月亭八方さん。

八方さんが、生まれ育った大阪市福島区に落語の稽古場『八聖亭（はっしょうてい）』をオープンさせることになり、昨日お披露目会見に行ってきました。

「ここらへんは、子供の頃に遊んでいた場所。還暦を過ぎたら子供に戻るとはよう言うたもんで、大人が遊べる場をまたここらへんに作りたくなりまして」と充実感いっぱいの様子でした。

購入したビルを改装し、若い落語家さんの稽古場として作られましたが「お客さんの前での稽古が一番いいんです」と場合によっては、お客さんを入れての勉強会のようなこともされるようです。

会見には息子で弟子の月亭八光さんもいらっしゃいましたが、八光さんは「もう（八方も）還暦を過ぎてますし、そない先も長くはないと思いますので、いろいろ手続きも大変ですし、最初からビルの名義を自分にしておいてもらいたかったですね」と実の親子だからこそ成立する本音？トークを展開されていました。

全てがピカピカの真新しい稽古場を拝見し、上方落語の更なる発展がそこに見えるような気がしました。

芸能記者らしい筆致に挑戦していたら、これだけの文章を綴るのに何度もくじけそうになり、９時間かかった35歳。