2015.8.12(火)~13(水) 山形県の大朝日岳へ行ってきました
前述の通り夏山に行けるのかどうか?直前まで解らなかったので縦走は諦め、
岩手への帰省の途中でも行けそうなひと山だけを目指します
予約だけは取っておいた新宿→山形駅の夜行バスに乗り、左沢線に乗換えます
山形駅前のコンビニで昼食やビールを買いザックに詰め込みました
今日は避難小屋泊なので、久々にシュラフらや水・食料やらでザックが重い(^_^;)
左沢駅からは予約しておいたタクシーに乗り、登山口のある”古寺鉱泉”まで約1時間
途中はひと気のない道だったけど、駐車場はかなりの車が停まっていました
ビックリするような昭和レトロな古寺鉱泉、宿泊も可能なようです
宿の脇が登山口、9:00 ゆるやかに登り始めます
大朝日岳を目指すにはいくつものコースがありますが、
この古寺鉱泉のルートは整備が整っているとの情報です
水場も3か所あるので歩きやすいだろうと選びましたがその通りでした
東京に比べればずっと涼しいのですが、この日午前中は無風、
このあたりも雨が全然降っていないそうで、カラッカラに乾いて土埃舞うような登山道でした
暑くて暑くてヨレヨレしながら辿り着いたひとつめの水場”一服清水”
この水のキンキンに冷たくて美味しい事と言ったら!!!
一服どころか駆けつけ3杯飲まずにはいられません、ここで一旦息を吹き返しました(o^^o)
3時間弱でようやく樹林帯を抜け、眺めが得られるようになりましたが、
曇っていても暑いのは変わらず じわじわと疲労と夜行バスの睡魔が襲ってきます
(水場・三沢清水は殆ど出ていませんでした)
ふっと前が開けたらそこが”古寺山”前方にこれから進む稜線が見えました♪
すぐそばの大きいピークが”小朝日岳”
遠くに丸みを帯びて見えるのが今日の目的地”大朝日岳”らしいです
ここで大休止、睡魔に勝てず10分ほど眠っておにぎり1個食べ、元気を取り戻しました
小朝日岳のピークは巻くことも出来るので、私は体力温存で巻道へ
ダンナだけデカザックのまま小朝日岳へ
合流地点までは急坂、そこからも急坂を下って
振り返ると小朝日岳の壁と雪渓
さてここからが楽しい稜線漫歩のはじまり~
というところで怪しいなぁ・・・と思っていた空から雨が降り出しました(泣)
今日は晴れ予報、タクシーの運転手さんも「今日は雨降らないでしょう」って言ってたのに
合羽の上だけ来ていたけど途中でスコールのような雨Σ( ̄ロ ̄lll)
慌ててズボンを履いたら更に強風とザーザー雨・・・
なんで私が山に入ると雨?
こないだの北岳以降、雨が降らない日が続いていたのに
この夏は暑すぎるほど晴天が多かったのに
3週間ぶりにやっと時間が取れて山に来れて、これから今日のハイライトってとこで降る?
どーゆーことぉおおおーーーー??
・・・もう怒り通り越して笑っちゃう、なんでいつも?
神様はどうして私に意地悪ばかりするんだー!
とぼやいてみたところで更に風雨は強くなるばかり
雨風に耐えながら黙々と歩いてたら、みっつめの水場に着きました
”銀玉水”も登山道から30秒ほどのところにありしっかり出ていたので、
ここで今夜~明日の分も汲んでいきます
またしてもザックにずしり この時点で水分だけで5キロ弱担ぐことになります
ここからは階段状の登り
雨も上がり、お花もちらほらと姿を現し始めました
振り返れば今日歩いてきた稜線が 「頑張れ」と後押ししてくれる
雨でしまったカメラを出すのもおっくうで、ダンナの防水コンデジ借りて花を撮る
なんだか最近、雨が降ると面倒くさがりになっちゃった
だけど今 自分の足元で風に揺れるお花たちと同じ空気を吸って、
無心で歩いてたらいつの間にか雲にも空にも近くなって、
見渡せば山ばかりの静かな風景が広がっていて
こんな風に自然と共にここにいれる瞬間の心地よさ、それだけでもう十分でしょう
シアワセな今を五感で感じ、記録じゃなく記憶に残せばいい
お花を写真に残すことなどもう 自分にとってはどうでもよくなっていました
見下ろす斜面には1か月も前に会ったはずのニッコウキスゲがぽつんぽつん
足元にたくさん咲いているのは、たぶん初見の”ミヤマクルマバナ”
北のお花たちに会う機会はなかなか少ないのでとても新鮮な気持ちでした
雨が止んだら風が強くなり、ぎゅんぎゅん雲が流れていく
おーっ♪ 青空も出て来たよ?
