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「tabibon2」2012・夏発売決定!現在作者候補者で仮原稿執筆中☆みんなの旅を繋いで世界一周気分になれる最高にワクワクする本を作ります!
「カンボジアって地雷が埋まってる国でしょ?大丈夫なの?」
これがカンボジアに対して思い描くイメージだと思う。
だけど、カンボジアに一回でも来たことがある人はまったくそんなイメージはなくなって、
「思っていたよりも全然綺麗だし、安全だし、カンボジアって全然イメージと違ったぁ」
これが大体の人が感じて帰るカンボジアのイメージかな
実際うちらも11回カンボジアに来ていてそういう意味で危ないという現状に出会ったことはなかったし、住んでいる友達や知り合い現地のカンボジア人からも「危ないから気をつけて!」というようなことは聞いたことがなかった
だけど、その認識が大きく甘かったことを痛感させられた
というのもひょんなきかっけからカンボジア地雷撤去の第一人者であり、自らが内戦時代ポルポト政権下で子供の頃それが正しいと信じ、地雷を埋め、銃を持ち戦っていた「アキーラさん」と一緒に現在の地雷撤去現場に行かせてもらえることになったから。
朝8時に現在NGO団体として活動しているアキーラさんの事務所へ
そこからこんな軍用の車両みたいなトラックに迷彩服の地雷処理スタッフと一緒に今回の現場へ
カンボジアらしい赤土の道をどんどん進んで行って
着いたのはシェムリアップの中心部から約40分のところにあるカンボジアー!!!っていう雰囲気ただよう村
でも、そんな普通のカンボジアの村の普通の家の下には迷彩服を来た地雷処理班の人たちがたくさんいた
迷彩服と地雷探知機
地雷探知機に書いてある取り扱い説明
食事班
地雷処理班のミーティング
アキーラさん
その民家を抜けてすぐのところには救急用のテントが張ってありそこでアキーラさんが現在行っている地雷処理の模様を話してくれた
この場所は去年の8月から地雷撤去にかかっており、その依頼は村人が地雷を踏み亡くなったことから要請がきたらしい
現在の地雷撤去の現状が記された地図(地図右下辺りに記されている×印が村人が地雷で亡くなった場所で、赤丸印がその後の調査で見つかった地雷の場所)
この地図でわかる通りアンコールワットで有名な観光地シェムリアップから車で約40分のところの村でも約30個もの地雷が見つかっている現状を知った
うちらも防護服を着て実際に地雷撤去を行っている現場へ行かせてもらうことになった
「着いて来てください」
と言わアキーラさんの後を歩いて行くだけでも、常に緊張があり、万が一っていうことを常に考えてしまう
足下は決して歩きやすいと言えるものではなく、自分達が歩いているすぐ横1mほどのところにも地雷が見つかり爆破されたあとが残っている
緊張感からかただ暑いというだけでは考えられないぐらいの汗を自分がかいているのがわかる
穴があいているところに地雷が埋まっていたという
この先はまだ調査していないという印
村から道なき道を歩くこと10分地雷処理現場に到着した。
緊張感が漂う現場
約50cmの幅を金属探知機で調べるごとに探知機の精度を計りなおす
そんな現場を見ていると
「ピーピーピー」
と探知機が反応。
さらに緊張感が走り汗が吹き出して来る
その場所を慎重に慎重に掘っていく地雷処理スタッフ
結局この場所にあったのは昔地雷が弾け飛んだときの小さな破片だった。
少しホッ。としたのと同時に平和なこの場所が実際に戦場だったことを実感
約30分その作業現場を見させてもらっているとアキーラさんから
「少し行ったところで、誤発弾が見つかったから一緒に来るか?」
と聞かれ一緒にその現場へ行くと手榴弾が土の中から半分顔をだしていた
聞くと誤発弾とは戦時中銃などで撃たれたりして倒れたりする際自分の戦闘服の中から落ちてしまい、それがそのまま爆破されることはなく今まで残っているものなどのことをいうらしい。
こういったものでも、土の中で約100年。保管庫などに入れておけば約300年もの間使える状態で残っているとのこと。
掘り起こされた手榴弾。手のひらサイズだが、半径50m以内の人ならその爆発した破片が当たるだけで、人の身体を貫通するぐらいの威力があり、当たりどころ次第では死ぬらしい
見つかった地雷や手榴弾はすぐに爆破処理されるとのことでその現場にも一緒に行かせてもらえることに。
大きく穴を掘ったところに見つけた手榴弾とそこに繋げる導火線、その上に土を被せ、木の枝などを被せ厳重に破片が飛ばないようにし、その上で100m程離れたところまで移動し、防護服から自分の身体の表面が出ないように体勢を整えたあとスイッチを押す
手榴弾を入れる穴
100m離れたところで爆破の準備をする処理スタッフ
100m先に延びる導火線
ドーン!!!
