不登校が輝く日

子供2人中学時不登校でした。

byウパリン

社交辞令

2017-03-12 06:45:47 | 日記
昨日、長男が帰って来た。

次男は塾に行ってて、お父さんは仕事でいなかったので

長男と2人で焼肉を食べに行った。

5年前に訊けなかったことを長男に訊いてみた。

「あのさぁ、2回目の不登校の後、2日間学校行ったでしょ。

1日目は何も言わなくて2日目にもう学校行かん!って言ったでしょ。

あれはどうしてだったの?」

長男「んー、2日目に同級生にちょっと嫌なこと言われたんだよ。

ほんのちょっとしたことだったけどね」

そうか。

やはり、不登校生のガラスの心はちょっとしたことで壊れやすいのだ。

死ぬ程の勇気を振り絞って学校へ行っても

同級生のほんのちょっとした一言でダメになってしまうのだ。

教師たちは配慮してくれても、

中学生に配慮を期待するのは無理。

中学生は平気で人を傷付ける。

「久々に学校来たヤツにちょっと何か言ったらまた来なくなったよ」と面白がるのがオチ。

次男もこれからが闘いだ。

しかしこう言っては何だが、次男の学校は私立だから長男が行っていた地元公立(荒れていた)に比べたらまだ優しい環境だろうと、楽観的に考えてもみる。




久々の外食を楽しんで帰ろうとすると

バイトの女の子が長男に声をかけて来た。

「◯◯じゃない?

久しぶり〜〜〜〜!!」

長男「えー⁉︎ あー!久しぶり!よくわかったね」

女の子「全然見かけないけどさぁ、どうしてるの?」

長男「今◯◯に下宿して大学行ってる」

女の子「そうなんだー!私は専門学校」

会計しながら2人の会話に耳をそば立てていると

女の子は最後に「今日逢えて良かった〜💕」と言っていた。

後で長男に

「アレ、社交辞令だから」と言うと

長男「わかってるよ。でも男ってああいうのにダマされるんだよ」

女の子は長男の小中時代の同級生。

小学校時代は一緒に遊んでいたのに

長男は中学の途中で忽然と消えた。

同級生の中には長男のことを心配してくれている子もいただろう。

中学で消えた人間が突然目の前に現れたのだ。

しかも茶髪でチャらくなって

そりゃ、びっくりするだろう。

あながち社交辞令でもないかも知れないと思った。