何もないからいい。

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内モンゴルの夕方夕食を食べに行くと海外に出てきてはじめての日本人の旅人「北上さん」に出会った



東南アジアを旅していたときにはいくらでも日本人に会ったのにここ中国では一人も出会っていなかった



でもまさかこんな日本からの観光客がまずこないであろう場所で最初に出会うとわ



なんか物腰の落ち着いたいい空気を持った人すぐさまご飯もそこそこにビールとナッツを持って一緒に夕日を見に行くことに



すでに日は落ちかけてきていていい感じ






少し時間がたつと太陽が黄金色になってきてまわりの空はは朱色に染まっていく






反対側の空の色も紫と青のグラデーションのようないろに変わっていき






真上の空はまだ真っ青



そして日が沈んだあとでもそらの色はどんどん変わっていき、空気も日の光とともに冷たくなっていく



さっきまでなかったはずの雲が急に見えてきて真っ青だと思っていた空にも薄すぎて日の光が強いから見えていなかっただけなんだなという発見をしたりしていた





さらに雲を染めていく








完全に太陽の光がなくなったのは、午後１０時をまわった頃だった




光がなくなるとそこはほとんど光のない世界。




星がどんどん増えていく



空には天の川が流れ






耳には虫の鳴く声やたまに遠くから馬の鳴き声が聞こえてくるぐらい


首が痛くなるのも忘れて空を眺め続ける夜






何かがあるからいいんじゃないんだ。何もないからいい。そんなことを思った夜でした。





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３６０℃の草原と乗馬。

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万里の長城へ登った日に強行で夜１１時半の寝台列車に乗って向かった先はモンゴルと中国が同居する町と言われている



「フフホト」




電車の中ではカメラに興味を持ったおじちゃんが中国語でこっちがわからないって言ってのもお構いなしに話しかけてきたり






でもそんなのが中国人の面白いところだと感じてきた今日この頃



フフホトに着くと一気にツアー会社の人が押し寄せてきてうちらはそのツアーに参加するつもりだったから着いていって話しを聞いて見ると「地球の歩き方」に載っているツアーと同じというかそれ以上の内容でなおかつ半額ぐらいの金額でいけるとのこと




こんな美味しい話しは基本的に騙す詐欺なんだけど、ここでは自分の勘で信用できるか決めるしかない


今回の会社は人が信用できた



ということで宿代も浮くしこのまま車に乗って内モンゴルの草原へＬｅｔ’ｓ　Ｇｏ！！



車で１時間も走るとどんどん景色が変わっていく



２時間も走ると周りに見えるのは走っている道路と地平線だけ



たまに羊と羊飼い





世界一周を決めてから夢にまで見た景色がここには広がっている



そして宿泊場所に到着



すぐ移住民族モンゴルの家「ゲル」で






モンゴル料理の昼食けっこう塩味がきいていてご飯とよく合ういい味だった







それからちょっと高かったけど、せっかくだし３６０度地平線しか見えない中馬に乗って目的地まで行ってみることにした




それにしても何もない・・・。






馬もたったまま寝ている





しかし馬を乗りこなすのは至難の業で最初はどうやっても言うことを聞いてくれない



でもなんとかこのあたりの人が信仰しているだろう場所までついた






ここでなんだかよくわからなかったけど、（全部中国語）３０元払って青と白の布をもらいこの周りを三回回って願いを言い片方の布をここに巻いて片方は時自分で持ってるように身振り手振りで言われた







