鈴鹿市議会議員 中西だいすけの活動日誌

鈴鹿市議会議員として年齢も含め5期目のベテランになりました。日々の活動や感じたこと、議会での動きなどをつづります。

C-BUS委託の見直し

2013年09月17日 22時01分30秒 | Weblog
今日の産業建設委員会の決算分科会で、C-BUSについてを問いました。
そこでの論点は、

■ 県の補助金カットについて、知事との対談の際に陳情する。
 ・・・ 現在約900万円、県は全額カットの意向あり(前年比400万円強ダウン)。

■ 南部路線と西部路線を合わせて、年間約8600万円が一般会計から支出
 ・・・ 他市と比べて、鈴鹿市の収益性は悪くないという見解を市は持っている。

■ 収益改善について、行革でC-BUS運賃の改定を考えている。
 ・・・ 委託については、現在の事業者で妥当と考えている。

この3つを並べて考えると、鈴鹿市の課題点が見えると思います。
1つめの陳情項目については、県も財政的に厳しい中で、よくて現状維持、普通に考えれば県の考え通りにカットか、もしくはさらなる削減と考えるのが妥当ではないでしょうか。
2つめの点について、全利用者から算出される一人あたりの税投入は、一人あたり約300円と説明がありましたが、延べ人数でなく、重複利用の人数をカウントしない形で、再度考え直すべきだと思います。また、この税投入額がある一方で、他の公共交通の要望は絞っている現状は、疑問が多いものです。
3つめの点について、利用者負担を検討する一方、委託そのものについての見直しをしないことは、やはり合理的でないと考えます。

運行を取りやめるべきといっているわけではありません。
根本的に見直すという観点がなければ、多額の税投入が続いてしまう可能性が高いことに、鈴鹿市としての課題があると考えているという事です。

委員会での議案採決の際、討論でその点の改善を指摘しました。
コメント
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