中村正直の「頑張れプロ野球」

ベテラン野球記者の本音ブログです。

どうしちゃったのよ、安藤…

2009-05-28 22:49:01 | Weblog
 負けるときは脆いよなあ…。せっかく金本の先制2ランが出たというのに、あっさり次の回に逆転され、相手ミスで追いついたと思ったら、今度は継投ミスで勝ち越される。そして最大のチャンスを併殺で潰し、ダメ押し点を奪われてチャンチャン…。何なのかね、一体。

 いろいろあったゲームだが、やっぱり安藤の投球がすべてじゃないか。彼って開幕投手でしょ?マスコミ(俺たちか?)が“エース”って持ち上げてきた投手だろうがよ。何なのよ、あの様は。前回のオリックス戦のときも腹が立って仕方なかったが、今回はそれ以上。もういい年なんだから、ええ加減に自分で試合を組み立ててくれよな。下柳のおとうさんを見てごらんなさいよ。

 彼をエースと呼ばないといけない阪神は、辛い。あさってからは札幌か。俺は行かないからいいけど、ダルビッシュにこてんぱんにやられるんだろうな。ススキノで憂さ晴らしもいいけど、やっぱり負け試合の後は身にこたえる。あらっ、もう負けることを想定している。いかんな。

 他にいっぱいあるけど、やめるわ。もう帰ろ。久々に甲子園に来た2人の息子たちは、ネット裏最前列で楽しかったのかな?ヤツらの感想も聞かなくては。以上でレポート終了!

「アンライバルド」で堅いのか?

2009-05-28 14:23:16 | Weblog
 日本ダービーまであと3日。阪神の試合に一喜一憂、いや一喜「三」憂していながらも、心の片隅でダービーの結末をイメージしている。皐月賞では20万を超す3連単を取り逃がした。2着に突っ込んだ人気薄・トライアンフマーチの複勝を買い、さらに馬連、馬単も手広くいっていながら、圧倒的1番人気のロジユニヴェースを「1着固定」したがために、当たりは複勝のみに終わった。その悔しさを踏まえつつ、今週末は何とかリベンジをしたい。

 確かに、皐月賞馬は強いと思う。小回りの中山コースで、大外をまくりながら4角すぎに先団を捕らえるとアッという間に差を広げ、そのまま後続の追撃を振り切った。抜け出したあの一瞬の脚は、これまでの名馬のものと同じ。ディープインパクト級とまでは言わないまでも、親父のネオユニヴァース級と言っていいかもしれない。だったら、当然ダービーでも◎になる。

 調教もよく、鞍上がG1レースに強い岩田となれば、死角はほぼ見当たらない。ただ、皐月賞前もロジに対してそんなことを書いた記憶がある。こっちが死角がないと思っても、結局は馬のやることで、どこかに弱点を抱えていたりする。だから絶対とまでの信用はしていない。力が2、3枚抜けていたオークスのブエナでさえ、あの辛勝だったのだ。この馬で鉄板という予想はやめておく。

 2番人気は何だろうな。内田博のアプレザンか。ただ、某競馬実況アナウンサーは、強かった青葉賞について「メンバーが弱かったし、あれが目いちの感じもします」と疑っていた。青葉を勝った馬が本番も勝つというのは、最近では記憶がない。あの強かったシンボリクリスエスでもタニノギムレットの2着までだからな。逆転まではどうだろう。

 個人的には、皐月で複勝を獲ったトライアンフマーチに期待をしている。なぜなら、仲間内でやっているPOGの愛馬だからだ。新馬戦以来、ずっとレースぶりを見てきているが、相手なりに走れるのが強味で、1勝馬と侮ってはいけない。鞍上の武幸を嫌う向きがあるが、NHKマイルだって藤岡康のジョーカプチーノが勝ったぐらいだから、幸四郎の一発があって驚けない。馬は強いんだから…。

 ジョッキーが「斜陽」でも、馬が強ければG1を勝てる。この間のウォッカがそれを見事に証明した。素直に一番強い馬はどれだ?その視点でもって、枠順と睨めっこしよう。まだまだ考える時間はたっぷりあるんだし。今の段階が一番楽しいんだな、ほんとに。