カラダよろこぶろぐ

山の記録と日々の話

外秩父七峰縦走・完結編

2008-04-21 | ヤマのこと

昨年も参加した東武鉄道のイベント「外秩父七峰縦走ハイキング」
残りの20kmを昨日4/20(日)歩いてきました。

一日で完歩するのが当たり前のような健脚者ばかりの大会なので、残りはどうしよう・・・
とちょっと悩んだのですが、
「物事は最後まで成し遂げなければ本質は見えない!」
と考え直し、キッチリ参加してきました。

昨年は天気もよく暑いし初参加、それだけでバテバテだったのですが、
今年は小雨降る中、立ち止まると寒い、という状況だったので体力的に楽でした。
 
私なりに記録を残しておきます。(注:長いですよー)

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【外秩父七峰縦走ハイキング・前半】



初参加の昨年2007年、スタートは7:40と遅かった私たち。
それでも参加者の熱気ムンムンに押され、登山道が渋滞してしまうので、
後ろから急かされ、いつもにないハイペースで進むしかなかった。
前半戦の辛かったポイントは「官ノ倉山」「和紙の里」から「萩平」の車道歩き約2時間。
その後の「笠山」への標高差537mのいっき登り。
山頂直下では結構な人数が木にもたれかかり肩で息をしていました。

私も辛かったのですが山頂までは頑張った。
でも山頂に着くなりハイペース過ぎて貧血寸前
ちょうどお昼でおにぎりを開けたのですが、バテバテで喉を通りませんでした。
その時、隣でりんごジュースを飲んでいる人発見!
(あまりにおいしそうでしたので、今年は持っていきましたよ)
そんな素敵なものは持っていなかったので、無理やり半分水で流し込み、
先へ進んだのが忘れられません。

「笠山」から「堂平山」までは137m下り、176m登り。
その先の「剣ヶ峰」までも50m程度の(表の▲▼部分)
小さいピークのアップダウンが結構あります。
リタイアした白石峠までスタートから19.9km
そこからバス停まで下山22kmで2007年は終了でした。
ちょうど半分の白石峠でコースタイム6時間、累積標高差で約1257m。
ちゃんと調べてみたら、低山ハイクといえども結構キツイ理由が解りました。

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【外秩父七峰縦走ハイキング・後半】



今年は昨年リタイアした「白石バス停」まで臨時バスで移動、
「白石峠」まで55分登ったところからがスタートとなります。
バスが8:30からのところ早めに行ったらやはり走っていましたので、
8:00小川町駅出発。
9:00白石バス停スタートです。

前日までの雨で、所々登山道は川になっていました。
白石峠から見るだけでウンザリな丸太の階段を登ると、その後又大きく下り。
100m上がって120m下り、そしてまた80m上がって200m下ったら車道かよっガックリ。
後半戦の辛かったポイントはこの「大霧山」までの登った分下る、
「エ~?なにやってんの~無駄じゃ~ん」とも思える(笑)大きなアップダウン。
そして車道歩きでも「牧場ソフトクリーム」が目当の

楽しい「二本木峠」までの道のりのあと、最終CPを通過して安心した身体に
容赦なくダメージを与えるゴールまでの車道2時間地獄、でした。

今回は半分からがスタートだったので、完歩で気合のはいった方々と一緒になる事も少なく、
マイペースで歩ける比較的静かなハイキングで「登谷山」までは快調に、
楽しく歩けたのです(1回転んだけど)

が「釜伏峠」で「日本水とフルーツと漬物」を頂き(無料)
後は車道をチンタラ下るだけ、と甘く見ました・・・
そこから先が遠いっ!ウワサ以上!
途中で足は痛くなるは眠くなるは、で、だら~んだら~ん。
早くビールのみたいよー、タクシーに乗りたいよー・・・
とブツブツ言いながら、やっとの思いでゴールに到着16:00。
後半ここまでの標準コースタイム6時間、累積標高差635mでした。

よく調べたら、前半後半共に6時間ずつ計12時間。
コースタイム通りに行けば、朝6:00にスタートすれば締切り18:30までに
ゴールできそうなコース設定になっているんですね。
ま、人間の身体はキカイじゃないですから、徐々に疲労は溜まり、
コース通りにはいかないものですケド。
どちらにしても私には体力的に1日で完歩は無理なハナシです。


ところで2008年からゴール場所が変更になったとのことで、ゴールしてから
寄居駅までまだ30分も歩かなければならなかったのです。
ゴールで美酒を開ける余裕もなく駅へ。
今日の洗濯物と明日の仕事の事を考えると帰路2時間、一刻も早く家に帰りたくて、
電車内でビール(スイマセン)飲みながら爆睡で帰ってきました。

でも2年越しとなった七峰縦走も無事完歩と認められ、


(なぜにみんなモスグリーン?)

商品を頂きました。
2種類から選べるということでしたので、帽子とポーチそれぞれ頂きました。

一日で完歩される方は達成感がすごいことでしょう。
でも半分でもこういった大会に参加することで、いかに自分がヘナチョコかが解ったり、
何か大きなイベントには多くのボランティアや地元の方々の助けがなければならない、
人の温かさもいつもより増して感じられたりと、
普段得られない事を感じられる良い機会だったと思います。


二度目の参加は99%ないですけど(笑)よい思い出になりました




※尚、累積標高差は個人で調べたおおよそのもの。
感想はあくまで私の主観ですので「なるほどね~」程度にご覧くださいね。








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2 コメント

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おつかれさま~ (nobu)
2008-04-22 13:11:29
大勢で昇り降りするのは結構きついですよね。
どうも自己のペースが保てなくて
大失敗(相棒が)した事があります。
あの、「大混雑した涸沢」への行きの行程です。
山小屋へ着く頃にはバテバテでした。

下りのダラダラ車道歩きも結構きつい。
でも、山って大抵下りがダラダラしてますよね。

大勢の人がいる大会に参加する、いい経験されましたね。
次回はもういいんですか?
常連さんと仲良くなれるチャンスかもしれませんよ 
って、おっきなお世話ですよねっつ。
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ホントに (cyu2)
2008-04-22 20:36:41
自分のペースで歩けないのは、山でも実生活でも辛いものですよね。
好きなことをする為に山に行っているのに、自分のペースで楽しめないなら本末転倒・・・
な気もするんですが(笑)
時には自分に負荷をかけるつもりのイベント参加もいいかな?
という感じでした~。

>常連さんと仲良くなれるチャンスかもしれませんよ

それがねぇ、nobuさん。参加される方の80%以上は「明日は休み」という方達なんですよ(多分)
60歳以上の方達がほとんどかな?と。
私レベルで「お若い方は・・・」と言われてましたから
もともと私人見知りだし(?)体力なさ過ぎて皆さんに迷惑かけるから駄目です~
 
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