4/5(土)4/6(日)で三ツ峠山に行ってきました。
今年初のテント泊。
今回はテントの練習。過去のテント泊は平地しか歩いていない、
なにせ10kg超えるザックを担いで山を歩いたことのない私。
果たして本当にテント装備で山を歩けるのか試したかったのです。
でも元々が軟弱ですから、いきなりキツイ山は無理。
まだ寒いこの時期、
・雪山じゃなくて
・山頂にはいざという時の為の山小屋があるところ
・家から近くて交通費のかからないところ
を物色していたら、【三ツ峠山】に行き着きました。
ココは本来はテント場はないのですが、事前に山小屋に電話をして確認したところ、
特にダメではないらしい・・・という事で、GO!
【往路】新宿バスターミナル⇒河口湖⇒天上山ハイキングコース⇒府戸尾根⇒木無山⇒四季楽園
【復路】三ツ峠山頂⇒屏風岩経由表尾根⇒憩の森⇒三ツ峠グリーンセンター⇒三ツ峠駅⇒大月⇒新宿
朝、体重測定を済ませ(ザックの重さが14kgというのをチェック)し、
新宿からの高速バスに乗り込む。
バスは乗り換えナシなので便利、今年3回目の利用となりました。
八王子辺りで若干渋滞にはまりましたが、25分遅れで河口湖駅に到着。
天上山ハイキングコース11:00出発です。
もちろん歩きで【カチカチ山ロープウエイ】山頂駅に到着。
家族連れがまったりする中、場違いの二人は【三ツ峠入口】のゲートをくぐって行きます。
登山道に入り、ふー、やっと落ち着いた。
ジロジロ見られるのはなぜだか恥ずかしい・・
ここからはなだらかな樹林帯の中をひたすら歩きます(なので写真無し)
河口湖畔が標高830m程度ですから、目指す1700mまでは標高差870m程度。
アップダウンも少なく、緩やかな尾根歩きなので思いザックでも楽チンです。
2時間ほどで樹林帯の切れる送電線の見晴らしの良い場所に到着。
ココから先は少し歩き応えがあるガレ場もあり。
でもハイキングコースと言うだけあって危険なところもなく、無事約4時間で木無山へ到着できました。
木無山に出ると所々雪がこんもり、4/1頃の寒さで25センチ程度積もったとか。
日のあたる場所はぬかるみ状態。
でも三つ峠山荘から先はほとんど解けていました。
展望地に15:00到着。
曇っていたので開運山頂は明日に期待して、今夜のテント場探し。
先客のテントを発見し、その脇にもう一張りぐらいできそうなのでそこに決定。
少しナナメになっていたのですが構わず張ったら、夜中に滑って辛かった。
この日のテントは3張り。私達以外はクライマーさんのようでした。
山小屋【四季楽園】でトイレを借り(1回¥200!・公衆トイレは使用禁止だった)
自販機でビールを買い(500ml¥550)水も買い(2l¥200)・・・
山小屋の巨大な犬と戯れ・・・夕食開始。
下吉田辺りの夜景がキレイです。
食べてしまえばもう寝るだけ。
・・・がしかし、なかなか寒くて寝付けません。
風がなかったのは幸い。風があったら眠れなかったかも・・・
この日の朝は河口湖畔で気温氷点下1.6度、テント場は氷点下6度位だったのでしょうか?
目が覚めた4:30には外張りが凍っていて、ファスナーがなかなか開けられませんでした。
私達の装備、シュラフはモンベルULダウンハガー#4、同シュラフカバーとシーツの3重層。
マットはモンベルULコンフォートシステムパッド150。
腰周りが冷えるのでホカロン2個装着。
この気温でギリギリだったかも・・・・?
それでもいつしか眠りに着き・・・
目が覚めると朝4:30、テントの外は快晴。
屏風岩の向こう側から日が昇る
朝焼けに染まり始めた富士山、おはようございます
遠く八ヶ岳連峰や南アルプスを眺め・・・
街はまだ眠ってる・・・
6:00に朝食の支度をしていると、(平均年齢65歳くらい?)30人くらいの
団体さんが霜をバリバリ踏み鳴らしながらやってきました。
「新潟から夜中について、朝3:00から歩いてるんだよー。いい天気でよかったよ」
これから開運山に行き、四季楽園で朝食を済ませてまた、新潟へ帰るとの事。
すごい元気ですね!見習いたい!ですが・・・
朝食後、私達も登ります。日陰はまだ霜バリバリです。
テン場から見上げていたら屏風岩の絶壁の上なので怖そうだったけど、
歩いてみたらちゃんと柵で囲われていたので私でも大丈夫でした。
山頂からは絶景が広がります。
最近春霞でもやばかり見ていたので、真っ青な空は久しぶり!
寒くても我慢したご褒美かな~・・・
しばし眺めを満喫し、望遠レンズで自分のテントの位置を確認してみたら・・・
結構斜めってた(笑)
で、さらに近寄ってよーーく見ると・・・
なにかが動いてる・・・きゃー!カ、カラスーーー!!
カラスがテントの前室に置いてあったごみを
引っ張り出しているではありませんか!
