ヤクルトが、強い！

　ほんにアナタは屁のような…と、戯れ言の一つも言いたくなるような試合でした。広島戦に完勝し、意気揚々と？神宮に乗り込んできたはずだったのに、初回に３安打で１点を入れただけでもうお仕舞い。おいおい、それはないんちゃうの！と叫んだところで現実は変わらない。１－２の惜敗。いや、完敗。いや、大敗。感じはそうだ。力の差をもろに感じた。

　終盤に１点を取ればもう安全。そんな試合をしていたのは、阪神だったんと違うのか。それが今やヤクルトだ。七回に１点を勝ち越された時点で、もう試合が終わった感じになった。最後の守護神・林なんか、最速で１６０㌔を出す始末。いくら神宮のスピードガンがよそより速く計時されるといっても、１６０㌔はすごい。サイドからあれを放られては、いかんともしがたい。打てんわ、はっきり言って。

　その林が出る前が問題なのだよ。ユウキ、って何よ。知ってます。彼の名前も投球スタイルも…。それを打てない阪神打線って何よ、って言いたいわけ。たとえ想定外の奇襲だったとしても、オリックスを自由契約になってヤクルトに拾われた選手にやられたらいかん。彼にもお涙頂戴のストーリーがあるのだろうが、それはそれだよ。こっちはリーグで生き残るために、こてんぱんにやっつけてやらないといかん。なのに…。阪神はひとがいい。

　でも、ヤクルトは強い。これは疑いようがない。強いというか、下手うつチームには負けない。とりこぼしをしない。巨人とやれば戦力差が如実に出ても、その他にはきっちりと勝ち越す。なぜだか横浜には弱いけどね。あれは説明がつかん。相性なのかね。

　ともかく「あっさり味」のゲームをごちそうさま。勝てばそれも悪くないけど、負けたらやっぱり物足りない。次はこってりといこう。頼むでしかし！