ブラックマヨネーズさん。

第４６回上方漫才大賞の授賞式が大阪・御堂会館で行われました。

これまで「夢路いとし・喜味こいし」さん、「横山やすし・西川きよし」さん、「オール阪神・巨人」さん、「ダウンタウン」さんらも受賞してきた大賞に輝いたのは漫才コンビ「ブラックマヨネーズ」さんでした。

詳細は明日の紙面に委ねますが、ボケ担当の吉田敬さんは「大賞には、より一層漫才に力を入れていきなさいという意味があると思う。今後、もし漫才をサボりかけていたら（大賞の）トロフィーで誰か僕の頭を殴ってください」と笑いをまぶしながらも、賞への強い思いを語っていました。

入社以来演芸を担当し、今年で１３年目になりましたが、今まで見た芸人さんの中で「これはモノが違う」と一番強い衝撃を受けたのはブラマヨでした。

２００５年に「Ｍー１グランプリ」で優勝するまでは、華の部分でなかなかチャンピオンにはなれないが道場でのケンカの強さは誰もが認める藤原喜明さんのような存在で、おこがましい話ながら、これだけ強いのだから、どうにかして人気が出ないかと先輩の記者の方とあれこれあれこれ話しあったりもしていましたが、今や、押しも押されぬ人気者になりました。

テレビ局の人がこぞって一緒に仕事をしたい芸人として名前を挙げるという事実が、今のブラマヨを端的に表しているのだと思います。

今更、僕なんかがつづるまでもありませんが、本当に面白い人は絶対に報われるということを改めて痛感しました。

ときに、最近、小杉さんに似ていると言われることが頓に増えました。

不摂生が腹にも頭にも来ている証なのかもしれませんが、頑張って面白く生きたいと思いました。

面白いことにこだわりが強い３６歳。