一枚ずつ首に巻いて馬に乗って約３時間歩き回っていた






何回見回して見ても何もない景色の中三時間馬に乗って散歩。




代償としてお尻が三日間痛かったけど、なんかすごい幸せな時間だったな





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宇宙から見える唯一の人工建造物。

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宇宙から見える唯一。そして地上最大の人口建造物。




それが「万里の長城」




北京から電車に揺られること１時間ちょっと「八達嶺駅」






この駅の外には嘘をついてタクシーに乗せようとする客引きがいるが、ここから歩いて１０分ちょっとで登り口まで着く








もうここに着くとすぐそこにどこまでも伸びる長城が見えてテンション上がりっぱなし






チケット４５元（約￥６３０記念切手もついてくる）を払い、登り始めてみるとすぐに




きたぁーーーっ








まさにテレビなんかで見てた景色そのままが目の前に広がる




人も多くてうるさいけど、それよりもとにかくその景色に感動



この万里の長城人間が見渡せる範囲なんていうのはほんのちょびっとだけで、実際は６０００キロも続いているらしい



もうここまでくると１０兆円とか言われるのと同じようによくわからない単位だよね



うちらの中でも中国といえばの代表だった「万里の長城」もちろん持ってきちゃいましたよ




ちょっと目立つみたいだけど、目立ってるなら余計目立っちゃえ～



Ｌｅｔ’ｓ　Ｊｕｍｐ！！









うん。みんな中国人も外人さんも笑ってた（笑）


シルバーアーティストそ目指すよっちゃんが世界一周へのお守りとして作ってくれたネックレスの鶴も飛びたいぃーーー！！！って言ってるみたいだったんで飛ばして見ました







それにしてもすごい景色そして山に沿って出来ているから思っていたよりも急なところがたくさんある







しかもこの日はいいんだか悪いんだか最高のかんかんでり天気だったから景色はいいんだけど、登っていると暑くてしょっちゅう休憩してた











はぁはぁいいながら登ること二時間。



やっとここ八達嶺の頂上についたぁ







汗だくになりながらもやっぱり一番高いところから見える景色は最高に綺麗で壮大でここまでの苦労なんかあっという間にどっか吹っ飛んでいってた




どこまでも続く万里の長城






空が近くて壁の隙間を抜けてくる風がとても気持ちよかった






でもここで大事件が・・・




カメラのレンズを落としてしまって装着する部分がゆがんで装着できない状態に



万里の長城で最高の気分から一気にどん底の気分まで落ち込んだオレ




でも夜近くに自転車屋さんに行って工具を貸してもらい自力でなんとか装着できる状態までにはなりました




そして強行スケジュールで行くことにした内モンゴルの「フフホト」へ夜１１時３０の寝台列車に乗って行ってきます






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北京市内にどでかいもの！！

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北京といえば・・・というか中国といえば




で思い出すのって今日の日記の中には入ってるんじゃないかなぁ？？



まずは北京に着いて二日目に行ってきた



「天安門広場」








写真には全然収めきれない大きさ




それもそのはずこの広場は南北８８０ｍ東西に３００ｍの巨大さで面積はなんと４４４万㎡



人でいえば１００万人がここに集まり集会が出来るという世界最大級の広場



そこから地下道を通っていけば「毛沢東」の写真が掲げられている天安門へ






この天安門で１９４９年１０月１日毛沢東が楼閣から中華人民共和国の成立を高らかに宣言し、その前に広がる広場では拍手と歓声が渦巻いたという場所



その楼閣は長年非公開だったらしいのだが今は１５元（約￥２１０）払えば誰でもその楼上から毛沢東が宣言したときの景色を眺められるようになっている







毛沢東になりきることだって出来る（笑）






その天安門をくぐって歩いていくとすぐに



世界遺産「故宮」の入り口







ここ故宮は明、清の時代に２４人の歴代皇帝、皇后があ５００年に渡って住み、っそしてここから中華帝国を支配してきた宮殿



５００年に渡って栄えてきた宮殿だからその敷地も半端じゃないんだけど、その中でも




中国最大の木造建築物「太和殿」の大きさは圧巻だった人が米粒みたいでしょー





その広大な故宮を抜けると「景山公園」という故宮を一望できる丘のある公園がありそこに登って見るとまさに絶景









ただここはひっきりなしにたくさんの人が来るから落ち着けるような場所ではなかったな



でもそんな歴史深くて広大な場所が北京市内に今も残されている



ステキなことだよね



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中国を感じた北京！！

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やっとネットつながる環境に来れたぁ



ちなみに今上海に着いて雨が降る中宿に入りました。





んじゃさっそく北京の日記でも書いちゃいますね




青島から北京についてさっそく今年の「地球の歩き方」の中国版の表紙のなっている




世界遺産「天壇」（てんだん）








へ行ってきました



天壇とは明、清の時代に五穀豊穣を願って作られた祭壇で現存する中国最大の祭祀建造物





ちなみにここは公園になっているんだけど、その中では中国の地元の人たちが集まりダンスをしたり







トランプで賭け事（？）をしたり





みんなで楽器を演奏したり






書道の練習をしたり





していて中国人にとっての趣味を共有しあう憩いの場所でもあるみたいだった



そして宿に帰る途中飲み物欲しくてフラフラした路地では北京の大通りからは想像がしにくい下町のような風景が広がっていて







そこではまた中国に住む地元の人たちの生活を垣間見れたような気がした



ノラ猫の姿や






子供の姿も








北京に着いた一日はなんだか少しだけ中国の生活を感じることが出来た一日でした







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