昨日のことですが、一仕事終えて、午前11時30分頃にランチを食べようと街を闊歩していました。
僕は遅い時間帯にランチを食べることが多いのですが、11時30分ならば、どこの店もしっかり開いているが、まだ混んではいないという、いわば何でも選びたい放題のゴールデンタイム。
行きつけの地鶏丼にしようか、やみつきになる激辛カレーにしようか、間違いなしの鰻にしようか、ルンルン気分で店選びをしていたのですが、ルンルンに導かれるように、珍しく、入ったことのないカツ丼店に入りました。
入った瞬間、表情のない店主の顔に嫌な予感がしたのですが、出てきたカツ丼は嫌な予感を見事に具現化したような代物でした。
カツは揚げおきで衣がしんなりしていて、豚肉の質はハムカツ、否、よっちゃんいかを彷彿させるクオリティー。
出汁はすべてを塗り潰すようにダダ辛く、それがご飯をべちゃべちゃと浸食しています。さらにさらに、卵は固くてボソボソ…。
絶対に物を残さないのがポリシーの僕ですが、さすがに残しました。
そして、その足で行きつけのカツ丼店に行って、上書きをしました。
厄介な性分でもあるが、こうやってしか生きられない36歳。
