なんだろうこの淋しさ、むなしさは
<美しき人>
貴方に出逢えて、もう14年の歳月過ぎようとしています
貴方は突然私の眼の前に現れて
私を絶望の暗い闇から救い出してくれた
貴方が傍にいて下さり
その姿で私を幼子のように
無垢で無償の愛を教えてくれた
私はただ、ひたすらに
美しき人の影を追いながら
生きるすべてをかけて
貴方を愛し、恋し、
言葉が生まれて、つづり続けて
気がつけば
14年の歳月が流れていた
今の私
終の棲家にたどり着き
病に負けてしまったの
老いに負けてしまったのだろうか
心が痛くて、眼が痛くて
あの激しい愛
あの恋しほど切ない想いは変わらいと思ってるけど
終の棲家への
雑多な出来事、そして、この体が重くて動かずに
日々が過ぎて、
気が付けば、もう、私は、あの扉を閉じられてしまった
<あなたはもう、入室は出来ないと、冷たく人間ではなくつくられて音声で>
思えば14年前
心ある雄志が無償の愛でつながったグループだった
誰もが
<美しき人>
貴方への心があつく伝わる言葉が優しかった
思えば
貴方も今ではビックになられて「ハリウッド」スターですね
もう、私は老いて、あの大きなスクリーンでは出逢う事も出来ないから
もう、私には、
<美しき人>
貴方の影を追う事も出来ない
もう、貴方の傍を離れても
ただひたすらに
あの無償の愛を届けましょう