中西正男の「ご笑納ください」

デイリースポーツで13年半、芸能記者として勤務。現在は朝日放送「おはよう朝日です」などに出演させていただいております。

ネット活用。

2010-11-30 07:58:56 | Weblog
スポーツジムは、大いなる偏食でいいと思うのです。

厚い胸板こそが男らしさの象徴とばかりに、ベンチプレスばかりやる男性。

エアロビクスのレッスンだけをハシゴする女性。

仲間とミニバスケをするためだけにジムに通う若者。

ごろ寝してジャグジーに入って帰る、銭湯感覚のお年寄り。

全て大正解です。

あくまでも、ジムは道具。

買ったミキサーを料理にフル活用しようが、たまにジュースを作るためだけに使おうが、ほったらかしにしようが、周りに迷惑はかかりません。

ウェートトレーニングばかりやる、ランニングマシンだけをやる、ダンスレッスンにしか出ない…といったトレーニング方法はもちろんのこと、静かにジムを使おうが、ハイテンションでやろうが、そんな部分はその人間の本質に関わることで、さらに、さらに、さらに、さらに、勝手にすればいいことです。

そこで画一的にハイテンションを求めるのは、サービス業としてのクォリティーが著しく低いとしか言いようがない。

静かにお酒を楽しむ人もいれば、前後不覚になるまで飲んで騒ぐのが好きな人もいる。それは個々人の生き方にも直結する部分で、そこに介入することの重みは、とんでもない。それを分かった上でされているのならば、あなたはレベル99のマザーテレサでしょう。

風船に花の種をつけて飛ばす36歳。