身体の芯に響いて来る音と共に白い煙がモクモクと立ち上がる
予想以上の威力と音にただただビックリするうちら
怖い。。。
単純にそういう気持ちが身体を包んだ
戦時中はこんな音頻繁になり、足下に広がる無数の地雷や乾いた銃の音の中で生活していたのかと思うとそれだけで気がおかしくなりそうだった
そしてその「負の遺産」が内戦時代から約30年ちょっとたった今でもこんな身近に残っている現状に戦争のもたらす愚かさを痛感。
カンボジア政府からの一般的に言われている報道は
「タイ国境付近にはまだまだ地雷が残っている地域もあるが、人が住んでいる地域、観光客が一般的に来る地域の地雷は撤去済」
とのことだが、これは観光客を減らしたくないがためのカンボジア政府が隠したい情報で、実際は毎年200人~300人(昨年は289人)もの人たちが地雷によって亡くなっているのが本当の現状で今回行った地域よりももっと近いシェムリアップから約30分の地域でもまだまだ地雷撤去出来ていないのが本当の現状らしい
残り500万個以上その内半分がタイ国境周辺。半分がカンボジア国内で一般的に人が住んでいる地域に残っている。
一日一人のスタッフが調査出来る範囲は1m×50m~100m。本当に果てしない作業だと思う。
そして名前は出さなかったが現在アキーラさんの地雷撤去NGOの他にある大きな3つのNGO地雷撤去団体への世界中からの過剰高額な支援そしてそれを少しでも多く自分の団体の資金にしたいがためのアキーラさんの団体を含め他の団体を認めようとしない政治的裏背景。
さらにはカンボジア政府は一切地雷撤去に関しての資金提供はしていないらしい。
(聞いた話しなので、もし間違った事実を書いているとしたら申し訳ありません)
アキーラさんの地雷撤去NGOスタッフの給料は月にアキーラさん500ドル、サブリーダー400ドル、ドクター300ドル、一般的な地雷撤去スタッフ200ドルだそうです。
今のところちゃんとした一ヶ月に渡る厳しい研修期間があるせいか一人も犠牲者を出していないそうです。
ただ「死」と隣あわせの仕事なのは紛れもない事実。
カンボジアが好きでこれから自分達の一生をかけてずっと付き合っていこうと思っているのに、自分が知っていた知識の甘さを痛感させられた感慨深い一日でした
一刻も早く安全にカンボジアから地雷が完全撤去され、豊かな土壌を安心して使えるようになる日が来ますように。と願うばかりです
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その民家を抜けてすぐのところには救急用のテントが張ってありそこでアキーラさんが現在行っている地雷処理の模様を話してくれた
この場所は去年の8月から地雷撤去にかかっており、その依頼は村人が地雷を踏み亡くなったことから要請がきたらしい
現在の地雷撤去の現状が記された地図(地図右下辺りに記されている×印が村人が地雷で亡くなった場所で、赤丸印がその後の調査で見つかった地雷の場所)
この地図でわかる通りアンコールワットで有名な観光地シェムリアップから車で約40分のところの村でも約30個もの地雷が見つかっている現状を知った
うちらも防護服を着て実際に地雷撤去を行っている現場へ行かせてもらうことになった
「着いて来てください」
と言わアキーラさんの後を歩いて行くだけでも、常に緊張があり、万が一っていうことを常に考えてしまう
足下は決して歩きやすいと言えるものではなく、自分達が歩いているすぐ横1mほどのところにも地雷が見つかり爆破されたあとが残っている
緊張感からかただ暑いというだけでは考えられないぐらいの汗を自分がかいているのがわかる
穴があいているところに地雷が埋まっていたという
この先はまだ調査していないという印
村から道なき道を歩くこと10分地雷処理現場に到着した。
緊張感が漂う現場
約50cmの幅を金属探知機で調べるごとに探知機の精度を計りなおす
