台風一過を期待して「海の日」なのに山に行った。
前日の夜はビールを飲みながら沢渡駐車場で満天の星空を見て、明日は晴れると確信していた。・・・が、雨は降らなかったのですがガスガスだった。
今回は槍ヶ岳から焼岳までの縦走路でポッカリ穴の開いた未踏の西穂山荘から焼岳小屋までを歩こうと出撃だ!
7/16
5:37 上高地バスターミナル発
5:53 西穂登山口
8:04-32 西穂山荘
10:45-11:18 焼岳小屋
12:14-20 焼岳山頂
14:00 中の湯
登山届を出す為にいったんバスターミナルへ向かう。上高地は先週よりも登山者が多い。
登山届を提出し、靄がかった梓川沿いに田代橋へ向かう。
西穂高登山道口に着くとそこにも登山届のポストがあり軽くショック。約15分は準備運動と割り切る。
何の為にバスターミナルまで行ったのでしょうか・・・
中尾根を登る。
以前人に言われ、とっても急な登山道というイメージを持っていた。
中尾根に自己紹介された
不快指数100%、湿度が高い。
汗が滝のように流れ落ちる。タオルが直ぐにビチャビチャになってしまった。時間とともに晴れると思っていた霧がなかなか引かず、展望もない。
途中「宝水」という水場があったがほとんど枯れていた。
8時頃に山荘に着いたら西穂にも登っていこうと思っていたが、あいにくガスが晴れず今回はパス(前回もガスガスの中を登ったからなぁ)。
西穂山荘でゆっくりしました。トン汁美味かった
山荘の方に焼岳小屋までの縦走路について聞くと「雨降ってなくても雨具着て行ったほうがいいよ」と言われた。その理由は直ぐに理解できた。
笹が登山道を覆っている。その笹に雫が・・・・。ビチャビチャだ・・・
ビチャビチャ
登山道はいずこ・・・
稜線は道がついている
これはどうやって行くのでしょうか・・・・?
登山道はグチャグチャ、ドロドロ。
クモの巣も登山道を塞ぐ。ここんところストックの出番がなかったのだが、今回は大活躍。
綿菓子作るみたくマキマキしたのだ
割谷山の山頂には標識も展望も無かった。
写真撮り損なった・・・
笹の葉で下が見辛いが、穂高連峰の延長線なだけに登山道の脇は結構な崖なところもチラホラ・・・。
滑落したらただでは済まされないな
そんな狭い稜線を歩いている時に突然目の前がクラクラして平衡感覚を失った。湿った笹の茎や根に足を取られて、バランス崩して慌てて木にしがみついた。
あれぇ、高山病か?でも2000mちょっとしかないし・・・。
三半規管の病気に突然なったのか?
などと瞬時に考えていると頭の上から水がボタボタボタっと落ちてきた。周りを見ると木々がグラグラ揺れている。雫が一度に落ちてきたらしい。
ん?地震??
まさか焼岳が噴火したんじゃないだろうな?!
稜線を信州側と飛騨側に縫うようにして歩き、いいかげん藪漕ぎにウンザリしていると緑色の屋根が見えた。焼岳小屋に到着。
小屋のおねーさんに「先程地震がありましたか?」と聞くと「新潟・長野で震度6強らしいですよ」という返答。
揺れたわけだ。
目的は達成できたが(槍から中の湯まで縦走路を繋げたぞぉ!)時間もまだ早いし、「焼岳-中の湯-ト伝の湯」の計画を追加した。
焼岳は一昨年の11月に一度登ったが展望もなく、雨と雪で寒い思いをした思い出が・・・。
今日もガスが多く、このまま相性が悪い山になってしまうのだろうか?
ところどころ黄色い岩の間から硫黄ガスが噴出している。山頂直下なぞゴォゴォー音を立てている。なかなかの迫力だ。
時々雲の間から上高地方面が見える。山頂では火口湖や中の湯方面も。相性が悪いということはないようだ。
緑に染まったリンドウ平を目指し、下山開始。
小屋から山頂までのガレガレな登山道とは異なり、こちらの登山道は緑が多い。高山植物もいっぱい咲いている。
釜トンネル近くの登山口に無事到着。
さっそく売店に行き、「ト伝の湯」に入る旨を伝える。約1時間待ちらしい。
車を売店の前に駐車して良いと言うので一度沢渡まで車を取りに行った。戻ってくるとすぐ入れると言う。
秘湯洞窟風呂
やや手ブレ
今まで車を停める場所がないと思って敬遠していたが、売店のおっちゃんに予約の電話を入れた時にお願いすれば売店の前に車を停めさせてもらえます(釜トンネルの守衛さん?は慌てますが・・・・)
気になっている方は一度洞窟風呂を体験してみてはいかがでしょうか?
