鈴鹿市議会議員 中西だいすけの活動日誌

鈴鹿市議会議員として年齢も含め5期目のベテランになりました。日々の活動や感じたこと、議会での動きなどをつづります。

9月一般質問から~ 進捗を問う

2013年09月12日 12時43分35秒 | Weblog
9月の一般質問は、鈴鹿市でのSRの推進と、過去の一般質問の項目についての進捗を問いました。
今回は、進捗状況についてを取り上げます。

今回とりあげたのは、今年3月に質問をした“ 中学部活動の改善 ”と、昨年から集中的に質問や審議の中で取り上げている“ 公共施設の維持・更新 ”です。
実は、どちらの課題とも担当課とは意見交換、また、研修などでえた情報を提供して共有したりしながら、おおよその進捗状況はつかんではいました。
そこをあえて一般質問で進捗を聞いた訳は、内容を議場で報告してもらうという考えももちろんのこと、進めていく上での論点をあらためて本会議場で出すことにも意義がありました。

さて、ひとつめの“ 中学部活動の改善 ”ですが、今回の主要な論点は、鈴鹿で部活動の運営指針を作る際に、“ 外の価値観を取り入れるべき ”ということです。
進捗確認では、校長会などでの話し合いの取り組みなど、学校や教育委員会の関係する部分では、取り組みを進めていることがわかりましたが、やはり、外の視点や価値観を含めて議論する場が不足していました。
そこで、検討委員会の委員として参画するような考えだけでなく、部活動の改善についての100人委員会を設け、そこに参加してもらう形も検討してはどうかと提示しました。
感触としては悪くない感じだったので、今後の教育委員会の動きを続けて注視したいと思います。


ふたつめの“ 公共施設の維持・更新 ”ですが、今回の論点は“ 合意形成 ”に置きました。
進捗については、各部署の持っている公共施設の情報を集め、利用者数などの情報も重ね合わせた施設カルテを、年度内完成を目途に進んでおり、来年度にマネジメント部分に移ると言うことでしたので、担当課では課題に前向きに取り組んでいることがわかりました。
しかし、ここからが重要です。

“ 総論賛成、各論反対 ”となりがちな公共施設の問題に対して、どう向かい合っていくのか、それには行政内部はもちろん、市民、議会も同じ情報を共有し、課題意識も共有することが欠かせないと思います。ただ、それぞれの立場に応じた視点のあり方や、情報の伝え方という点は考慮すべきと思います。
鈴鹿市においてはカルテの完成とあわせ、それぞれの主体に対し、公共施設マネジメントに至るはじめのステップとして、合意形成につなげる取り組みとして、それぞれに勉強会を行うべきと提示しました。

このことについて、福井県坂井市さんの取り組みや、名古屋大学で行われた公共施設FMの研修などの情報も、担当課には情報提供、意見も交換していますので、前向きに考えていると感じました。
公共インフラについてのマネジメントも、昨年度の産業建設委員会で意見交換していますので、今年度の取り組みを注視していきます。
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