濁泥水の岡目八目

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私は日本の愛国者として何度も「真珠湾攻撃をさせた大馬鹿野郎共」と言うぞ

2018-12-06 14:22:47 | エッセイ


 今から77年前の真珠湾攻撃の原因が、日本に対するアメリカの石油全面禁輸とハルノートにあったことはよく知られている。日本の愛国者と称する人々は、こんな酷い仕打ちをされたのだから真珠湾攻撃も当然で日本は正義の戦争をしたのだと言う。しかし考えてほしい。アメリカは理由もなくこんな過酷な態度にでたのか?明らかに違う。アメリカ政府は日本に対して激怒していたのだ。日中戦争を止めようとせずに広大な中国を軍事占領し、三国同盟でナチスドイツと手を結び、しかもベトナムまで全面占領した日本に堪忍袋の緒を切ったのだ。
 日本の指導者達は、アメリカが石油を止めれば日本が干上がることは知っていた。馬鹿でも分かることだ。そして日本がベトナムを占領すればアメリカが怒ることも知っていたはずだ。まさかアメリカが喜ぶと思いはしないだろう。北ベトナムを占領してさらに南ベトナムに軍を送る前に、ここまでやったらアメリカが怒って石油を止めるかもしれないと誰も思わなかったのか?石油全面禁輸で困り果て、さらにハルノートを突き付けられてパニックを起こしちゃった。自分より強い相手を怒らすようなことをさんざんしておいて、怒った相手から凄まじい制裁をするぞと宣告されて慌てふためくなんて馬鹿丸出しである。そんな馬鹿が現在でもお隣にいる。
 いわゆる「徴用工」判決に激怒した日本政府の態度に慌てふためいている韓国は、戦前の日本とそっくりである。ナチスドイツと手を結んだ日本が無法国家チーム入りだと見なされたように、北朝鮮にすり寄って冷たい目で見られているのも同じである。韓国内の日本企業資産に手を出せば正に真珠湾攻撃であり、エレベーターに突っ込んだ韓国人の末路が訪れるのは確実である。
 



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