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日曜劇場『パパとムスメの7日間』最終回

2007-08-20 07:03:27 | 2007ドラマ
さあ,2人は元に戻れるのか?!
という問題はザックリ解決!しかし元に戻った2人にも問題は山積!いったいどうなるパパムス最終回!

■第7話(最終回)『「パパ,ありがとう…」-7日間の秘密』
突然の入れ替わりから、はや10日。ついに、恭一郎(舘ひろし)と小梅(新垣結衣)は入れ替わってしまった原因を突き止めた。
その原因とは、ひそかからもらった“10年に一度しか実をつけない伝説の桃”。また桃を食べれば元の身体に戻れると確信した2人は、桃を手に入れるため、ひそかの描いた地図を手に千葉の奥地へ向かう。
そうしてやっとのことで見つけた桃に、すぐさまかぶりつく2人。しかし、2人の身体は一向に元に戻る気配すらない・・・。
とそこへ、中嶋(八嶋智人)を伴って和香子(佐田真由美)が現れた。
恭一郎と一緒になりたいと願う和香子は、桃の伝説を利用して理恵子(麻生祐未)と入れ替わろうと考えたのだ…。そして、あろうことか和香子もまた、桃を手に入れていた。恭一郎が、和香子の持つ最後の桃を手にしようとしたその時、あるアクシデントが父娘を襲う!!

ふと病院で目覚めた小梅が、ゆっくりと目を開け手を掲げると、ほっそりとした指が視界に入った。
とうとう恭一郎と小梅は、元の身体に戻ることができたのだ!!しかし、喜んだのもつかの間、2人は大変なことに気付く。4日間も意識が戻らなかったせいで、なんと日付は2人にとって重要な『最後の御前会議』と『健太先輩(加藤成亮)の試合の日』を迎えてしまっていたのだ。病院を抜け出した小梅は学校へ、恭一郎は会社へと、勢いよく飛び出していく・・・。


最後に残された桃を手に入れるべく,
西野さんの説得を始める2人だったが
「入れ替われるなんて本気で信じてるわけじゃないけど譲れないんです!」
と拒否して山道を駆け出す西野さん(足元にはお約束の
腐って倒れた「この先キケン」の立て札)

「あの時(異動初日に優しい言葉をかけてくれた)ときから
 2人の関係は始まってるんですよね」
勘違い発言に中嶋や恭一郎【小梅】らは混乱するが
「こういう人,昼のドラマでよく見る…」

「待って!桃を手に入れれば人の心も手に入る,
 そんな西野さんの考え方,よくないと思う。
 好きな人に自分のことを好きになってもらうって
 すごく大変なことだよ。ある意味,奇跡だと思う…
 でもそれは,相手の幸せを純粋に思う人だけに起こる奇跡なんだよ。
 西野さんのことを思っている人はいっぱいいる!
 中嶋さんだって,本気で西野さんのことを…」

西野さんが差し出した桃を受け取ろうとした恭一郎【小梅】。
が,アッッッッーーー。
転げ落ちた桃を中嶋キャッチ,しきれずにトス,
それを受けた恭一郎【小梅】が崖から落ちそうになるところを
小梅【P】が引き戻すが,体(たい)が入れ替わって
小梅【P】が崖っぷちに滑り落ちる。
恭一郎【小梅】「今度は私がパパを守らなきゃ!」と,
桃そっちのけで小梅の体を引き上げようとするが,
2人の体は崖下へ転がり落ちて…

最初のCM明けでいきなり小梅の体は元に戻ってました。
ヤターーー!!!!!!!!
親友の律子はやっぱり親友で絶交宣言を泣いて謝りながら
面会謝絶にもかかわらず見舞いに通い続けてくれた。
健太先輩も,試合が近いのに病院に来ていてくれた。

しかし恭一郎は病院のベッドの中,意識が戻らないまま。
(ベッド脇の心電図,フラットなんですけどつながってないんですか?)
病院に運び込まれた直後は意識があってうわごとで
小梅の無事を心配し,自分の死んだ後のことを思い,
小梅に対してごめん,ごめんと繰り返していたと…。

