竹内義和さん。

過日、ご縁があり、作家の竹内義和さんのトークイベントにお邪魔しました。

竹内さんが各界のプロと様々なテーマについて語り合う内容で、平たく綴ると、凄まじいまでに面白かったです。

硬軟の織り交ぜ方、切れ目なくまぶし続けるお笑いエッセンスの上質さ、話し相手の良いところを最大限に引き出す優しさなど、あえて詳細は綴りませんが（また一緒に飲みに行った時に話します）、久しぶりに「これは凄いものを見た…」という気持ちになったイベントでした。

プロレス関係を中心に、竹内さんの著書は何冊か拝読したことがありますし、ラジオでのおしゃべりの巧みさも存じ上げていたつもりでしたが、それでも、ナマで拝見すると驚いてしまうほどの達者さでした。

もう少しだけ具体的に綴ると、口から出てくる言葉の鋭さと正確さが半端ではない。百発百中で心に刺さってくる。無駄弾や見当ハズレがなく、生み出された言葉が次から次へと刺さっていきます。あまりにもズバズバとダーツが刺さるので、途中から面白さが怖さにかわるほどでした。

どっこい、贅沢に生きる36歳。

マボロシの鳶。

実態を知られにくい36歳。