・・・ったく。これじゃ家にいるのと一緒だよ。
それ以上散らかされるとまずいので、そそくさと降ります。
テント撤収し、昨日から世話になった【四季楽園のワンコ】に挨拶をし、下山します。
ちなみにワンコは毎日山頂まで散歩しているらしい。
夜中の寒さがウソのよう、8:00で日差しが暑いくらいでした。
屏風岩の脇を歩くと、もうクライマーさん達が登っています。
すごいですねーーー。
その先、崩壊しかけたガレ場を何箇所か通り、
【八十八大師】を拝み、約1時間30分で登山口の【達磨石】到着。
やはりこちらを登りに取ったらキツそうでしたね、私の体力では。
車道に出たら真っ青な空の下、【憩の森】あたりではもう初夏のように暑い、
でも空気は冷たくて清々しい、カラッとした山歩き日和。
後ろを振り返るとさっきいた、三つこぶラクダのような【三ツ峠】がキレイです。
【神鈴の滝遊歩道】の脇には400mもの一枚岩からなるという渓谷が。
碧く透き通った水の色が印象的でした。
歩くにはとても良い散歩道です。
その先の【三ツ峠さくら公園】ではピンクの濃い桜が5分咲きになっていて、
お花見のオマケ付きとなりました。
達磨石から35分ほどで【三ツ峠グリーンセンター】に到着。
ありがたい、入浴タイムです。
駅まで徒歩20分ですが、タクシーで・・・と怠けて聞いてみると、
職員の方が電車の時間に合わせて送ってくださるとの事。
まーーなんて親切な!
安心してここの食堂でお昼(ビール)にしました。
昼間から頂くビールはキク~!!至福の時デス。
駅まで送ってもらうと、【三ツ峠駅】の名前の上に三つこぶがお見送り。
ローカル線に揺られ、座ったと同時に眠りに付き、
大月駅で目が覚めたらTシャツによだれが(恥)・・・(誰も見てないよね?)
気持ちの良い山歩きの出来た二日間でした。
少しは練習になったかな・・・?(今日は筋肉痛だし)
でも担ぎ手はどちらかというと山の上ではなく、普通のキャンプ場とかの方が好みみたいです・・
そりゃ、誰だって重いのイヤですもんねぇ。
でもそれにも負けない何かを求めて行きたくなるものですけどね。
ダンナをその気にさせないと・・・(作戦作戦)
sanae隊の足元ぐらいには及んでみたいな、と!
夜、山の上から夜景を見たのは初めてで嬉しかったです。
うまく撮れてはいないのですが、今回頑張って三脚を担いでいったので、いつもよりはガビガビにならなかったです。
でも星空は・・・撮れませんでした。
何より撮り方を忘れて・・・技術不足です。
取説まで持って歩かないと使いこなせないレベル・・(恥)
お天気のいいときでよかったですね。
富士山他眺めが最高です。
テントデビュ~おめでとうございます(^^ゞ
この時期でまだ氷点下だったのですね。
寒くて眠れない体験もまた良い思い出で
病み付きになったりして(笑)
私もよく行くよ・・・・と自分を笑ってます(^^ゞ
もうバンバン行っちゃってください、すぐに元がとれますから(^_-)-☆
夜景がまたいいですね~
いつもあんなにきれいに撮れないです^_^;
なんとか無事一晩過ごせましたが、先週だったら大荒れだったようなので相当まずかったですね、1週間ずれててほっとしました。
登っているとき、河口湖方面からヒューヒューという音と共に結構な風が吹いていたんです。
テント設営している間も風が吹いていて、ちょっとまずいかも・・・と思ったのですが、それからピタリ、と風がやみまして、ええ、朝まで無風神様ありがとう。
あの風が収まっていなかったら、間違いなく私は犬小屋に駆け込み、一晩泊めてもらってましたね。
だってものすごく大きいワンコで、毛もふさふさなんですもん。
そういえば私も山歩き始めるまでは冷え性の寒がり大魔王だったんですが、なんだか最近暑がり大魔王に代わりつつあるようで・・・
夏より冬のほうが歩きやすいと思うようになりまして・・ああ、ダイエットしなければ・・
今年は例年に比べて寒いので、三つ峠とは言えテント泊、大変でしたね。自分は寒さにそれほど強くないので、テント泊はGW以降でないとやる気が出ないです。しかし、やっぱり泊まった人だけが堪能できる世界ってありますよね。
私は林道(舗装道路)でスタートするのが苦手でして、その為こちらを下山に選びました。
下山の時の舗装道路は全然苦じゃないんですよ!むしろ眠ってても歩ける安心感で(笑)結構好きなんですが、登山口に着くまでが舗装道路だと気持ちが萎えちゃうんです・・・もう帰りたくなっちゃう。
不思議なクセ?です。
山頂からの眺めは予想以上でした。
テントの空気穴から富士山が見えるってすごいなー、と思いました。
なんか、大きいんですよ、富士山がすぐ隣にいるみたいな。
冬に行ってもいいかな~と思いました!
私たちは上った事があります。
その頃私たちはハイキングばかりで、
靴やザックなどちゃんとした装備をしていず、また、
他に登る人も誰もいなくて、登っても登っても
展望が開けず、つまんなくなって途中で断念しました。
でも、山頂の眺めはこんなにすばらしいんですね。
今度機会があればまた、別ルートで登ってみよう。
山頂の3つこぶがかわいい山ですよね。