わー、こんなところを歩いていたんだね キレイだね
中岳と雪渓が近づいて
ようやく大朝日避難小屋が見えてきました
長くなったので後半へ続きます
前述の通り夏山に行けるのかどうか?直前まで解らなかったので縦走は諦め、
岩手への帰省の途中でも行けそうなひと山だけを目指します
予約だけは取っておいた新宿→山形駅の夜行バスに乗り、左沢線に乗換えます
山形駅前のコンビニで昼食やビールを買いザックに詰め込みました
今日は避難小屋泊なので、久々にシュラフらや水・食料やらでザックが重い(^_^;)
左沢駅からは予約しておいたタクシーに乗り、登山口のある”古寺鉱泉”まで約1時間
途中はひと気のない道だったけど、駐車場はかなりの車が停まっていました
ビックリするような昭和レトロな古寺鉱泉、宿泊も可能なようです
宿の脇が登山口、9:00 ゆるやかに登り始めます
大朝日岳を目指すにはいくつものコースがありますが、
この古寺鉱泉のルートは整備が整っているとの情報です
水場も3か所あるので歩きやすいだろうと選びましたがその通りでした
東京に比べればずっと涼しいのですが、この日午前中は無風、
このあたりも雨が全然降っていないそうで、カラッカラに乾いて土埃舞うような登山道でした
暑くて暑くてヨレヨレしながら辿り着いたひとつめの水場”一服清水”
この水のキンキンに冷たくて美味しい事と言ったら!!!
一服どころか駆けつけ3杯飲まずにはいられません、ここで一旦息を吹き返しました(o^^o)
3時間弱でようやく樹林帯を抜け、眺めが得られるようになりましたが、
曇っていても暑いのは変わらず じわじわと疲労と夜行バスの睡魔が襲ってきます
(水場・三沢清水は殆ど出ていませんでした)
ふっと前が開けたらそこが”古寺山”前方にこれから進む稜線が見えました♪
すぐそばの大きいピークが”小朝日岳”
遠くに丸みを帯びて見えるのが今日の目的地”大朝日岳”らしいです
ここで大休止、睡魔に勝てず10分ほど眠っておにぎり1個食べ、元気を取り戻しました
小朝日岳のピークは巻くことも出来るので、私は体力温存で巻道へ
ダンナだけデカザックのまま小朝日岳へ
合流地点までは急坂、そこからも急坂を下って
振り返ると小朝日岳の壁と雪渓
さてここからが楽しい稜線漫歩のはじまり~
というところで怪しいなぁ・・・と思っていた空から雨が降り出しました(泣)
今日は晴れ予報、タクシーの運転手さんも「今日は雨降らないでしょう」って言ってたのに
合羽の上だけ来ていたけど途中でスコールのような雨Σ( ̄ロ ̄lll)
慌ててズボンを履いたら更に強風とザーザー雨・・・
なんで私が山に入ると雨?
こないだの北岳以降、雨が降らない日が続いていたのに
この夏は暑すぎるほど晴天が多かったのに
3週間ぶりにやっと時間が取れて山に来れて、これから今日のハイライトってとこで降る?
どーゆーことぉおおおーーーー??
・・・もう怒り通り越して笑っちゃう、なんでいつも?
神様はどうして私に意地悪ばかりするんだー!
とぼやいてみたところで更に風雨は強くなるばかり
雨風に耐えながら黙々と歩いてたら、みっつめの水場に着きました
”銀玉水”も登山道から30秒ほどのところにありしっかり出ていたので、
ここで今夜~明日の分も汲んでいきます
またしてもザックにずしり この時点で水分だけで5キロ弱担ぐことになります
ここからは階段状の登り
雨も上がり、お花もちらほらと姿を現し始めました
振り返れば今日歩いてきた稜線が 「頑張れ」と後押ししてくれる
雨でしまったカメラを出すのもおっくうで、ダンナの防水コンデジ借りて花を撮る
なんだか最近、雨が降ると面倒くさがりになっちゃった
だけど今 自分の足元で風に揺れるお花たちと同じ空気を吸って、
無心で歩いてたらいつの間にか雲にも空にも近くなって、
見渡せば山ばかりの静かな風景が広がっていて
こんな風に自然と共にここにいれる瞬間の心地よさ、それだけでもう十分でしょう
シアワセな今を五感で感じ、記録じゃなく記憶に残せばいい
お花を写真に残すことなどもう 自分にとってはどうでもよくなっていました
見下ろす斜面には1か月も前に会ったはずのニッコウキスゲがぽつんぽつん
足元にたくさん咲いているのは、たぶん初見の”ミヤマクルマバナ”
北のお花たちに会う機会はなかなか少ないのでとても新鮮な気持ちでした
雨が止んだら風が強くなり、ぎゅんぎゅん雲が流れていく
おーっ♪ 青空も出て来たよ?
わー、こんなところを歩いていたんだね キレイだね
中岳と雪渓が近づいて
ようやく大朝日避難小屋が見えてきました
長くなったので後半へ続きます