カラダよろこぶろぐ

山の記録と日々の話

タケ山からシダンゴ山へ

2023-01-21 | ヤマのこと

丹沢の西にある”シダンゴ山”
一度は行ってみたかったのでタケ山経由で訪れてみました。


(山頂の馬酔木の蕾)

2023.1.19(木)新松田駅から"寄(やどりき)"行きのバスに乗り”田代向バス停”で下車



駅を降りた時は今日は寒くない、と思ったけどバス停降りたら空気が変わって霜が降りていた。
橋を渡り、道標に導かれて25分ほど車道を歩き、



集落の途中”近道”と書かれた細い道を上がると開けた場所に出た
ここは八坂神社というところらしい、ベンチがあったので支度を整え、



道なりに進むといつの間にか山道に入っていた。
んーーーいきなり大きな塩ボトル、ここも出るのか・・・



しばらく植林の薄暗い道を登っていくと、



!!
「山ヒルの猛攻に注意」って!
猛攻ってことは、上からも降ってくるタイプの・・・



またしばらく登ると”炭焼窯跡”



ここにも!
重ね重ねの注意喚起、かなりな攻撃が予想されますが怖いもの見たさで経験してみたい気も・・・しませんよ



ずっと植林かと思ったら、ふっと丹沢らしい雑木林の尾根になり



しばらく気持ち良く登っていき、



火山灰のような黒くてざらざらな道に変わると急に開け、振り返れば江の島



タケ山展望台に出ました
なるほど眺めが良い♪



先週は東側から、今日は西側から。
方向変えて眺めるのもなかなか楽しいものですね



鍋割山稜の向こう、尾根の途中でキラッと光っているのは花立山荘かしら?
塔ノ岳はここからは見えない、丹沢山地って改めて眺めるとやっぱり大きいなぁ



と、ここは展望台で山頂ではなかったので先へ進みます。
何かの木?のトンネルを抜け、富士見台では富士山は見えなかったのでスルーして、



タケやま山頂 植林の中でした。
このあたりまでは”虫沢古道を守る会”さんのおかげで道標があちこちにありありがたい。
そしてここにもご覧の通りの塩BOX(;´Д`)



山頂からは一旦下り、林道にでます
ここからシダンゴ山方面の巻道?と”ダルマ沢ノ頭”経由でシダンゴ山の2つのルートがありました。
今日の行程は短いので、ダルマ沢ノ頭経由で行きましょう。





この辺りにもミツマタの木が数本あったけど、
花が咲くころには猛攻されるんでしょうね・・・想像しただけで鳥肌( ;∀;)



何の情報もなく登り始めたら、長い長い・・・
九十九折れに急斜面を登っていく、登山道というよりは作業道?
九十九以上折れたんじゃないかしら・・・ってほど薄暗い杉林の中を延々ジグザグと登り、



やっと着いた~と思ったらここも植林の中
たくさんある道標に”雨山峠6.4km”とあった、ここから鍋割山に続いているのか~



そしてあんなに登ったのにこんなに下る
またしても階段地獄、何これ既視感・・・



最後に急な鉄階段を降りると車道に出た
改めて地図をみたら、さっきの登り口から林道歩いてくるとここまでたったの20分だった。
1時間もかけて登って降りてきたのに・・ま、トレーニングしたという事で。



そしてシダンゴ山へ登り返し、



馬酔木のトンネル抜けたら



シダンゴ山、山頂でした。
正面に見えているのは、鍋割山から続く”檜岳山稜”
公共交通機関では行きにくい場所にあるので、まだ歩いたことはありません



さっき見えなかった富士山がちらっと。
シダンゴ山名前の由来は、この山の上に居住し仏教を宣揚したといわれている仙人の呼び名から、らしい。



寄バス停方面への道は、今来た道からすればお散歩のような道。
ゆるゆる集落に降りて、道なりに登り返して今日の最終目的地へ
途中”鍋割山方面”の道標、以前ここからくぬぎ山経由で鍋割山に行ったはずなのだけどここ通ったのかな?



これとセットで来てみたかったのでした



なんと入園料500円



蝋梅は5分咲きといったところでしたが、陽がすっかり陰ってしまい映えない写真ばかり量産



園から集落を見下ろす
売店で昼食にしようと思って行動食だけで降りてきたのだけど、見合うものがなくておしるこで我慢
寒さをしのぐ場所がなく、早く帰りたくなってもこの時間帯バスがない、2時間に1本
期間中くらい1本増やしてくれたらなぁ、バス待ちの列も長くなってるのに、と内心思う。
(ここは富士急なので・・・めいっぱい小声)

ロウバイ園から早めに降りたらまだバスの時間まで50分もあるというのに、ベテランの団体さんが並んでいたので、
乗れなくて更に一時間後のバスとかになったら凍えてしまうので、仕方なく列に並ぶ。

陽も差さない寒空の中、じっと立ったままバス待ちの50分が今日一番辛かった(*_*;
満員のバスに揺られて新松田駅まで腹ペコのまま戻りました。


ロウバイまつりの時期に山歩きでこのバス路線を帰りに使うのは、リスキーだと学ぶ。
近くの宮地山には行かなかったけど、今日の行程の8割程度が植林だったので
個人的にはシダンゴ山よりタケ山とそこへ繋がる虫沢古道の方が好きかな~。






【行程】新松田駅BS7:20・・・田代向BS7:45⇒八坂神社8:20⇒タケ山9:30⇒林道9:45⇒ダルマ沢の頭10:25
    ⇒林道10:50⇒シダンゴ山11:00~11:25⇒寄BS12:30⇒ロウバイまつり⇒寄BS14:35・・・新松田BS14:55

    ☆田代向BS降りて橋を渡ったところに地図にはなかった公衆トイレ有
   
    累積標高差=登り:935m 下り898m
     


     

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