四ッ岳 山スキー

2007年02月12日 | mountains
2/11日、四ッ岳(北ア 2751m)に登ってきました。
今回のメンバーは僕のほかにHEIDIさん、岡山から野人さん、もりちゃんの4人です。

6:30  平湯キャンプ場
7:52  大滝川渡渉
12:25  2478m敗退地点
14:20  大滝川渡渉
14:58  平湯キャンプ場   (GPSより)

ルートはこちら

前日の仕事を終え、慌てて平湯に向かった。平湯には11半頃到着。沢渡辺りから雪が降っていました。HEIDIさんに挨拶し、酒も飲まずに寝てしまった。疲れていたらしい。翌朝、野人さんともりちゃんと挨拶。

雪がしんしんと降る中、ヘッ電つけて平湯キャンプ場から出発。出発時に以前からお名前をよく耳にしていた星○さんに遭遇。そして流星のようにあっという間に山の中に消えていった。速過ぎです。
しばらく沢沿いに歩いていくとだんだん明るくなってきた。そして急登の始まり。キックターンを繰り返し登り上げる。ようやく尾根に上がったと思ったら今度は大滝川への下り。スノーブリッジが弱々しくてかなり緊張したが無事に渡渉。
沢の脇にある氷柱が綺麗でした。
大滝川渡渉点

大滝川 氷柱

そして登り返すとしばらくは緩斜面、疎林に癒されながらの登高。



次第に急斜面と変貌していく。登っても登っても永遠に続く急登にだんだん嫌気がさしてくる。しかしその横には激パウダーが眠っており、帰りのことを考えると生唾もの。それを気力に変え、登っていきます。野人さんはさすがのタフネスぶり。ガンガン行っちゃいます。それでも少し遠慮していてくれたみたいですが(笑)



いつの間にか単独行の方と合流し、岩場の出てきた2500mぐらいまで登り上げる。森林限界を超えると猛吹雪。風が強くて、寒くて死んでしまいそうです。指先は痛過ぎて感覚がほとんどなかったです。
ここから上は岩も出ているし、天気も悪く展望もないということで敗退決定(実はちょっと嬉しかった。それだけ寒かったんですよ)。

敗退場所から山頂方面

そんな中、大阪から来た単独のボーダーさん、凄すぎです。スノシューでどんどん山頂に向かって登り上げていきます。背中のボードに強風を受けてバランスを崩すことはないのでしょうか?

さあ、お楽しみの滑降です。
奇声を発しながら北面のカール状の沢を降りていく。どうして皆さん声が出てしまうのでしょうか??(笑)
激パウダーに身体が浮きまくり。雪のシャワーを顔面に浴びながら降りていく。自分が上手くなったかのような錯覚さえ感じられる。
お互いに写真を撮り合いながら降りていく。

HEIDIさん

野人さん

もりちゃん

こんなに登ったのか?と思えるほどの距離、ずっと激パウダーでした。
平湯キャンプ場への最後の斜面を除いては・・・・難しい雪質の斜面で、コケまくりでした(泣)

しかし楽しかったなぁ。
後から写真を見ると半ニヤケの顔ばかりです(笑)

今日は四ッ岳

2007年02月11日 | mountains
吹雪の中、四ッ岳に登ってきました。2480mで敗退です。
氷点下15度にはかないません。
明日も山スキーに出かけるつもりでしたが、もうお腹いっぱいになったので帰宅しました。
同行された方々、お疲れ様でした。

詳細は後日。

入笠山 山スキー

2007年02月04日 | mountains
夕方から用事があったので今日はそんなに遠出はできません。
ということで、以前から気になっていたのですがあまりにも行動時間が中途半端なためになかなか行けなかった入笠山です。
昨日までは沢入からの侵入を考えていたのですが寝坊したため、ゴンドラ使用とする。が、中央道の風が強い!
ゴンドラ動いているのかなぁ??
八ヶ岳PAに立ち寄り、聞いてみた(ここで富士見パノラマの一日券が500円の割引で売っているのだ!)。
「動いていますよ。」とのこと。苗場なら絶対止まってるぐらいの風だよ。
一日券買っちゃいました。人がいなくなった頃見計らって滑るんだもんね!
駐車場に車を停めて、ゴンドラ乗り場へ。風が強いものの天気はめちゃめちゃいいので、スノシュを持った山ヤな人たちもたくさんいました。4,50名の団体様も2組ぐらいいましたね。そんなに人気の山なんでしょうか???
ゴンドラ降りてシールを貼る。これが失敗。始めの登りは背負った方がよかった。すぐに降りになって、入笠湿原まで滑って降りられました。

入笠湿原

シールを再び装着。林道、遊歩道と繋いで、6月頃にはスズランが咲き乱れているスキー場跡地に着く。

スキー場跡地

モナカっぽい雪をサクサク進み、藪の中へ。トレースつきまくりで地図を忘れたお馬鹿さんですら道に迷うことはない
最後はちょっと急登。そこを過ぎれば山頂です。
風が強いです。
撮るものを撮ったら退散です

八ヶ岳

乗鞍方面 間違いだ! 中ア方面

穂高方面

南アルプス方面

山頂直下は結構な急斜面かつ藪藪で緊張しました。その後緩斜面になるが藪藪は激しい。重いパウダーをなんとかこなして先程のスキー場跡地へ。
ここはわりと快適に滑ることができました
天気もいいしスキー場跡地下でお昼にしました。ビーコン練習している人達の横で食事の準備です。
風が強くなると嫌なのでツエルトを設営。(ツエルトデビューです


ちょこっと歪ですね。もう少し雪洞っぽく掘ってからの方が安定したかもしれません。
中に入ると直射日光に当たっているせいか、かなり温かい。ビニルハウスみたいです。
さてさて食事は名古屋名物「味噌煮込みうどん」。舞茸、卵入り!

すごい色してんな!

山で食べると美味いなぁ!!
昨日のうちに仕込んできた甲斐がありました
食後、ビーコン練習を見学させてもらった。宝捜しみたいで楽しそう。
僕はビーコンを持っていないのでかなりその様子が参考になりました。(単独だと持っている意味がないんだよなぁ)
13:30。
そろそろ富士見パノラマのゲレンデが空いてくる頃かな?
撤収作業に入り、ゴンドラ、山頂駅へ向かった。
案の定、ゲレンデに人はあまりいなく、ロングコースを3本滑り帰宅。
短い時間だったけど中身は結構濃い一日でした。