今、この場所から・・・

いつか素晴らしい世界になって、誰でもが望む旅を楽しめる、そんな世の中になりますように祈りつづけます。

韓国に出逢って・・・

2008-10-30 13:58:56 | Weblog
私は、イ・ビョンホンさんに出逢うまでは、自分の人生で、これほど、違った価値感を体験出来るとは、思ってもいなかった。

5年ほど前までは、正直に言えば、韓国に対して、あまり良い印象を持ってはいなかった。

私の住んでいる街には、駅前通りに3軒のパチンコ屋さんがあり、特に開店日?(私はパチンコや賭け事はしたことがない)と証する日には大勢の人が並ぶ!その中で、ひときわ大きな声で、まるで、わめきたててる(表現が悪くてごめんなさい)話している人たちがいて、もちろん、その中には、日本人も多くいたと思うが・・・

朝の忙しい時間に、歩道を我がもの顔でふさいでいる姿は、とても不快な思いで観ていました。
<今は、病気の為に、外出が出来ないから、どのような状態かは、わかりませんが・・・>

とにかく、韓国語は、決して、耳ざわりの良いものではありませんでした。

ですが、イ・ビョンホンさんに巡り会えて、はじめは、その『存在感』の大きさにただ、ただ驚きと、感動で、夢中になっていましたが、ある時期から、イ・ビョンホンさんを通して、多くの韓国(朝鮮)の文化や、歴史を、考える機会に巡り会えて、それまで、私が感じていた、韓国に対する感情とは、大きく違ってきました。

もちろん、どんな国でも、人間的に素晴らしい人がいて、又、悪人もいる事はわかります。

ですが、文化は確かに違う事は多くありますが、歴史の中でのかかわりの深さを、実感として感じたのは、私自身が、64年前に朝鮮半島のどこかで、生れた事の意味を深く考えるようになりました。

確かに、政治的には多くの問題がある事は理解できますが、簡単に解決する事は難しいでしょう・・・

けれど、もう、止める事のできない、韓国と日本の文化交流は、誰が見てもわかる事だと思います。

確かに、韓国のすべてを受け入れたわけではありません、正直に「なぜ!」「どうしてそうなってしまうのか」と疑問に思うこともありますが・・・

少しずつ、理解する事で、あんなに、耳障りだった「ハングル」が、静かに、心落ち着けて聴いていると、不思議と、美しい響きで、まるで、シャンソンの響きのような気分になる事もあります。

これからまだ、多くの問題が出て来るかも知れませんが、何より、争いではなく、お互いの人間を、文化を、尊重しあえる、間柄でいられたらと、願っています。

今の私が、知識として、学べるとしたら、日本や韓国の映画やドラマの中で知る知識です、もちろん、映画やドラマが、真実を教えてくれるとは限りませんが、その中から、真実を見出せる「目と感性」を持ち続けて、行けたらと願っています。

御読み頂けて、感謝いたします。