「パパ…パパが私たちのために頑張ってるってやっとわかったのに!
 まだちっとも親孝行してないよ!
 もっといろんなこと教えて欲しかったのに!…」

すると…
デケデン!
目を開け,むくっと起きあがる恭一郎。
「生きてる?!」
「当たり前だろ。ママや小梅を残して死んでも死にきれないよ。
 あ~あ,よく寝た。痛いけど,自分の体はいいな。
 あれ,小梅,泣いてんの?」
酸素マスクを外し,何事もなかったかのように喋る恭一郎。
「おどかさないでよ!」小梅,枕で殴打。

軽!軽いぞ恭一郎。
それにしても,心の中でなく,小梅が声に出して思いを告げるって
ドラマじゃよくあるといえばよくあるシチュだけど
実際にはなかなかできないことだから(欧米人は知らんけど)
聞いてて気恥ずかしいような嬉しいような感動的というか…
心をくすぐられます。


さぁ,現実のポジションに戻った2人,
もう火曜日,健太先輩の試合と御前会議の当日だ!
病院を速攻で抜け出す2人(スーツと制服が病室に揃ってた?)。
影武者でベッドの中にこもっていたママがかわいいw
(「娘の一大事なもので…」といいつつ潜んでいたのはパパのベッド)

健太先輩の試合のほうは終了ぎりぎりで到着。
最後のPKが入らなければ負けという状況で彼が放ったキックは…
左上の角ぎりぎりをかすめノーゴール。
痛めた足首で頑張りながらも「負けたのは俺が下手だったせいだ」と
いう健太先輩に,小梅,
「一言だけ,いいですか…?
 大人になったらうまくいかないことがいっぱいあります。
 私は最後まで1人残って練習する健太先輩の姿を
 毎日見てきて,励まされてきました。私はそんな先輩が…」
「小梅,そこから先は僕に言わせてくれ。
 好きだ。僕は小梅のことが大好きだ」

一方,御前会議。
ブロジェクトリーダー・川原恭一郎の体調不良により
中嶋が代わりに御説明すると宣言(説明自体は前回の会議でも
彼がやっていたのだが),ざわつく役員連中を「御静粛に!」
と制し,緊張でカミカミだった前回とは打ってかわって
堂々と会議を進行し始める。
が,コンビニに販路を絞った営業展開など新しい路線について
保守派の部長たちから異論が噴出,結局,恭一郎が会議室に
着いたときには会議は終わった後。
「リスクを回避するということで」
プロジェクトチームの案はつぶされ,
既定路線での商品展開に戻されてしまっていた。

「この会社には変わる気なんてないんですよ」
「結局,末端の俺達は誰からも期待されてない,
 エリート連中が気持ちよく仕事をするための歯車なのか」

次の会議のため,会議室から退出させられる
プロジェクトチームの面々。
恭一郎「俺は,小梅のようにはなれないのか。
 思い切りの悪い,人任せの人間に戻るのか…
 いや…」

「あきらめちゃだめだ。
 あきらめなかったら,人も会社も変わるんだ!」
1階から社を出る社長のもとへ駆け出す恭一郎。
「社長!」
「会議は終わったんだ。場をわきまえろ」
「このままでは,この会社はダメになります!」
幹部役員や警備員に阻まれながらも恭一郎,
「一言だけ,言わせて下さい!
 今まで,上に従うことが仕事だと思ってきました…
 一介のサラリーマンが何を言っても無駄だって。
 でも,そうやって会社のせいにして甘えてきた,
 会社はそんなもんだって思うことに慣れてしまってたんです。
 でも私は!会社だってまっすぐ何かをぶつければ,
 応えてくれるってことを信じたいんです!」

「娘に…語れる仕事をしたいんです。
 自分が一生懸命仕事をしてるって話をしてやりたいんです!
 終身雇用とか愛社精神とか,流行らないかもしれません。
 でも社員は,会社のために役に立ちたいと思ってるんです。
 私は,この仲間たちと新しい美生化粧品をつくっていきたいんです!」

「私も,改革の必要性は感じていた。
 だからこそ,君の提案に賭けてみようと考えていた。
 賭けてみようじゃないか!
 レインボードリームは価格500円,コンビニで販売。
 君の案で進めてみようじゃないか」

「ありがとうございます!」
「まだ,君のような社員がいたんだな(笑)」

ヤッターーーーァァ!やったね恭一郎!
小梅の姿のときにはろくなことなかったパパだけど
小梅が劇的に化学変化させたプロジェクトの仕事を見事完結させました。
男は途中がピンカラホイでも最後に締めればOK(か?),
一家の長は仕事ができて家計安泰ならばまずそれが一番大事ってもんで。


