バラナシでの生活。

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インドのバラナシに入って今日で一週間がたった



本当は４日ぐらいで出ようと思っていたのにとても刺激的でなおかつ居心地が良くてついつい長居してしまっている



昼間は暑くて外をなかなか歩けないから動くのはいつも朝か夕方以降




火葬場（マニカルニカーガート）に行って次々と焼かれていく死体の煙で目が痛くなりながら（意外にも腐敗臭のような臭いはまったくしない）その光景から目が離せず二人言葉も交わさないまま時が過ぎていく時間。



まだ１５歳未満の子供や事故、病気で最後を迎えた人たちは布に巻かれたまま石に縄で括り付けられボートでガンガーの中央まで行くとそのまま無機質な「バシャン」という音とともに船は揺れ埋葬されていて、



ふと近くに目をやるとそこにはいくつもの火があがりかたわらでは迷い込んできた牛や犬、羊がにおいを嗅ぎ餌を食べている。



そして観光客を餌にだまして薪代と称しお金を巻き上げる連中も目だっていた



見上げれば刻々と色を変える空がそこには広がっていた



これほどまでに自分が今生きていていつかは最後のときを迎えるのだと実感させられる場所にうちらは行ったことがなかった。



来れてよかったと思う。




旅をしているとたくさんの人に出会いそして別れていく。


その速さは日本で過ごしている日常からは想像がつかないほどで、インドに一週間前に一緒に来たあやちゃんとたくやは昨日また今日ともう次の目的地へ発っていった。









別れのときはさびしいけど、それぞれがそれぞれのスピードで動いていく



それでいいんだと思う。


今日もバラナシの裏通りは適当に商売をしている人と、牛と羊と犬でごった返していて









そこを抜けると気持ちのいいすべてを包み込む母のようなガンガーが広がっている



洗濯物は一時間もあれば乾くし



牛だって沐浴（？）している。




散歩をするだけで癒される




やさしくて気さくで面白いインド人に囲まれて生活しているけど、そろそろうちらにも次の町へ移るタイミングがやってきたみたいだ





明日の朝ネパールへ向けて出発するとしよう




Ｐ．Ｓ

日本のみんな元気ですか？ちょこちょこみんなのこと思い出して話したりしています。近況でも聞かせてくれたらうれしいな




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