本隊に遅れること2週間、追悼沢登りです。
この時期になると日照時間は3月中旬から下旬並になるのでゆっくり遡行はなかなか出来ない。
ヘッデン下降は出来るだけ避けたいので結構本気の歩みとなる。
入渓後、赤テはぶら下がっているものの日が暮れて林道への登り口を見失わないように周りの風景を写真に撮ってから出発。
直ぐに見覚えのある滝が次々と現れる。
以前黄蓮谷に行こうと思ってネットで調べた滝。
黄蓮の前に本谷に行くとは思いもしなかった。
滝群を越えるとナメ&ゴーロ。
入渓してからずっと花崗岩がよく磨かれて滑るんで要注意。
ステルスで来ればよかったかも・・・。
黄蓮出合からは谷は開け、渓相もより明るくなる。
スカイライン付近はすでに紅葉。すっかり秋です。
巨岩帯を水線通しで行くにはややリスキーか?と思いながら取り付いたが
沢水を浴びた瞬間にあまりにも寒すぎて巻き決定。
滑滝沢出合到着。
「けもぉ、来たぞぉ~!」と滑滝沢F1上部に向かって叫ぶ。
何も返事はないが、あってもちょっと困る・・・。
線香をあげ、日本酒を滑滝沢に撒いた。
しばらく居たがガスが出てきて本格的に冷えて来たのでハーネス装着して下降を開始した。
日帰りでも来れることがわかったんでまた来るよ。
10/8
5:55 日向山登山口発
6:52 入渓
8:41 黄蓮谷出合
10:27 滑滝沢出合着
10:50 滑滝沢出合発
14:14 入渓地点着
15:20 日向山登山口着