第4回木曽川水系 正沢川細尾沢 木曽駒ヶ岳 沢登り

2010年08月25日 | mountains
駒ケ岳だけではわかりにくいです

今回は予報によれば天候も不安定ということで、のんびり遡行できず真面目な沢登りでし。
できれば日帰り、一応ツエルトの他にもビバーグセットを持っていくでし。

晩のうちに木曽駒高原スキー場に到着。
日の出とともに起床、準備です。
高度計を合わせようとすると見当たらない。忘れたようだ。
似たような二俣が出てきたら不安になりそうだが、地形図とコンパスでまぁなんとかなるでしょ。
ということでスキー場から少し下がった所から入渓。



間違えて幸ノ川に入らないように左へ左へと寄る。と、いきなり水涸れ・・・。



インゼルになってるっぽいのでそのまま進む。
そして東に曲がると稜線が・・・見えない。



気にせず進む。







巨岩だらけでし。
この巨岩越えが世界を制する左ジャブのように効いてきて細尾沢に入る頃にはバテバテになった。

細尾沢に入ってホッとしたのも束の間、なんか見えてきた。



コレでした。



4,50mあるなぁ、と思いながらどこから登るか思考中(地形図見ること以外の事前情報収集しないので)。
一人なんで中央は無しやな。
左岸から高巻くことに。
懸垂で落ち口に降りることもありそうなのでここでハーネス等を装着。



落ち口であまりややこしいことしたくない雰囲気。
藪漕ぎトラバース延長戦でザイル無しで沢に復帰。

滝上は小滝とナメナメ星でし。









上を見上げれば積乱雲。



森林限界越えた辺りで雷は嫌や。
バテバテなのに休ませてくれません。


木曽駒はどこですか?

木曽駒を目指したいが視認できない。
地形図頼りに最後の詰めでし。


なんかそれらしいピークが薄っすらと見えてきた。


振り返ると登ってきた谷が見えていた。


稜線までもうチョイ。


山頂までもうチョイ


到着
さすが百名山、人だらけでし。

いやぁ、体力落ちた。
バテバテを通り越しましたわ。

が、登ったからには降りなければ・・・。
福島Bコース、侮れません。

5:44木曽駒高原スキー場-5:49入渓-8:21玉ノ窪沢出合-8:54細尾沢出合-9:11大滝-
9:39高巻き終了-11:18水涸れ-12:10稜線-12:26山頂13:00-16:17木曽駒高原スキー場

第3回木曽川水系 カルチャーショック

2010年08月19日 | fishing
岩魚汁

岩魚釣りが夢だったという職場のU氏。
「行きましょう!」
と言ったと思ったら翌日には熱い思いで釣り装備を買い揃えていた。
U氏曰くドキドキワクワクしてよく眠れなかった、そんな夜が明けいよいよ出陣です。

彼は海や湖がメインだったようで渓流釣りはTVの沢の増水ニュースなどにビビらされ、敷居が高くやったことが無いとのこと。
始めは岩魚君にバレバレな釣り方だったがちょこっと教えると直ぐに小さいながらも人生初岩魚をゲット。
なかなか筋の良い人だ。


人生初岩魚に喜ぶU氏

釣り上がって行くと15m滝が出てきた。
1人ならこの程度の滝は何も考えずにさっさと登るのだが、
U氏は当然初滝登り。
若いが職場では要職に就いている彼になにかあってはコトなので、
アッセンダーの使い方を教えた後でザイルを引っ張った。



この時点で彼は釣りキチ三平になりきっている様子。
勢いのある人は大物も釣り上げてしまうのだ。


人生初 尺岩魚ゲットに喜ぶU氏

そろそろお腹が空いてきたので宴会です。
流木を集めるがこの辺りは夕立が降っているようで湿気ていて火付きが悪い。
なんとか火を熾し宴会スタート。


人生初沢宴会に喜ぶU氏

楽しんでもらえたようで帰路はやや興奮気味でした。

「滝登りって何が楽しいんだろう?と思っていましたけど、楽しいですね。」
岩魚釣りだけじゃなく沢登り開眼でしょうか?

第2回 木曽川水系 釣り

2010年08月11日 | fishing
尺岩魚だけど深海魚くさい

台風4号接近中の為、今週はお気楽な渓流釣り。
増水したら直ぐに林道・登山道に逃げられるところじゃないと遡行出来ませんわ。
雨が降ったり止んだり、晴れたり曇ったりの忙しい天気の中のんびり釣ってきました。
まあまあいい感じに釣れました。
ウチの親が一度くらい食べたいから持って帰って来いというので だるふぉ魚篭 で大きいもの順でお持ち帰りしました。
尺岩魚はデカ過ぎて入れ口でつっかえて入らなかったので、
なんか深海魚みたいな風貌だし気持ち悪いんでdちゃんに習ってリリースです。

で帰ってきてから、おかんがあっと言う間に塩でお清めしてしまいました。



純粋な木曽岩魚に会えるのはいつのことだろうか?

今週もカモシカ君に会いました。


第1回 木曽川水系 沢登り 

2010年08月04日 | mountains
今週は百草丸を買いに行くついでに日帰り沢登りでし。
「一人で行くとあぶないよ、やめときな」と周りの人々が心配するのですが平日で他に誰が行けるのでしょう?
行かないでいると心の病になってあぶない人になっちゃうかもよ

路肩に車を停めて5:00出発。
ゴールの林道分岐まで標高差があまりない短い沢なのでのんびり行きます。
始めのうちは小滝がボチボチ。
そして最初の滝らしい滝。



結構立っていますが、登ります。
さすがに落っこちると「あいたたたた」では済まなさそうなのでこんな時の為に温めていたソロシステム構築です。
で、登ってブツの回収の為に降りてまた登って・・・。
登るより回収の方で力使いました。
なかなか抜けないんだもんなぁ
非常にめんどくさいですわぁ。
今後どうせ1往復半するなら、この高さぐらいなら素直に巻いてロープ垂らした後で登ることにしよう。





もう直ぐ終わりかな?と思っているとチェーンソーと人の声。
沢に丸太、倒木がゴロゴロ立ち塞がっており歩き難さ百万倍。



そしてカモシカ君の登場



11:35 水が涸れ、ススキの藪漕ぎを5分ほどすると林道に飛び出した。
分岐からちょっと逸れたけど、まぁ予定通り。


中央アルプスですわぁ

明日は近くの本谷に入る予定でいましたが、木曽上空に分厚い雲。
また別の日に行きます。



たまにはテンカラもいいね。