川谷出合いから遡行開始。
しばらく歩くと釣人2人。挨拶して通り過ぎる。
8:16最初の滝、直登。


2日前に行った久々のボルダリングの影響で前腕ダルいことに気付く。
力が入らなくて先行きやや不安になる。

8:17、2番目の滝。
おおっ!
コレが噂のチョックストーン(CS)!!


CS右には残置スリングかかっているが、自分的には左から登ったほうが相性良さそうなので左から直登。
水の奥に足場が隠れているのでCSの下から回り込んだ後に突っ張りまくる。
結構な水量でいきなりずぶ濡れ。目が覚めた。

間髪いれずに現れたF3は腕が疲れたので右から巻かせていただく。
 


この後も続々滝が現れるが基本直登で攻めた。


ここは木を渡った。


ここは水量の少ない左から直登。


なんか出そう・・・・。


遠くに噂のツルツル大岩が見えてきた。


ツルツル大岩を下から眺める。

ステルスだと滑んないのかな?
大岩の下で砂が付きやすいからよく払ってから登りましょう!


大岩の上から眺める・・・・。
スキーの斜面としたら手頃な斜面。
傾斜は30度弱だな。どっかのHPで4~50度と書いてあったけどそんなに斜度はない。




ナメナメ星に迷入。






再び何か出そう・・・・暗い。


清水の舞台を降りたところにもこんな感じのあったなぁ。


大滝。
さすがにここは左から巻きました。


水量がだんだん減ってきた。
先行していた4人組のおっちゃんらに遭遇。


最後の滝、向こう側に壊れた無粋な堰堤が見える。
最後はやはり直登で締めようと気合を入れる。
右側から回り込む。
滝の右壁には残置スリングがぶら下がっている。これは無視してフリーで登ることを考える。



最後の直登のシメはやはりツッパリ!
水線通りに登った。
見ていたおっちゃんら、巻き道から拍手

堰堤をくぐり、下山道への誘い(10:20)。


後は道なりに穴の平橋まで(11:22)。
帰りはチャリで楽チン!
途中で飛び出してきたシカ君に驚き、コケそうになる。
今日も無事帰って来れました。
ありがとうございました。