中の湯売店
0263-95-2341
前日の夜はビールを飲みながら沢渡駐車場で満天の星空を見て、明日は晴れると確信していた。・・・が、雨は降らなかったのですがガスガスだった。
今回は槍ヶ岳から焼岳までの縦走路でポッカリ穴の開いた未踏の西穂山荘から焼岳小屋までを歩こうと出撃だ!
7/16
5:37 上高地バスターミナル発
5:53 西穂登山口
8:04-32 西穂山荘
10:45-11:18 焼岳小屋
12:14-20 焼岳山頂
14:00 中の湯
登山届を出す為にいったんバスターミナルへ向かう。上高地は先週よりも登山者が多い。
登山届を提出し、靄がかった梓川沿いに田代橋へ向かう。
西穂高登山道口に着くとそこにも登山届のポストがあり軽くショック。約15分は準備運動と割り切る。
何の為にバスターミナルまで行ったのでしょうか・・・
中尾根を登る。
以前人に言われ、とっても急な登山道というイメージを持っていた。
中尾根に自己紹介された
不快指数100%、湿度が高い。
汗が滝のように流れ落ちる。タオルが直ぐにビチャビチャになってしまった。時間とともに晴れると思っていた霧がなかなか引かず、展望もない。
途中「宝水」という水場があったがほとんど枯れていた。
8時頃に山荘に着いたら西穂にも登っていこうと思っていたが、あいにくガスが晴れず今回はパス(前回もガスガスの中を登ったからなぁ)。
西穂山荘でゆっくりしました。トン汁美味かった
山荘の方に焼岳小屋までの縦走路について聞くと「雨降ってなくても雨具着て行ったほうがいいよ」と言われた。その理由は直ぐに理解できた。
笹が登山道を覆っている。その笹に雫が・・・・。ビチャビチャだ・・・
ビチャビチャ
登山道はいずこ・・・
稜線は道がついている
これはどうやって行くのでしょうか・・・・?
登山道はグチャグチャ、ドロドロ。
クモの巣も登山道を塞ぐ。ここんところストックの出番がなかったのだが、今回は大活躍。
綿菓子作るみたくマキマキしたのだ
割谷山の山頂には標識も展望も無かった。
写真撮り損なった・・・
笹の葉で下が見辛いが、穂高連峰の延長線なだけに登山道の脇は結構な崖なところもチラホラ・・・。
滑落したらただでは済まされないな
そんな狭い稜線を歩いている時に突然目の前がクラクラして平衡感覚を失った。湿った笹の茎や根に足を取られて、バランス崩して慌てて木にしがみついた。
あれぇ、高山病か?でも2000mちょっとしかないし・・・。
三半規管の病気に突然なったのか?
などと瞬時に考えていると頭の上から水がボタボタボタっと落ちてきた。周りを見ると木々がグラグラ揺れている。雫が一度に落ちてきたらしい。
ん?地震??
まさか焼岳が噴火したんじゃないだろうな?!
稜線を信州側と飛騨側に縫うようにして歩き、いいかげん藪漕ぎにウンザリしていると緑色の屋根が見えた。焼岳小屋に到着。
小屋のおねーさんに「先程地震がありましたか?」と聞くと「新潟・長野で震度6強らしいですよ」という返答。
揺れたわけだ。
目的は達成できたが(槍から中の湯まで縦走路を繋げたぞぉ!)時間もまだ早いし、「焼岳-中の湯-ト伝の湯」の計画を追加した。
焼岳は一昨年の11月に一度登ったが展望もなく、雨と雪で寒い思いをした思い出が・・・。
今日もガスが多く、このまま相性が悪い山になってしまうのだろうか?
ところどころ黄色い岩の間から硫黄ガスが噴出している。山頂直下なぞゴォゴォー音を立てている。なかなかの迫力だ。
時々雲の間から上高地方面が見える。山頂では火口湖や中の湯方面も。相性が悪いということはないようだ。
緑に染まったリンドウ平を目指し、下山開始。
小屋から山頂までのガレガレな登山道とは異なり、こちらの登山道は緑が多い。高山植物もいっぱい咲いている。
釜トンネル近くの登山口に無事到着。
さっそく売店に行き、「ト伝の湯」に入る旨を伝える。約1時間待ちらしい。
車を売店の前に駐車して良いと言うので一度沢渡まで車を取りに行った。戻ってくるとすぐ入れると言う。
秘湯洞窟風呂
やや手ブレ
今まで車を停める場所がないと思って敬遠していたが、売店のおっちゃんに予約の電話を入れた時にお願いすれば売店の前に車を停めさせてもらえます(釜トンネルの守衛さん?は慌てますが・・・・)
気になっている方は一度洞窟風呂を体験してみてはいかがでしょうか?
中の湯売店
0263-95-2341