で,意気揚々と直帰帰宅した恭一郎,
ママと「絶好調だZE!」と軽口を飛ばしちゃったりな~んかしちゃったりするけれど
ママとおばあちゃんから小梅は帰宅が遅くなる,
「デートなんだから野暮なことは言わないの」と聞かされて
「今日は先輩の試合の日…勝ったご褒美とか言って…」
と妄想をたくましくする恭一郎,モワワワワ~ン…
「ダメ!ダメ!デートはいいけどキスはダメ!」
「パパ,やっぱり病院行く?」

そこへあっさり帰ってきた小梅
「サッカーの試合,どうだった?」
「関係ないじゃない」
「いや,大杉君とはパパも知らない間柄じゃないし」
「負けた」
「そっかぁ(笑)」ムッ!(やべ)
「会議のほうは?」
「小梅が進めた案,社長が認めてくれたゾ!」
地雷を踏んだり,すぐリカバーできたり。
ほほえましい間柄だねェィ。


ママから「お風呂入りなさーい」,
思わず,目隠し用のタオルを手にとり,
風呂場へ進む2人。
いらねーよw
「ていうか,もういいのか」
我に返る2人。「私,先入る」そっけなく自分の部屋に戻る小梅。
「元に戻ればこんなもんか…」

西野さんのほうは,中嶋氏の「また今度一緒に山に登りませんか」
という清水の舞台決死のお誘いには即答できなかったけど
彼が持って来た桃を食べて「美味しい!…おなか空いてきちゃった。
お食事,連れていってもらえますか?」
2人で泣き笑いの歩み寄り。

翌日,盛り上がるプロジェクトチームに
桜木総統役員がやってきて,プロジェクトチームが
部に昇格することを通達。沸くメンバーたちだが,
部長は恭一郎ではなく別の人物。桜木役員の側近が就くという。
憤懣やるかたないメンバーたちを「その気持ちだけで十分だから」
と慰めに回り,それよりお祝いに皆を自宅に招待しようと
いう恭一郎。プロジェクトの陰の(真の?)立役者・小梅も一緒だ。
しかし,その小梅は健太先輩の大学推薦入学が決まったお祝いが
したいからと断りモード。
「ダメ!ダメ!デートはいいけどキスはダメ!」天丼w
2人を監視下に置くべく,彼も一緒にお祝いで呼べばいいと誘う。

その健太先輩,「初めて会ったときから気に入ってもらってるみたいだし。
ハイテンションなお父さんだよね」と快諾。
(それ,私だったんだけど…)

お祝いの席~~~。
いきなりアツアツモードの中嶋&西野,他のメンバーから
レインボードリームカップルと茶化される始末(恥づ!
なにげに「チョー受ける」とか言ってる舘さんも寒ぶw)

そこへ帰ってきた小梅&健太先輩。
「お父さん,こんばんは」
「僕は君のお父さんじゃないよ」シレッ(え?)
「パパ!」脇へ引っ張り出して「態度変わりすぎ!先輩ドン引きだよ。
先輩と2階行ってよ~っと」
慌てて恭一郎「まままま,大杉君,こっちに座って」
といいつつ,小梅との間に割って入って座るw。
「大学の綾南大の文学部受かったんだって?(ウォー,おめでとう)
 若いのに司馬遼太郎を読み込むだけに有意義な学生生活になるんだろうな」
(なぜ僕の愛読書が司馬遼太郎だって?)
「私が話したんです」
中嶋「親娘,仲がいいんだね」
「いいえ,全然!」

プロジェクトリーダーとしての恭一郎の武勇伝を
誇らしげに語るメンバーたち。
部長昇格ならないことを惜しむ面々に
「部長なんて器じゃないから…。ロビーで皆に拍手されたとき
 これで定年までこの会社で頑張れると思った,それで十分だよ」
健太先輩に「小梅のお父さんかっこいいね」と言われ
まんざらでもない小梅。

