今回は予報によれば天候も不安定ということで、のんびり遡行できず真面目な沢登りでし。
できれば日帰り、一応ツエルトの他にもビバーグセットを持っていくでし。
晩のうちに木曽駒高原スキー場に到着。
日の出とともに起床、準備です。
高度計を合わせようとすると見当たらない。忘れたようだ。
似たような二俣が出てきたら不安になりそうだが、地形図とコンパスでまぁなんとかなるでしょ。
ということでスキー場から少し下がった所から入渓。
間違えて幸ノ川に入らないように左へ左へと寄る。と、いきなり水涸れ・・・。
インゼルになってるっぽいのでそのまま進む。
そして東に曲がると稜線が・・・見えない。
気にせず進む。
巨岩だらけでし。
この巨岩越えが世界を制する左ジャブのように効いてきて細尾沢に入る頃にはバテバテになった。
細尾沢に入ってホッとしたのも束の間、なんか見えてきた。
コレでした。
4,50mあるなぁ、と思いながらどこから登るか思考中(地形図見ること以外の事前情報収集しないので)。
一人なんで中央は無しやな。
左岸から高巻くことに。
懸垂で落ち口に降りることもありそうなのでここでハーネス等を装着。
落ち口であまりややこしいことしたくない雰囲気。
藪漕ぎトラバース延長戦でザイル無しで沢に復帰。
滝上は小滝とナメナメ星でし。
上を見上げれば積乱雲。
森林限界越えた辺りで雷は嫌や。
バテバテなのに休ませてくれません。
木曽駒はどこですか?
木曽駒を目指したいが視認できない。
地形図頼りに最後の詰めでし。
なんかそれらしいピークが薄っすらと見えてきた。
振り返ると登ってきた谷が見えていた。
稜線までもうチョイ。
山頂までもうチョイ
到着
さすが百名山、人だらけでし。
いやぁ、体力落ちた。
バテバテを通り越しましたわ。
が、登ったからには降りなければ・・・。
福島Bコース、侮れません。
5:44木曽駒高原スキー場-5:49入渓-8:21玉ノ窪沢出合-8:54細尾沢出合-9:11大滝-
9:39高巻き終了-11:18水涸れ-12:10稜線-12:26山頂13:00-16:17木曽駒高原スキー場