今日は滋賀県高島市に獣害対策についてを視察でした。
高島市では平成20年以降、滋賀県が力を入れていることもあり、シカの捕獲頭数が年間3500頭前後で、ワナによる捕獲と猟銃による捕獲がほぼ半々になっているということでした。そして、国から1万円、県から8千円、市から2千円の、あわせて2万円の補助をシカ1頭あたりに行っているということです。その他のイノシシやサル、ハクビシンやアライグマなどについては、捕獲・駆除1頭あたり5千~1万円の補助を行っているということでした。
獣害対策については、「個人で取り組む→集落で取り組む→市が取り組む」の流れを基本としており、猟友会とまた違う流れでの組織を立ち上げ、銃を使った対策にも取り組んでいるが、やはり、狩猟免許を所持する人の高齢化という課題に直面しているということです。
話を聞いたことから、鈴鹿について考えると、やはりまんべんなく柵を設置することは、費用対効果から考えて合理的ではなく、柵で対応するのであれば、ある程度農地を集約して囲うなどの検討が必要ではないかと思います。
その過程では、収入を得ることを主とした農地なのか、家庭菜園的な側面が強い農地なのかなどの整理をすることも検討すべき点ではないかと考えます。
それよりも、銃などで積極的に捕獲したり、山に追い払う行動をするほうが合理的と思います。その際の課題は、捕獲した動物をどのように処分をするかという点と、高齢化する狩猟免許保持者について世代交代をどこように図るかということです。
高島市では平成20年以降、滋賀県が力を入れていることもあり、シカの捕獲頭数が年間3500頭前後で、ワナによる捕獲と猟銃による捕獲がほぼ半々になっているということでした。そして、国から1万円、県から8千円、市から2千円の、あわせて2万円の補助をシカ1頭あたりに行っているということです。その他のイノシシやサル、ハクビシンやアライグマなどについては、捕獲・駆除1頭あたり5千~1万円の補助を行っているということでした。
獣害対策については、「個人で取り組む→集落で取り組む→市が取り組む」の流れを基本としており、猟友会とまた違う流れでの組織を立ち上げ、銃を使った対策にも取り組んでいるが、やはり、狩猟免許を所持する人の高齢化という課題に直面しているということです。
話を聞いたことから、鈴鹿について考えると、やはりまんべんなく柵を設置することは、費用対効果から考えて合理的ではなく、柵で対応するのであれば、ある程度農地を集約して囲うなどの検討が必要ではないかと思います。
その過程では、収入を得ることを主とした農地なのか、家庭菜園的な側面が強い農地なのかなどの整理をすることも検討すべき点ではないかと考えます。
それよりも、銃などで積極的に捕獲したり、山に追い払う行動をするほうが合理的と思います。その際の課題は、捕獲した動物をどのように処分をするかという点と、高齢化する狩猟免許保持者について世代交代をどこように図るかということです。