そこへ,携帯メールが入ったかと思うと律子と律子パパが
川原家に乱入!
「えぇ!温泉旅行ばれちゃったの?!」
「なんで小梅のパパが知ってるの?」

※後半はやけに頻繁にCMが入るけど,
 三ツ矢サイダーの「親子の絆」バージョン
 いいですねぇ。舘さん出てこなかったけどw


「父親だって,娘のことを知りたいと思っているけど
 わからないから心配しすぎたりするんだよ」と小梅。
「娘だって,学校に遊びに行ってるわけじゃない。
 勉強も難しいし,温泉旅行はさすがに賛成できないけど
 背伸びして大人みたいな行動をとりたくもなるんです」と恭一郎。

入れ替わってよかったという小梅。
さて,おばあちゃん,桃の伝説ってどんなだったの?
「あの桃は,病気の娘を助けたい,この身が入れ替わってでもと
 父親が祈りながら植えた桃で,実を食べただけじゃ
 心と体が入れ替わったりはしない。一方が相手のことを
 命を捨ててでも助けたいと思ったときに身代わりで入れ替わる。
 そして,今度はその相手が反対に相手を心から助けたいと
 思ったときに,2人は元に戻るんだよ。
 ただし…戻った後の7日間が大事。
 2人が仲良く過ごさないと,また入れ替わってしまうからね。
 おまえたちはどうなんだろうね(笑)」

「…おばあちゃんは,小梅と入れ替わったの
 知ってたのか?(まさかね…)」

プロジェクトチーム「部」に井上初代部長がやってくる朝,
恭一郎が自分の荷物を整理していると,
桜木総統役員がやってきた。
「左遷の通告か…」
会議室に呼ばれた恭一郎の前には社長が。
「君には,この会社の改革本部の部長をやってもらいたい」
「えぇ?!私が部長ですか?!」
桜木役員「いい仕事をするにはいいライバルがいないとなw」

部長昇進をケーキでお祝いしてくれたり
うたた寝してるパパにそっとタオルケットかけてくれたり
司馬遼太郎を読んだり(これは先輩と話を合わすためだが)
やさしい小梅は7日間だけなのか…?

7日後ー
「キャーまた入れ替わってる!!」
と,小梅の部屋の鏡の前で叫ぶ恭一郎。
その横でムッとする小梅。「面白くなかった?」

結局,8割方お笑いモードの恭一郎パパでした。
父のアプローチを冷たくいなすかと思えば
ネクタイを直してくれたり,「仕事のことで困ったことがあったら
相談に乗ってもいいよ」なんて言っちゃったり
つかず離れずの距離感がかわいいというかもどかしいというか
女の子って若くても小悪魔だねw

それにしても1時間の通常時間枠とは思えないくらい
多くの内容がぎっしりと凝縮されていて見応えのある最終回でした。
駆け足で端折りすぎという感じもなかったし
時間を余してグズグズな感じもなかったし。
登場人物の将来を見守りたくなる,みんな幸せになってほしいな
と感情移入できるいいドラマでした。



 川原恭一郎(47) … 舘ひろし
 川原小梅(16) … 新垣結衣
 川原理恵子(42) … 麻生祐未
 国枝ひそか(72) … 佐々木すみ江
  ●
 大杉健太(17) … 加藤成亮(NEWS)
 中山律子(16) … 森田彩華
 高木美佳…高山侑子
 小関智弘…大和田健介
  ●
 西野和香子(27) … 佐田真由美
 中嶋耕介(30) … 八嶋智人
 椎名加奈子() … 今井りか
 桜木真一(46) … 高田延彦
 檀峯喜一…伊藤正之
 前田…金児憲史
 三船…宮下祐治
 内崎久子…飯沼千恵子
 立松和子…香寿たつき
 梶野勇児(宣伝部)…柏原収史
 渡辺武志(0062 美生化粧品四代目社長) … 江守徹
 森山礼次郎(常務取締役)…大和田伸也
 渡辺正明(専務取締役)…小野寺昭  
  ●
 両角先生(金八ならぬアルパチ)…田口浩正
 主治医…須永慶
 井村空美 澤野ひとみ 沼崎悠 加世幸一
 


日曜劇場『パパとムスメの7日間』ホームページ
 トップページの写真だけでまず笑えます。

ドラマ『弁護士のくず』ホームページ
 おお,メイン脚本がどちらも荒井修子さんだ!

パパとムスメの7日間(五十嵐 貴久/朝日新聞社)

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