そんな現場を見ていると
「ピーピーピー」
と探知機が反応。
さらに緊張感が走り汗が吹き出して来る
その場所を慎重に慎重に掘っていく地雷処理スタッフ
結局この場所にあったのは昔地雷が弾け飛んだときの小さな破片だった。
少しホッ。としたのと同時に平和なこの場所が実際に戦場だったことを実感
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こういったものでも、土の中で約100年。保管庫などに入れておけば約300年もの間使える状態で残っているとのこと。
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見つかった地雷や手榴弾はすぐに爆破処理されるとのことでその現場にも一緒に行かせてもらえることに。
大きく穴を掘ったところに見つけた手榴弾とそこに繋げる導火線、その上に土を被せ、木の枝などを被せ厳重に破片が飛ばないようにし、その上で100m程離れたところまで移動し、防護服から自分の身体の表面が出ないように体勢を整えたあとスイッチを押す
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ドーン!!!
身体の芯に響いて来る音と共に白い煙がモクモクと立ち上がる
予想以上の威力と音にただただビックリするうちら
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戦時中はこんな音頻繁になり、足下に広がる無数の地雷や乾いた銃の音の中で生活していたのかと思うとそれだけで気がおかしくなりそうだった
そしてその「負の遺産」が内戦時代から約30年ちょっとたった今でもこんな身近に残っている現状に戦争のもたらす愚かさを痛感。
カンボジア政府からの一般的に言われている報道は
「タイ国境付近にはまだまだ地雷が残っている地域もあるが、人が住んでいる地域、観光客が一般的に来る地域の地雷は撤去済」
とのことだが、これは観光客を減らしたくないがためのカンボジア政府が隠したい情報で、実際は毎年200人~300人(昨年は289人)もの人たちが地雷によって亡くなっているのが本当の現状で今回行った地域よりももっと近いシェムリアップから約30分の地域でもまだまだ地雷撤去出来ていないのが本当の現状らしい
残り500万個以上その内半分がタイ国境周辺。半分がカンボジア国内で一般的に人が住んでいる地域に残っている。
一日一人のスタッフが調査出来る範囲は1m×50m~100m。本当に果てしない作業だと思う。
そして名前は出さなかったが現在アキーラさんの地雷撤去NGOの他にある大きな3つのNGO地雷撤去団体への世界中からの過剰高額な支援そしてそれを少しでも多く自分の団体の資金にしたいがためのアキーラさんの団体を含め他の団体を認めようとしない政治的裏背景。
さらにはカンボジア政府は一切地雷撤去に関しての資金提供はしていないらしい。
(聞いた話しなので、もし間違った事実を書いているとしたら申し訳ありません)
アキーラさんの地雷撤去NGOスタッフの給料は月にアキーラさん500ドル、サブリーダー400ドル、ドクター300ドル、一般的な地雷撤去スタッフ200ドルだそうです。
今のところちゃんとした一ヶ月に渡る厳しい研修期間があるせいか一人も犠牲者を出していないそうです。
ただ「死」と隣あわせの仕事なのは紛れもない事実。
カンボジアが好きでこれから自分達の一生をかけてずっと付き合っていこうと思っているのに、自分が知っていた知識の甘さを痛感させられた感慨深い一日でした
一刻も早く安全にカンボジアから地雷が完全撤去され、豊かな土壌を安心して使えるようになる日が来ますように。と願うばかりです
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