皆既日食 ＩＮ バラナシ！！！（後編）

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太陽が見えてきたらどんどん雲はどこかへ消えていった。



そして岸にいる人たちを眺めていると、一人ポツン。とすわり太陽を眺めている人の姿が・・・。



んっどっかで見たことあるような




香港で会って一緒に沢木（耕太郎）先生の見た景色を見に行った西森君だぁ




必死に呼んでみると気づいてくれて船を近づけて合流






香港で会った友達とインドのバラナシで偶然の再会



こんな奇跡的なことがちょこちょこあるから旅ってのは面白い



そして刻一刻と欠けていく太陽





気がつけばあたりはだんだんと再び暗くなってきていて、肌に触る風も冷たくなってきていた。






ワクワクする気持ちと今まで味わったことのない恐怖感が包み込む



そして太陽が三日月ほどの細さに






もうこのときは船に乗っているみんなパニック状態か放心状態になっていて、メインガートからは地響きのような歓声があがる



そして・・・皆既日食




もうこのときのことはかでもぐりこも記憶が吹っ飛んでしまっていてよく覚えていない



たださっきまで明るかった空に再び星が輝いていてぐりこと彩ちゃんの目からは自然と涙が溢れていたのを覚えているぐらい



そのぐらいのパニック状態になっていた。信じられない世界がその瞬間広がっていた



実際は３分ちょっとの間その世界が広がっていたらしいのだけど、自分にとっては本当にあっという間で気がつけば太陽の光が戻り始めようとしていた






それからどれだけの時間が流れたのかは覚えていないけど、だんだんと落ち着いてきて、それから二人ガンガーに呼ばれるように自然と沐浴していた





船で戻ろうとするとガートではたくさんの人が同じように興奮状態の中沐浴していて









今起こったことをみんなかみ締めているような気がした




皆既日食中はいっぱいいっぱいで写真撮れなかったので落ち着いてからみんなからもらったＴシャツ着て写真撮りました





神秘的な皆既日食来年はあのモアイで有名なイースター島で見られるらしいよ



うちらの中では生きてきた中で一番神秘的だったあの一瞬。



ぜひいつかどこかでみんなも味わえることを願っています




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